思い出したことメモその１．

こんばんは。もるかあちゃんです。

殿が亡くなって、もう少しでひと月です。
あっという間に短い命を駆けて行くようにして、走り去っていった可愛いあの子のことについて。
ちょっとずつ、覚えている事を書き記していこうと思います。

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だいじなめも。その１．

今年の１月～２月ごろから体重が徐々に減り始める。
それと同時に、膀胱炎らしき症状がたまに出現したり、２年ほど患っていた「左まぶたの異様な腫れ」が少しずつおさまっていく。獣医に相談するも「お薬で様子を見ましょう」といわれる。

今年の７月初旬ごろより少しずつ、大好きだった野草を目の前にしてもあまり口にしなくなり、よく眠っている時間が増えて行く。それと、私を見かけては「なでて。」と、私の足元に自ら駆け寄り、ごろりと身を投げ出すことが多くなった。

今にして思えば、彼なりに少しずつ、何かを悟っていたのかもしれない。

本当に、本当に、賢くてかわいらしい子でした。
彼に出会わなければ、私は未だに、ストレスが原因の「両耳難聴とめまいのひどいの状態」が続いていたと思います。
彼に出会わなければ、私は未だに、自分の仕事のミスが原因で、担当していた利用者さんを亡くしてしまった事を悔み続け、自分など何も意味が無い、価値もない人間だと思い込んだまま、これからの自分の生涯に対してずっと、後ろ向きだったと思います。

彼は、当時、あらゆる事に苦しんでいた私に、掛け値なしの「無償の愛」って何かを、教えてくれた。
そんな存在の、大事な子でした。

辛いことがあったり、落ち込んでいたりしたら、その雰囲気を読み自分から私の足元に駆け寄ってきて、ごろりと横になって懐いてくれる。
そんな人間顔負けの、賢くて本当に優しい子でした。

私はこれからの生涯の中で、必ずまた彼に会いたいです。
もっともっと、優しくて強くて、穏やかにちゃんと命と向き合いたい。
・・・成長した自分に、もう一度彼と出会えるチャンスをください。
もう一度、わがままに気ままに、愛情と幸せを周囲にふりまくあの子に出会えますように。

それまでの間、はなちゃんを大事に大事に育ててあげようと思います。
この子に出会えたのも、くうちゃんがうちに来てくれたからこそのご縁だからです。


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