
(前回の続きじゃな)
みなさん、説明が長くなり申し訳ない
今しばらく、お待ちくだされ
…それで、アダム=キリストの霊と、人間に転生したイブ=ミロクの兄妹は、無事サタン退治の使命を成し遂げるのやが、その前に人間に転生したイブは、子供の内は目立たない方がいいから、能力を発揮しないように、生まれた時から丹田の気の力を封じられていた…
その間に、アダムは12才から26才にかけてのイブに、最後の特訓を施した…
それは、いくら天などでサタン退治の特訓をしても、実際に悪人やサタン達の不幸な気持ちがわからなければ、祓えない
自分は高い良い波動の所にいて、はるか下の暗い井戸の底にいるような悪党達に向かって叫んだって、波動に差がありすぎて、悪党達は振り向かないのだ
それより、沼か泥の中に入るように、レンジャー部隊のように自分が深く降りていって、彼らを説得し、彼らの腰に縄をかけてむりにつり上げる位の気概がないと、助けられない
…それと同じで、邪霊(=未成仏霊)やサタン達を祓い昇天させるためには、まず自分が彼らの心中を同じ目線に立ってよく理解しなければいけないのだ
彼らの気持ちに共感すると、彼らの心(=幽体) がこちらにぐっと寄ってくる
その瞬間をとらえて、自分の気の中に取り込み、自分の幽体はさっと高い波動に切り替えて彼らを素早く祓い清めると、彼らは軽くなり、すーーっと昇天していくのだ…
だから、これには低い波動の者の心を十分理解し、極端に高い波動と低い波動とを一瞬にして自由に行き来できる能力が必要だ
なので、アダムは人間に転生したイブが、若い頃は未覚醒で、おとなしくのんびりしていたので、あえて低い心の波動の状態を体験させるため、いろいろな気の術をかけた…
まず彼女が4才の時に、「自分はだめだ」という強い暗示をかけて自信を失わせ、ますます引っ込み思案にした (だんだん薄らいだが根底には残った)
12才からは時々怠け者にしたり高慢にしたりして、(イブは自分ではその短所をコントロール出来
ず困った、) 自己嫌悪から別人になりたいと思わせた
それにも挫折させ、19才頃からは食欲を失わせ、外食時にも毎回吐き気がするので、彼女は人に知られたくなく、外食を嫌い自信喪失になっていった…
22才頃からはイブは立ち直ろうとしたが、アダムはさらにわざと偽の邪気を送り、彼女に毎日数分間だけ憎悪や厭世観を持たせ、苦しめた
妄想を浮かべさせたこともある
イブはその度に、自分はノイローゼなのかなと思い、苦しいながらも邪気を押し返し、黙って耐えた
(アダムが誰にもその悩みを言わないように、特に仲の良かった母には絶対相談するなと、強い暗示をかけておいた)
数年間、ものすごく我慢した末に、ようやくイブが26才の頃、最後の特に強い邪気を必死で押し返して打ち破ったので、合格となり、アダムは術を外した…
とたんに、イブは自分を包んでいたらしい幻の薄い灰色の気の雲が見え、それが離れて水平に遠ざかるのを、見た…
これで、彼女は悪人の気持ちが擬似的にわかるだろう、常に暗闇を住みかとし、妬みもがき苦しむ心だ……
アダムはイブが急速に自分らしい様子を取り戻していき、前向きになるのを見ていた…
彼女は母に勧められてアルバイトや習い事に行った…
それから神様が彼女に良い御縁を用意していて、結婚できたのだ
結婚後3年して今度はアダムは、いよいよイブの丹田の封じを解き、見えない指導霊として彼女の所に行き、霊視や丹田の気を練ること、そして後には気を用いた邪霊のお祓いの術を次第に伝授していった……
(つけ加えるなら、その時期並行して、アダムはイブにかけた低波動の術を、少しだけゆるく残しておいた…
それでイブは原因のわからない憎悪とかが、まだ時たまわくので困ったが、たぶんノイローゼの残りだろうと思い、その内治るだろうと、気にしないようにしていた…
そのわりにはなぜか治らず横ばい状態で残念だったが
…それは、良い人になりたいと思ってもなかなかなれない、改心したい悪人の場合、情けなくだらだらとした気持ちを持って過ごしたりするが、その事をアダムが彼女にわからせるためだった…
その低波動の術は、彼女が覚醒する48才頃まで20年間続いてから、やっとアダムが取り外した)
こうして、彼女はお祓いを本式にするための心の準備をさせられていったのだ
(続く)
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