もるもる★モルッティ~楽しいモルさんライフ~

モルモットのはなこと 飼い主もるかあちゃんの ほにゃらか★日常ブログ。

実体験から言えることなのですよ。

2011年01月10日 17時11分57秒 | モルモット

「ぼくに なんの ごようでしゅか」(生後2カ月)


「ふしんなやつが じっとみてるでしゅ・・・」(生後2カ月)

こんにちは。筆者うなみです★
今日も元気に、モルさんの尻と鼻筋をなでまくっておりますvvあ~~~しゃーーーわせーーーーvv

元相談員ですが、現在はぼちぼちと障がいのある方への支援のお仕事をしとります。
おかげさまで、毎日忙しいですが。
好きな仕事をしつつ、社会にも貢献できて。
さらには、今後のステップを歩んでいくことができそうな、今年の勢いに正直、
「おおっ!?2007年~2009年と続いた、地獄のような状況からパラダイスへご案内かよ!?
神様のご褒美か?頑張って辛い状況を生き抜いたオイラに、神様のご褒美タイムかよ、コンチクショー!!」

と。
モルモットのケージ掃除をしつつ、殿の尻をなでまくりながら言ってみるテスト。
っていうかね。
「モルモットの殿と出会い、さらには彼との楽しくも騒がしいモルモル生活を送っていること自体が、すでにもうかなりの高確率でパラダイスじゃね??」
と。

ツッコむそこのあなた!!
ザッツ★ライッ!!
正解です。そんなあなたに、ご褒美として殿の食べ残しモルセレご飯をプレゼントvv
って、いりませんか、そうですか・・・(しょぼん)

それはともかくとして。
知人が、ちょっと具合が悪いらしく。
「実は、更年期らしくて・・・結構抑うつ状態なのよ私。夫の弁当を作れなくてね・・・。」と。
落ち込んでおられた際に、オイラあっさりと、
「そうなんですかーー、大変ですよね。
でも、オイラも元精神科の相談員してましたけど、神経疾患と抑うつ状態になりましたよ★
いきなりある日、右耳が完全難聴になって、まっすぐ歩けなくなりましたよ、きゃはっ♪
精神科でミイラ採りがミイラになりました★いやん、患者さんのこと言えないっ★」

と。
オイラ、常に口調はいろんなものを舐めていますが(←ヲイ!)、本音は実にまじめに語ってみましたところ。
「そうよね~~、このご時世、ウツだ認知症だと、結構身近にかかっている人、多いもんね。
っていうかうなみさん、相談員してたんだ~~大変だったね~~。
私みたいなウジウジした人の愚痴、毎日聞いてたの?」
と。
普通に同情してもらえたので。客観的に事実としてオイラは、
「はい、いちおう人気の相談員だったので、30分単位の相談を一日に多い時で20件以上受けていました。
結構ヘビーな感じで、「今から死にたいんですが、どうしたら死ねますか?」みたいな~~。
「旦那が重症の若年性認知症になっちゃって・・・今月、離婚を考えてますけど、どう思います?」みたいな~~。
きゃはっ★修羅場ばっかでした★
病院で亡くなったお爺さんの遺骸の目の前で、「遺産の100万は俺がもらう!」って。
壮絶な遺産相続争いをされてみたり~~★
あはははっ★おかげさまで修羅場ばっかり、6年で2万件の相談実績でっす★」

と。
やっぱり口調は舐めていますが(←え゛~~!)、本心は至って真面目に答えてみたところ。
あっさりとその方は、「そうよね~~、うなみさん、今はこんなに元気になってんだもんね。いつかきっと、私も元気になれるわよね。ぼちぼち頑張るわ。ありがとう。」と。

そんな感じで、元気を取り戻してもらえることがあります。
うん、相談員本職はシリアスな理由があって廃業しましたが。
こうやって、自分の経験した本当の体験が半分ネタとして(えーーー!?)、皆様のお役に立てるなら、これさいわいっ★

話は変わって。

「激動のモル子育て」について、ちょっとずつ書いていこうかな、と思いますが。
いろんなイベントやら、アクシデントやらがありすぎて、うまくまとめらんない!!(笑)
それくらいに、殿との生活は、たくさんの刺激や楽しさや、赤ん坊のモルを育てる苦労や喜びに満ちていました。

っていうかね。
モルモットを飼い始めて3日目で、オイラは生まれて初めて、「モルモットは 腹がすくと すごい音量で 鳴く!」
というすごい事実を思い知りました(笑)
「ぷっきゅーーーー!! ぷっきゅんぷきゅぷう!! ぷっくうぷーーーー!」
と。テレビが聞こえないくらいの音量で鳴き続ける、赤子時代の殿は、そりゃあもうね。

モルモット相手なのに、育児ノイローゼになっちゃうかと思いましたよ。
自分の、辛抱強さと愛情の深さを試される日々でした・・・・。
つうか、おかげさまで、メニエール症で右耳が聞こえないはずだったんですが。
殿の鳴き声を毎日毎日、キャッチし続けることに必死だったので。

気が付いたら。右耳があっさり聞こえるようになっていましたわい(笑)
なんていうかね。子供の赤子に、ミルクを与えるお母さんの苦労がよく分かりました・・・(笑)
鳴き声ひとつとっても、内容が微妙に違うので、要求にそぐわない対応をした場合。
殿は、とんでもねー馬鹿力モルであることも、後で分かったんですが。

