…ここで思い出したことがある
それは、当時翠さん(=イブ=ミロク) はアダム=キリストから幽体でいろいろなものに変身する訓練を受けていた
例えば、天使はアダムがお手本を見せ、真似してなれた
(元々世界のほとんどの神仏と天使などは、アダムが変身して兼務している、というここでの説、)
…アダムの創作して演ずる天使は全身が白く、髪はウエーブして肩くらいまでの長さ、黒目が小さ目で無表情、白い長い衣姿で羽やわっかがない
羽は念ずればつけられるが、別に羽がなくても飛べるし、w
(アダムは羽の有無や大きさは、そこに愛の気をためていることにし、天使の階級を表すのに使っている)
…他に幽体で動物や花になる訓練も受けた
彼女はその姿をイメージして念ずれば、真似してなれた
動物の場合、本当にその動物の本能になるが、心は自分のままだ
従って犬の姿だが心ではいつも通り人間の言葉でしゃべれる、マンガみたいなことになる
ただし、変身は自分の幽体を構成する気のもやが、整っていないとできない
ちょうど上手なマスゲームのチームが整列し、一糸乱れず行動して次々変形するように、幽体の気の粒子群の密度が均一で磁性方向が直立で安定し、意志によって気の粒子の一粒の遅れもなく、中で一斉に位置変換ができるのが、条件だ
人間の場合は自力ではなかなか難しいが、アダムとイブには苦労なくできる
で、この時翠さんはアダムと幽体離脱して空へ飛んで出かける際、途中で猫になるように言われた
そしてアダムに抱えられて飛び、しばらくするとアンバリッドに着いた
猫の彼女は飛び降りると、あたりを見たが、誰もいない (時間帯だ)
そうすると、向こうから6人の男達の霊がやって来た
彼らは憎々しそうに目を釣り上げ、お前達は誰だと言った
アダムは名乗り、彼らは驚き、反発した
カクメイの時、さんざん悪行をしたのでいまだに昇天できず、このあたりをうろうろしているらしい
(アダムは翠さんを初めは猫の姿にしておき、彼らの反感を買わないようにしてあったと思う)
アダムは彼らを祓って昇天させようと言うのだ
…ここでその6人の名前は、イニシャルにしておく
R、S、M、D、他にS、T
…アダムは一人一人と言葉を交わし、順に成敗していった
彼らに波動を上げる激烈な衝撃波を何回も与え、完膚なきまでにたたきのめした
(翠さんは、驚いて見ていた)
…彼らが改心するようにだ
6人は、それぞれに気を失い、昇天して行った
(天国で戒められるだろう)
中でも○は、とらえられた婦人達に暴虐な事をして、非常にたちが悪かったらしい
一番、手ひどい衝撃を与えられていた
(何回も波動を与えないといけないほど、彼らは改心しなかった)
翠さんは、途中で猫から人間の姿に戻り、(彼らは驚いたと思う、)
前にアントワネットとルイ16世からいただいた気の帽子や剣で扮装して、(三銃士のような靴、手袋、服も?) メッセージを伝え、アダムのお祓いの手伝いを少しした
…中にもう1人、7人目が紛れていた
やせた、人相の悪い男で、サン・ジェルマンと、名乗った
彼もまた、何かで関与したらしい
これも、祓われた
それで、翠さんはアントワネット達から頼まれた使命を果たし、アダム=キリストと共に、帰った
…ところがだいぶ後年になって、あの時のサン・ジェルマンだけは、アダムの一時的な変身で演技したのだと教えられた
(アダムはサン・ジェルマンになっている間は、気のもやで作った偽のアダムを立たせていたので、そばにいた翠さんは気がつかなかった
アダムはこういう1人2役を、よくやる)
なぜ、そうしたのか
…それは、昔サン・ジェルマンが、アダムの分けみたま?だったからだ
彼は、一般には謎の人物で通っている
伯爵で博識で宮廷に出入りし、年をとらず、錬金術を会得しているのでは、と言われた
彼はそのような神秘的な印象を残すと共に、陰ではフランス革命が成立するのを見届ける使命があった
先述したように、神の計画 (貴族社会から、機械社会への移行) が成功してもらわないと、困るからだ…
なので、一般には死んだと思わせておいて、裏で歴史を見届けていた
…それが残忍で苦しい結果であったとしてもだ
彼は、なくなった人々の冥福を祈っていた
(アンバリッドでは彼は、実際と違い、悪らしくやせて陰気なサン・ジェルマンの霊を演じたが、ほんとのサン・ジェルマンの姿は端正である)
神様がサン・ジェルマンに錬金術の研究をさせていたのは、(彼が会得していたとしても、) 後世にミロクの翠さんが生まれるまでは、(魂の) 錬金術の概念が、世の中に伝わって残っていてほしかったからだ
でないと翠さんが覚醒していく際に起きる、幽体と丹田の気の不思議な変化 (それが、錬金術が暗示していた現象だった、) を体験した時に、ひどく戸惑うことになる
なので、彼女には錬金術の概念を、サン・ジェルマンや他の研究者達の探求から生まれた本などから前もって知っていてほしかったのだ
(サン・ジェルマンについては、私は翠さんにも教えていないことがあるので、今はこの程度に留めておきたい)
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