それは8月の祝日 山の日の事です。
突然調子が悪そうだから、ちょっと顔を見に来てと施設から連絡がありました。
ここ数日食事がとれず、点滴で水分補給していると報告は受けていましたが
いつもの事と高をくくり、「いくら」持参で様子を見に行きました。
行ってびっくり
「いくら」どころの騒ぎじゃない、本当に調子が悪そうです。
目の前で手をひらひらさせても反応なし
ただ気持ちよさそうな寝息をたてているだけ
今夜が山か・・・
一瞬そんな風に感じました。
が、そこからお義母さん、底力を発揮します。
次の日、市立病院に救急搬送されてから
突然意識が戻り、話せるようになりました。
92歳という高齢にもかかわらず
会話ができるほどの回復
もしかして、もう少し頑張れるのでは?
と楽観視しておりました。
でも
これがお義母さんの最期のがんばりだったんです。
娘たちと話をし
孫・ひ孫にも会い
最期の最期まで伝えたいことを伝え
静かに逝ってしまいました。
もう年齢的にも精一杯な状況でした。
もう92歳
そうだよね、大往生だよね。
そう思っても、さびしいです。
一緒に過ごした時間はほんの数年
それも。義理の母、おしゅうとさんです。
今となってはわかりませんが、
いたらぬ私を笑って許してくれていたように思います。
ただ、ただ、あわただしく、葬儀・告別式の日程をこなしただけ。
まだ実感がわきません。
今は家の片づけに追われる毎日です。
昨日で二七日(ふたなのか)2週間目
落ち着くまで、もうちょっとかかりそうです。
【今日のねこちゃん】
お立ち台ねこ
なぜか大好きな場所です
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