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もう使わないから、ウクレレを引き取って欲しい・・・と、
以前レッスン通っていた生徒さんから申し出がありました。
「そうですか・・・ でも、いただくのではなく、お預りする・・ということで」と
ウクレレ、譜面台、足置き一式をお預りしました。
しかし・・ もう使わないから・・・と、手放すのはどうも腑に落ちない。
「いかがしましたか?」と聞いても、それ以外の理由はないようです。
ショールームでは、生徒さんや会員さんから不要になった楽器、楽譜、CD等も
お預りして、いつでもご覧いただけるようにしています。
このような場合も、いただくのではなく、お預りして展示させていただいています。
ただ、今回の場合は、なぜか・・・・ 寂しさを感じます。
短い間ですけど、一所懸命練習した楽器を手放すのは・・・?。
楽器をお預りし、別れ際に「あくまでもお預りするのです。だから、いつでも取りに来てくださいね。」と
強く、強く、申し上げました。
案の定・・・・ 翌日。
「弾けなくても、手元にないと寂しい・・・」と電話がありました。
「よかった・・・ それでいい」と思いました。
娘さんが恥ずかしそうに引き取りに見えましたけど・・・
「気にしないでください。寂しいのではと思いまして、昨日は、強く、申し上げました」
それで結構ではないでしょうか。
物を大切に、そして、愛着なんだと思います。
すべてのものの箱に、名前が書いてあり、きちんとしてる・・。
ただ、処分したり、リサイクルショップに売ったり・・・ これは、誰でもあります。
でも、ご自分の持ち物の中でも「手放せないもの」は必ずあるはずです。
それって「心」なんだと思ってます。
以前は、物を散々大事してなかった自分が言えた資格はなんですけど・・・。
サウンドジムショールーム 森
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