氷月神示 解凍 その1742

国之常立神より皆様へ

さて、翠さんが仮にミロクだとして、もし、もうサタン達が居なくなり、悪者達も弱ってくるなら、いいかげん、彼女も表へ出てきてもいいんじゃないか、と思う人もあるでしょう
しかし、そういうわけにいかない
なぜなら、前にも述べましたが、彼女には家庭がある
釈迦やキリストのように単身活動はできないし、家族に心配かけたくなくて、これまで翠さんは家の者に何も話していません
では、なぜ彼女を独身のままにせず、神様は家庭を持たせたのか…それには重要な訳があります
彼女の幽体は天界由来の大きな愛の気のもやですから、もちろん、愛というものを両親にしろ、配偶者にしろ、そういう人たちから受け取ることで、彼女自身の本来の資質も思い出され、磨かれます…
しかし、それだけでなく、神様はどうしても彼女に結婚して子供を生んで、母親になってもらいたかった
…それは、サタンのお祓いの時に、全身全霊を込め、まるで彼女がサタン達の母親であるかのように、心から守って助けてやりたいと、愛しく思う気持ちでいっぱいになって初めて、
がんこなサタン達は彼女に心を許し、少し歩みより、自ら祓われに来るからです……
なので、どうしても翠さんに母性を持ってもらうことが必要だった
従って、家庭を持った翠さんは、家族から精神的に支えてもらい、また母性等によってサタン退治を無事に成し遂げることができるが、
その後は使命を達成するために家族に助けられたことを内心で感謝しつつ、平穏に余生を暮らしていくことが、家族への恩返しであり、又苦労して努力してくれた彼女への、私共からのねぎらいでもあると、思うのです……
要するに、世の中を救うというのは一人でできることじゃなく、アダム=キリストにしろ、イブ=ミロクにしろ、能力は人間よりは過大にありますが、やはりできることとできないことがあります…
彼らは周りの多くの人の力を借りて、神様の思う良い方向に、人類を向ける仲立ちをしているに過ぎないのです……その意味では、全世界のみなさんのお力で、それぞれが役割を分担し、自分にできる良いことを各自がしていただくことが、最も肝要であると、存じます…