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二度と戻らない夏休み ~大慈清水と不思議な仲間~

2023-04-02 20:28:15 | 日記
フララフさんで購入した春ブレンド深煎りコーヒーを飲み、良い香りにあと押しされ散歩に出発
 
今日の岩手山。
心地よい北上川のせせらぎを聴きながらパシャリ。



途中、円光寺さんによりつぼみでも美しいシダレザクラを眺めていたら、埼玉から来たという女性に遭遇。円光寺の駐車場を聞かれました。私もわからずに一緒になり必死に探すと、5台ぶんぐらいとめられるスペースを発見!
心底ほっとして『良かったですね』と言ってしまいました。
あとから喪服を着た女性に対して良かったですねなんてあまりに不謹慎だと反省。
 しかし、喪服を着た女性も心底『良かった』といった表情をしていました。
 
 
懐かしい街並みをとぼとぼ歩き、鉈屋町にある大慈清水に到着。
 



大慈清水は明治時代に大慈寺の湧き水を木管でひき水して作られた井戸です。現在もなお、地域の人々の生活に根づいています。
 
鉈屋町出身の私は、町内行事で井戸清掃をした記憶があります
 
小学校の夏休み、早朝の大慈清水に、同じ町内というだけで、底抜けに明るいN、映画好きのT、イケイケM、井戸の番人風な長老が集合
 
今では決して交わることがないだろう不思議なメンバーが集まり、たわしで井戸を洗った記憶が、洗剤の清潔な香りと個性豊かなメンバーが織り成す、たわしのシャカシャカとした音色とともに、鮮やに思い出されます
 
当時はとてもめんどくさかった町内行事が、約30年たった今、早朝作業しなければならない同級生の哀愁ただよう背中や、重たそうなまぶた、ときおり垣間みせるまだ何も背負っていない軽快な笑顔が、鉈屋町の特有の雰囲気と共に情緒深く記憶に残っています
 
これからもきっと、なにげない日常のひとこまが情景と共に深く記憶に残ることがあるのかもしれません
 
 
帰宅後、録画していた『吉田類の酒場放浪記』を見ました。珍しく、俳優の藤原竜也さんがゲスト出演している回でした。
 
40歳になって情熱がなくなり迷っているという藤原竜也さんに対して、吉田類さんが言った言葉が印象的でした。
 
『汝悟るなかれ』
 
 40歳になっても迷いつづけましょう
 悟らなくていい、迷い続けましょう、迷って少しお酒に救いをもとめて、これがあっていいです。と。
 
『永遠の少年悟ることなかれ 吉田類』
 
私も悟らず迷い続け、時には酒を飲もうと決めました🍶
 
 
そしてブログ開設のきっかけとなったKさんが、ブログで私のことに触れてくださいましたありがとうございます🙇細く長く続けたいと思いますお互い楽しみましょう



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