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ギター・・壊れた、音出ない・・・
家電なら「買ったうが安いよ」とか、「買った方が早い」とか、
よく聞きます。
ギターの場合のひとつの目安として・・・
購入額にもよりますが・・・
①半額までなら修理。
ちょっとした故障は、費用も安く済みます。ただし、「あれ!?」と思ったら
早めに楽器屋さんにお持ち込みください。買って6か月くらいで、ねじの緩みとか
でてきますので。ジャックがとれてしまった・・とか、ポットがとれてなくなって
しまったとか・・・。ぶつけてペグの曲がり・・ これ結構お金かかります。
回るならがまんして使ったほうが・・。
②修理費が購入額の半額を超える場合は買い替え検討。
難しいところです。これを機会にグレードアップもいいですし、
使い慣れたものを治して使っていきたいというのももちろんありです。
お財布と相談ですね。
新しいギター買って、のちのち、古いギターは修理でサブギターというのもありですし。
新しいギター・・・
モノが違えば感触も、勝手も違いますが、もし、同じモデルを買ったとしても
不思議と違うような気がします。 実際に違うことが多いです。
これは、お客様に手に馴染んでいることや、ギターは木を使ってますから、
個体差がでやすいです。同じものが手に入りにくいことを考えると
修理したほうかよろしいかもです。愛着もありますね。
③購入額を超える時は買い替え。
確かに、たしかによく言われる・・「直すなら買った方が安い、早い」に該当しますが、
ただし・・・
④購入額を超えて理由があって使い続けたい場合は修理。
思い出深い物ならば、修理せずとも大切に保管もありです。
古い物ならば、その時代の音はそのギターでしか出せないならば修理です。
なお、レストア、オーバーホールになってきますと、パーツも現行品で対応せざるを得ない
こととなり、微妙に音に変化がでることも・・。
フレットなどもすり減ってきますので。打ち替えなど。結構お金かかりますが、
やはりメインのギターともなれば、直しながらでも使っていきたいです。
私のメインギターはこれ!!
もう、2度フレットを打ち換えてあります。ボディーもボロボロ。日焼けして
塗装もソニックブルーがミントグリーンのような色になってきています。
ほぼ、このギターを1本買うくらいの修理はしていますか、お気に入りの1本です。
実は買った時の状態から随分と音がかけ離れているような気がします。
音も、弾きやすさも・・。
が、1本を使い続けることが一心同体である以上・・・お気に入りであるがゆえに
パートナーとして簡単に切り捨てることはできないのです。
ギタリストは愛機に、名前をつけるぐらいですから・・・。
もちろんそれは金額の問題でもありません。
④の場合。
プレミア物だっりします。特に、最近は、日本製も歴史を経て、
ジャンパンビンテージといわれるような古いギターの価値がピックアップ
されてきています。
そのようなものをお客様が持ち込まれた場合は、きちんと説明申し上げ、
使えるものなら使っていただきたいとアドバイスいたします。
つまり・・
ギターを単なる道具と考えるか・・・
それとも魂を宿す自分の分身とするか・・・
あとは、コスパ・・ 財布との相談でしょうか・・。
森
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