彼は新しい牧草が欲しいかったに、こりこりのペレットを間違って与えたところ、皿ごとペレットをぶん回し、部屋中に餌をまき散らす殿!!
「あーーーーれーーーー!!との!!おやめくださいまし!!
家来は、殿のためにごはんを・・・・!!」
「ぷ@klww!! ぷうぷーーーーmkk2い!」(※殿、怒りのあまりに鳴き声が半分超音波になっています(笑))
っていう状況が、3か月ほど続きましたとさ。(T_T)

そういう殿の傍若無人ぶりに付き合っているとね。
初めのころは、「このモルモットめーーー!ワガママ放題、し放題じゃないか!!」
と。イライラばかりしていたんですが。
ある日ふと。
「そういえば・・・オイラは、殿をうちにお迎えする時に、殿の大事な、たった一人のきょうだいから引き離して、半ば無理やり家に連れてきたんだ・・・。
あの顔の真っ黒い子は、殿の大事な弟だったのかもしれない。
売り場のケージで、殿とあの子は、体を寄せ合って幸せそうに寝ていたのに・・・。
っていうか、殿はまだまだ赤ちゃんなんだよね・・・うまれてから4カ月たってないもんね・・・・。」

と。しんみりした気持ちになっちゃってね。
殿、ごめんね。
殿を無理やり、オイラのところに連れてきて、さらに初めのころは物音が怖くて、あなた、怯えて巣箱にずっとこもっていたよね・・・。
とまあ。反省し、それからはなるべく殿に、不自由が無いようにできるだけ工夫と手間をかけて、貧乏ながらも楽しく明るく生活することにしました。

殿が、キャベツやカブの葉っぱが好きだと分かった時には、恥をかなぐり捨てて、足繁く近所のスーパーに通って売り場のゴミ箱に捨ててあった葉っぱをもらってきました。
タンポポが皮膚病にいいらしい、と聞くと、生まれつき腰におできのある殿のために、寒い真冬の雪の積もる河原に、タンポポを摘みに行ったこともありました。
イネの青い茎が好きだと分かった時には、裏の畑で農作業をするおばあさんに頼んで、余ったイネをもらってきた事もありました。

でも、飼い始めて3カ月。
彼はなかなか飼い主に心を開いてはくれません。
餌は、1か月ぐらいしたら手渡しで食べてくれるようになったんですが。
体を撫でようとすると「かあっ!!」と、いつも怒って威嚇してきました。
殿は、最初からツンデレモルではなかったのです。まさにツンツンモルだったんですよ。

でも、毎日毎日、朝と晩に、彼のケージ掃除と、部屋んぽの時に話しかけました。
「かあちゃんのところに、生まれてきてくれてありがとう。
かあちゃんのそばに、ずっといてくれてありがとう。
かあちゃんの言葉を、じっと聞いてくれてありがとう。
ずっと大事にしますからね。殿、安心して過ごしてくださいね。」
体には触れられません。でも、殿の目を見つめながら毎日話しかけました。
毎日毎日、話しかける時についでに、人間の赤ん坊相手にお母さんがするように「ベビーサイン」を交えて話しかけました。
通じるわけがないって、そう思いながらも、せめて身振りだけでも、彼に「オイラは怖くないよ」と。

そう伝えてあげたかったんです。

そして。
ある日突然、それはやってきました。彼と住み始めて6か月くらい経っていました。
いつものように、ハローワークで職を探そうと、家を出る際にいつものように。
「殿、今日もかあちゃんは頑張って職探しをしてきますので。
お留守番よろしくたのみますよ。」
と。
話しかけたところ。
急にじっとオイラの顔を見つめたかと思うと、「ゴロン」と自らケージの中で横になり。
ぐるぐーる言いながら、何かを待っているんです。
「え?撫でてもいいんですか殿?まさか・・・?」
そう言ってみたところ、じっとオイラの顔を見つめるだけの殿。

そっと手を伸ばして、彼の体に触れてみたところ・・・。
あったかーいvvやわらかーーーいvvシルクの肌触りvv
尻毛なんて、ふっさふさvv可愛い・・・殿、可愛いよーーー!!

と。
オイラが殿の体を撫でている間、気持ちよさそうにぐるぐる言いながら、伸び続ける殿・・・。
きゃ★わ★い★い!!
その瞬間、心の中で「当家のアイドル決定!!素敵ダンディ!!モルさん最高!!」
と。ガッツポーズをとったのは、言うまでもなく。

そしてさらには。
毎日毎日、彼に「この電気コードは、絶対にかじらないでください。感電して、あなたが死んだらこまる!」
「ペットシーツをかじると、おなかにたまって死にますよ!!うんこが詰まって、死にますよ!かあちゃんこまる!!」
「殿、今日のごちそうは、たんぽぽです。ごちそうですよ!美味しいですよ!!」
と。
暇さえあれば、ジェスチャーや身振り手振りを交えて話しかけていたところ。

6ヶ月後には、彼は確実に、
「ごはん」「ぼくそう」「たんぽぽ」「れたす」「りんご」「みかん」「そうじ」「かあちゃん」「こっちにうつってください」「しっこはここにしてください」「ないすしっこ!いいところにできました!」
という言葉を、理解できるようになりました。
おかげで、朝夕の掃除の時の、モルさんの場所移動の時に指示を出すと、素直に聞いてくれるという、ミラクル★モルさんに見事に成長してくれました・・・!!

かあちゃん、うれしい!!っていうか、おかげさまで今、彼と居るととても楽しいですvv

でも、「飼い主に心を開くまでかかった期間が6カ月」・・・。
モルさんによっては、その時期が違うらしいですが・・・当家の殿は、それ以降ツンツン殿だったのが、見事なツンデレ殿に変化しました。飼い主が凹んでいる際には、自分から近寄ってきてくれる、ナイスガイです。
かーーーわーーーいい★な、コンチクショ。