アマングループのセールスからお電話。そういえばメールを頂いていたワ!
インドネシアには5つのアマンがありますが、バリの
アマヌサと
アマンダリの
7、8月限定企画を見に来てくださいとお誘いを頂いていました。
太陽が沈んだ後のアマヌサの車寄せ、柔らかい照明光、甘い花の香りとベルボーイの微笑。
この空気にふれた瞬間から全身が微笑みモードになっています。
アマンのおもてなしです。
昼はインド洋がスカッと見える階段をおりてプールサイドへ。
今夜のステージはきれいに刈り込まれた
芝生の上。
中央にケチャの灯明に灯がともされています。
インド洋から吹く風も、
既にアマンの風。
今夜お食事をするお客様は5組。
観劇だけのお客様の席に座り
よく冷えたシャルドネで喉を潤し開演を待ちます。
バリ島で毎晩演じられるケチャダンスは1934年、ドイツ人のW.シュピースが
奉納舞踊サンヒャンからインスピレーションを得てプロデユースしたのが始まりです。
彼は画家であり、ダンサーであり,音楽家であり、
世紀末アートに沸騰する
ヨーロッパの上流階級のセンスと多彩な才能をもってバリに住んだ西洋人です。ケチャの声が始まりました。楽器を使わないパフォーマンス。
今夜の演目は
ラーマーヤナ物語。
ものすごく長いお話を上手に抜粋して
踊りの見せ場に盛り込んでいます。
ケチャの声はフクザツな多次元和音なのですが、これはまたいつか・・・
西洋人の上品な家族連れ、小さな子供達が、ケチャと同じ動作をして楽しそうに見ています。
彼らのファッションは実にしゃれています。大人も子供もシンプルで着こなしが上手。
上質コットンのラフなドレス、ヒールの低いサンダルは細い皮で足になじんで履きやすそう。
パヒュームもナチュラル系でアマンヌサの花の香りとマッチしている。
さて,ケチャはというと、シータ姫が無事助けられて今夜の演目は終了となり、
ダンサーと記念撮影。拍手におくられ退場、お疲れさまでした。
1930年代、
チャップリンや西洋の洗練された人々がこの島を訪れ、
W.シュピーズに案内を求めました。
彼らもケチャダンスを見たでしょう。
村の集会場に
人数分だけの木の椅子が用意され、冷やした
シャルドネを飲んだのではないかしら・・・
今夜の
アマンのゲストにそれを重ね、当時を想いました。 高級ホテルでパフォーマンスを鑑賞する。こんな楽しみ方もバリにはあります。
せっかくですから
アマンのお食事もいかがですか。
MODE BALI コースを作ってみました。
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