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氷月神示 白鳳の53

国之常立神より皆様へ

話は戻りますが、神の分けみたまはやはり親神様と同じく、公平博愛を旨としますから、球体の姿が一番落ち着くのです
球のように中心点から見て、四方八方に等距離であること、これが神様の意識が万物に均等に及ぶ状態であることを意味します
…ですから私共も、何もない時は、球形でいられます
しかし、ひとたび不幸なもののいる場所を見つけますとですね、そこを回復するために、えらく労力を使いますから、エネルギーをそちらへ向けて集中することも、一時的にあるわけです
ここは、みなさん、神さまを誤解なさっておられる場合があるのですが、神様というのは、何も懸念がない時は、じっとしておられます
健康な人に、医者がかまいに行きますか?
ほっておきますよね、普通
それと同じで、神さまも幸せな人、平穏無事な人達には一見、無関心です
内心では、ほほう、旨くやっておるな、結構結構、よろしく頼むよ
と思っておられますが、積極的にかまいに行かれません
その人達の自主努力に任せておかれます
しかし、自分ではどうしようもなく不幸になってしまった人達には、(邪霊もサタンも含めてそうですが、) 何とかして救ってやろうと、ヒントを出したり助け舟を出されます
しかし、人の人生というのは学びのためにあるので、この世で自分に与えられた課題をこなして、少しでも魂(=幽体)のレベルを上げるために、みなさん天国から転生してきておられますので、最後は自己責任になります
あまり手取り足取りしてやると、今度はその人が他力任せで魂が弱くなってしまうからです
なので、神様は適度にかまうけれど、自滅した人は、もう一度天国に戻ってから反省し、(普通の人生を送った人達も皆、天国で反省をしますが)
次回転生した時に、前と同じような課題を与えられて挽回していくことになります
前世でうまく何とか、課題を大体こなせた人は、次世では少しレベルアップした課題を与えられて転生して取り組みます
こうして、学校に通って授業や試験を受けたりするのと同じように、人は様々な面で学びの一生を送ります
(天では、その人の幽体の波動が変動しないので、そのレベルを維持しますが、もっとレベルアップしたい時にはやはり地上に転生して、物質界で感動、発見、納得、懸命、喜怒哀楽等の波動の変化を体験することが、レベルの移行の助けになります)

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