オーディオ製品のオークションです。もしよかったら寄ってみて下さい。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/mystatus?select=selling
1. Red Rain
2. Sledgehammer
3. Don't Give Up
4. That Voice Again
5. In Your Eyes
6. Mercy Street
7. Big Time
8. We Do What We're Told
Peter Gabriel(Vocal)
Tony Levin(Bass)
David Rhodes(Guitar)
Jerry Marotta(Drums)
Manu Katche(Drums)
1986年リリースの5th。1986年という年はジャンルの多岐にわたり重要な作品がリリースされた年ですね。
ま ずこの年にリリースされたあらゆるジャンルのどの作品より音が良いのではないかと思います。ドンシャリ気味なのですが、この音の良さは未来永劫その輝きを 失わないでしょう。音の良さは説得力を増します。個人的にはとても人柄の良いTony Levinのベースが好きです。
そして、この作 品がソロ5作品目なのですが、やっと一般化した、いや簡単に言うとポップになった。私自身彼のソロアルバムは全てフォローしました。1stはとても気に入 りましたが、それ以降は???って感じです。あまり深く聴きこんでいません。コアなファンにはとても好評の様です。
この"So"は売れま した。MTVにもかなりのPVを提供していました。"Sledgehammer"と"Big Time"は見覚えがあります。そしてこのアルバムがGenesisのシングル"Invisible Touch"を1位から引き摺り下ろしたのが当アルバムの"Sledgehammer"という運命的な偶然を垣間見ました。
沢山の参加 ミュージシャンの中で一番注目されるのは"Don't Give Up"でデュエット参加している"Kate Bush"でしょう。Jerry Marottaは確かKing Crimsonに加入未遂になったと記憶しているんですけど。Tony LevinはKing Crimsonの活動を停止してでもPeterの元に駆けつける良い人です。
良いと思える曲は音の良さも手伝って"Red Rain"、"That Voice Again"、"Mercy Street"、"Big Time"辺りですね。
オーディオの試聴用にもいいかもです。
<List>
Disc1
1. Entry of the Crims
2. Larks' Tongues in Aspic (PartⅢ)
3. Thela Hun Ginjeet
4. Red
5. Matte Kudasai
6. Industry
7. Dig Me
8. Three of a Perfect Pair
9. Indiscipline
Disc2
1. Sartori in Tangier
2. Frame by Frame
3. Man with an Open Heart
4. Waiting Man
5. Sleepless
6. Larks' Tongues in Aspic (PartⅡ)
7. Discipline
8. Heartbeat
9. Elephant Talk
<Member>
・Adrian Belew(Vocal, Guitar, Drums)
・Robert Fripp(Guitar)
・Tony Levin(Bass guitar, Stick)
・Bill Bruford(Drums)
1998年にリリースされた1984年の"Three of a Perfect Pair Tour"の最終公演。Adrian Belewが「King Crimsonの最終公演」と観客に告げた時。その場に立ち会えたからなのか観客も喜んでいましたが、当のAdrian Belewはその時、活動停止を告げられていたのでしょうか?
Discipline Crimsonも3部作で幕を閉じる事になる訳ですが、はっきり言ってよくもったなという感想です。"Discipline"はまぁ、それなりに力(りき)の入った作品であったものの、その後はパワーダウンしていった感が強かったからです。
それから徐々にDiscipline Crimsonも再評価がされていって「やはりKing Crimsonはどの作品も素晴らしい」、「これが本来のプログレッシブ・ロックの進化の一形態だ」みたいな意見を言う人が現れました。もちろんリアルタイムで理解し、素晴らしいと思っていた方々の存在も忘れるわけにはいきません。しかし、"Larks' Tongues in Aspic"~"Red"の頃を黄金期として懐かしむ面々には許せない3部作だったことでしょう。
それでも、許せなかった人達はこのライブを聴いてどのように思ったのでしょうか?導入部が終わり、いきなり"Larks' Tongues in Aspic (PartⅢ)"が始まると、なんとキレキレでテンションが高いの演奏なのだろうか。スタジオ録音盤より全然魅力的ではないかと思った筈です。ツアーの最後なので疲れていただろうに、最後だから渾身の力が入っているのか?
間髪入れずに"Thela Hun Ginjeet"が始まります。本当にこのテンションはすげぇー。全曲と同様アグレッシブ!同時に正確。上手すぎる。リズム隊もすげぇー。
Adrian BelewのMCを挟んで現体制でやっと再現可能になった"Red"。これは憂いがなく明るい"Red"。アメリカ人が2人いるからか?とにかくライブで"Red"を聴く事が出来るのは素晴らしい。
"Dig Me"はこのアルバムで一番つまらない曲。Robert Frippがよくお許しになったものです。
Bill Brufordのドラムソロが終わると"Indiscipline"へ。この曲は呪文のようなギターソロが魅力的な曲です。それにしてもAdrian Belewは歌が上手いじゃないですか。
Disc2もテンションは落ちません。"Sartori in Tangier"~"Frame by Frame"もDisc1同様のハイテンションで迫ってきます。
Waiting Manは3部作の歌ものでは一番好きな曲です。これを演奏してくれたのは嬉しいですね。
そして"Larks' Tongues in Aspic (PartⅡ)"。これも"Red"同様、明るく陽気なKing Crimsonです。
それと対照的に始まるのが"Discipline"ですね。この曲は演奏するのが難しそうです。なにしろ3部作のタイトル曲ですから。この曲も退屈なミニマル・ミュージックだと思っていましたが、聴く度に凄い曲だったのだなと思わせます。
最後はお決まりの"Elephant Talk"。何度も演奏した曲でしょうから、余裕さえ感じます。
アグレッシブで凄まじい。このアルバムを聴いた古参のファンもガッテンしていただけたのではないでしょうか。非常に素晴らしいライブアルバムです。でも未だにKing Crimson名義で出すべきだったのかは疑問です。