先日(5月5日)はこちらの映画を観に行ってきました。
直木賞を受賞した門井慶喜氏の小説が原作で、
宮沢賢治の生涯を宮沢賢治の父である政次郎の視点で描いた作品です。
役所広司さん、菅田将暉さんの主演で映画化され、
5月5日に公開されたんです。
正直、オイラは小説というものをあまり読まないので、
宮沢賢治作品も教科書で出てきたなぁ、、、くらいの知識だったため
最初は全然興味なかったんですが、
CMなんかで観客が涙している様子が映し出されていたり、
SNSでは「#銀河泣き」をつけてつぶやかれたりしていて、
「泣ける映画」としてやけにプロモーションしていたので、ちょっと気にはなっていたんですよね。。。
それに加えて、いきものがかりが二人体制で再始動しての初シングル曲「STAR」が
「銀河鉄道の父」の主題歌ということなので、
いきものがかりファンとしてはやっぱり観ておくべきかなぁ、、、
ってことで思い切って観に行ってきたわけです!
この日はGWで沼津にいた(この話題はまた今度)ので、
沼津駅前にあるシネマサンシャイン沼津で観ました。
レイトショーの時間帯ではありましたが、
さすがに公開初日だし、そこそこ観客がいるのかなぁ、、、と思っていたら、
オイラと妻とあともう一人だけ!
沼津には他にもシネマサンシャインららぽーと沼津などシネコンがあるので、
多少そちらに流れていたのかもしれないけど、
それにしても寂しい感じでした。。。
前評判が良くないのかなぁ、、、と不安にもなりましたが、
GWはみんなマリオを観に行ってるから、こういった映画はあまり観られないのかもしれないですね。
まぁ、ほぼ貸し切り状態で観ることができたからいいんですけどね。
ここからはネタバレしない程度に感想を、、、
うぅ~~ん、なんだろうな、、、
長編小説を2時間程度にまとめていることもあってか、
展開が早すぎる(端折りすぎてる)ように感じて、全然感情移入ができませんでした。
おかげで、ウルっともせず、正直全く泣けませんでした。。。
なんだか、無理して泣かせよう泣かせようとしている感じもして、
ちょっとしらけちゃった感じもあります。
宮沢賢治は宗教にのめりこんだり、変な商売を始めようとしたり、
自分勝手な部分も多く人間性もあまり好きにはなれなかったです。
もっと宮沢賢治作品を知っていた方が感情移入できたのかもなぁ、、、
でも、あの有名な「雨ニモ負ケズ」が出てきた時は、
あぁ、こういった人生があったからできた詩なんだとちょっとした感動はありました。
これをお父さんが世に出したからみんなが知るようになったんですね。
そういったことが知れたのは良かったです。
ちなみに、公開初週の週間映画ランキングでは7位だったようなので、
思ったよりは入っていたようで安心しました。。。
有名な役者さんが演じているので、演技の面では悪くないと思うし、
刺さる人には刺さる作品なのかなぁ、、、と思いました。
あ、いきものがかりの新曲「STAR」は、彼ららしい王道のメロディーラインではあるけど、
聴いていて心地いい曲でした。
いきものがかりがやっと再始動しましたが、
既にたくさんの未発表曲もあるようで、これから少しずつ発表されていくみたいです。
どんな曲なのか、何とタイアップがあるのか、これからのいきものがかりも楽しみです!