三度目の正直や、わし、3ていう数字好きやし、(それはちがうやロ、)
だんまりで行くデ、
(1159の「日月神示」、「空の巻」 第8帖の暗号解読の続きからヤ)
筆 3 時 2 心 2 取 4 違 2 同 2
=he つみ日寺に心痛取しいふどうに
=彼 罪 秘事に心痛主強い伏 恫兄
意味:
ユリスモールはある罪を秘密の事にして隠し、心痛を抱いている
以前、寄宿舎で兄のように親しみかけた上級生と、その仲間達にリンチを受け、
恫喝されて、その上級生 (悪魔主義者) を主のように崇めろと言われ、
ユーリは無理強いされて屈伏したのだ
…これにもう少し解説をつけると、ユーリは長期休暇中、学校に居残っている時、上級生から部屋にお茶に誘われ、行ってみると数人がおり、悪魔主義者が彼に信仰について論戦を挑んだ
彼が信仰を守り続けると教卓用のムチで背中をしばかれ、
ずいぶん耐えたが最後にタバコの火を首もとに押しつけられた時に悲鳴を上げ、とうとう屈伏してしまッタ…
その上級生を主キリストより上の者として崇めますと無理やり言わされ、ユーリは必死で相手の足に接吻までして血判状を作らされタ……
翌日彼が激痛で倒れたので学校の知る所となり、一切は秘密のまま、ユーリは傷の手当てを受け、その後上級生達は退学させられタ…
しかしユーリの心は以来暗くなり、誰にも本心を見せなくなり、冷たい知的で大人びた少年を装った
神を裏切った者として、自分に烙印を押し、このまま一生、人や神を信じず生きるしかばねとして暮らす覚悟をしたのだ…
それを身近な友人も半分感じとり心配していたが、下級生のトーマもまた、彼を大好きだったから、彼の凍った感情を見抜いて何とかしたいと切に願っていた
ユーリの凍りついた感情が溶けるのに、ずいぶん時間がかかったが、トーマの死や、ユーリの友人の無言の見守りや、その後転入してきたエーリクの、初めのユーリへの反発が徐々に好意に変わった末のまっすぐな熱意等が幸いし、とうとう彼が悟る時が来た……
暗号の後半:
悪 5 善 3 憎 3 合点 2
=お後禅未憎見合点 2
=追後示単未憎見合点通
意味や:
ユーリが友人達に秘密を知られそうになり、図書室へ逃げ去ると、彼に強く惹かれていたエーリクは、彼の後を追う
(そして、自分には天国へ行く翼がないのだと苦しむユーリに対し、
エーリクは詳しい事は知らないが、君がどんな悪人でも、僕は君を好きでいるし、)
ちっとも君を憎むことなんかないということを、単(ひとえ)に示して訴えた
(エーリクは、もし君に翼がないと言うなら、もしそれが僕にあるなら、両羽根共全部あげる、僕はいらない、と言う)
するとユーリはハッとしてエーリクを見た…
…彼は、やっとトーマの真意を悟ったのだ (=合点した)
トーマもまた、エーリクと同じつもりで、無条件に愛情の全てを自分に投げ渡してくれたのだと……
彼がどんな罪を持っていようとも許し、もう一度、神様と人を信じるようにと……
トーマの気持ちが彼に通じた瞬間だった
その日、自分と人への信頼をようやく取り戻したユーリは、すがすがしい気持ちで次の朝を迎えた
彼はこれからは神様と共に歩む決意をし、神学校へ転校し、神父になると先生達に申し出た
急なことで友人達も驚いたが、まじめなユーリにふさわしい仕事だと、みんなが思った
彼が発つ日、エーリクともう一人の友人とは、駅へ見送りに行った
互いに言うこと少なく、目で見交わすだけだったが、共に明るい未来への出発だ
彼を乗せた列車は遠のいて行った……
おわり
て、細かく言うてモウタヤンカ、
でもこれで皆さん、「トーマの心臓」の要点が、きちんと昔の「日月神示」の中に暗号化されて予言的に入っていたのがおわかりになりましたかな?
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