最初、掃除の話かと思ったんですよ。断捨離とかね。
ではなく、生活全般の整理の話でした。
もちろん、物を減らしましょ、みたいな話もあり、服は2年着なかったら捨てましょう、とかバッグも数を持たないみたいな話もありますが。
予定は一日二つまでにしよう、とか、これは仕事をしている人への話ですが、午前中が1番元気なので、難しい仕事は午前中に。午後は食事の後だから、少し単純ない作業にとか。
食事も、満腹になるまで食べない方がいいよ、眠くてなってしまうので。睡眠は6時間以上は取りましょうとか。生活全般の話をしています。
思わず、ふんふん、と読みふけってしまいます。当たり前のことなんだけど、出来てない事が多い。
寝る前にスマホは見ない!とか。
そうなんですよ、眠れないって事はないのでスマホ見てて寝落ち、なんだけど。でも、脳のためには刺激が強すぎるようで。
中でもなるほど!と思ったのは
どうもバタバタしていて物事がスムーズに捗らない場合。まず、身の回りの片付けをしましょう!と。視界に物がごちゃごちゃしていると気分が落ち着かず集中できないと。
まあ、人にもよるかなと思うんですけどね。たまに大学の先生とか、本の山の中に居たりするから、物が多い=ダメ👎ではないかもですが。確かに、私はテーブルの上が空っぽで辺りに何もない時は気分がいいです。できないのも本音ですが。今も、紅茶のカップ、ペン、メモの紙、箱ティッシュ、時計、小さなハサミ…などなど、ちょっとしたものが雑然と。そばの棚にも読みかけの本3冊、辞書、メモ用の紙の束、作業中の資料が2種。
当然、それらが収まるスペースは作っていたのに、元に戻さない、のがいけないんですよね。片付けてもまた、出すだろう、と思うけど一日の終わりに一旦戻さなくてはね。
そして、私が今、1番面倒なのが、母の物。戸棚には印鑑(ハンコとシャチハタ)マイナンバー、診察券、介護タクシーさんたちの名刺などが入ったポーチ、本棚に領収書や役所から送ってくる書類のファイル。これが、結果カサが高い。人間1人生活するのだから必要なんだろうけど。
内科、薬局、歯科、外科、鍼灸(マッサージ)の領収書と診察券明細、役所からは介護保険のお知らせ、高額医療の払い戻し金、国民健康保険の記録などなど、毎月かなり沢山の書類を送ってくる。出来れば領収書はまとめて整理したいが、毎日なんかしら郵便が届くので開けて一時保管の袋に入れて週末に整理する。
妹が、お母さんにかかった経費はちゃんと貯金から取ってね、と言うが、取るためには、記録が必要。歯科の支払いは私、内科と薬局は引き落とし、時たま施設の預かり金(レクに必要な物の購入や、ヤクルトやパンの販売を買ったり、鍼灸のマッサージはここから)が、少ないので振り込んでね、とか。
オムツやパッドも私が買って持って行く。歯ブラシや歯磨き粉(母は入れ歯で調子が悪いのでちょっと高級な物を)トイレットペーパーやらティッシュ、たまに新しい下着やら靴下、衣類も交換する。靴下なんかも意外と傷むんですよね、なぜか。わっ!穴が空きそうとか慌てて買うので、精算が後回しになったり。
自分の分もあるけど、母の方が施設で暮らしている分、書類が多い。去年は税金の申告をする時に結構大変だったので、なるべくマメに整理しなくちゃ。
本によると、今日は半日空いてると思ったら、片付けの日、とか決めてしまいましょ、と。
思うに、生活する時間にも、場所にも余白を沢山持っておく事、それが気持ちが落ち着くコツだと思ったわけです。
この本、ちょっと面白いですよ。図書館で見てみては?
(本は買わない。借りるか、古本を買ってすぐ売る。本棚にも余白を作ろうとしています)
昨日のお出かけ案件(予約していた練習室の支払)、夕方になりました。ギリギリに滑り込んで、ごめんなさい!複数件あるのを全部別の用紙にしてくださる?!とお願いしたら受付のお姉さん、うっ!と言う感じで、少しお時間頂戴します。15分くらいかかっても大丈夫ですか?と聞く(少し、時間かかるからやめてくれん?みたいな)ごめんなさい🙏💦と頼みました。おもむろにソファに座って待とうとしたらものの8分くらいで、できました!わあ!仕事ができるこの人。やはり若くて事務能力ある人は上手に確認するなあ。日頃からの仕事の仕方を工夫してるのがよくわかる。
本によると、ホントに仕事の出来る人はバタバタしない、とある。無駄なない動きで効率よくやる。
そーいえば、昔の職場の上司、結局どこかの大学の教授になったが、とにかく賢い人だった。朝9時にきて、5時に帰る。いつも机の上はものがない。質問すると、ん?と考えて二言くらいで、「〜ですね」あ!そーか!とすごくわかりやすくて、納得した時にはもう、デスクで別のことを始めている。年度末の事業報告会では、大学出たての新米でもすごくよくわかる説明で他の人の半分以下の資料だった。Nさん、お元気かなあ。痩せた小柄な方が、ふふっと笑った顔がとても可愛らしかった。
Nさんみたいな人生、目標にあがいてみよか。


自宅近くに着いたら、真っ暗だった。

