他人の不幸の上に自分の幸福を築くことはしない

2010年06月03日 14時00分08秒 | 日記

木曜日



アメリカ創価大学第6回卒業式へのメッセージ(抜粋)

終わりに、バハマ国の美しき海を愛してやまなかった、
文豪ヘミングウェイの名作『老人と海』に、
私の大好きな一節があります。
それは「人間は負けるように造られてはいないんだ」
(福田恆存訳『ヘミングウェイ全集7』三笠書房)という言葉であります。
この叫びを、万感の思いを込めて、
愛する君たちに贈り、私の祝福のメッセージといたします。

使命深き「学びの青春」に勝利あれ! 栄光あれ!




ダンテ24

他人の不幸の上に自分の幸福を築くことはしない

わが創価学園は、天文教育が盛んです。
とくに関西校は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の
教育プログラム「アースカム」への
参加回数で「世界一」を更新し続けています。
「宇宙」という視点を持ち、「地球民族主義」という信念を持った
平和の世界市民を育成する、素晴らしい伝統ができ上がった。

思えば、関西学園の第1回入学式で、
私は、全国から集った乙女たちに一つの提案をしました。
それは、「他人の不幸のうえに自分の幸福を築くことはしない」という
絶対平和の信条を、わが学園で身につけてほしいということでした。
この「自他共の幸福」を願う心こそ、仏法の真髄の心であり、
「平和の世紀」の重要な指針です。
ハーバード大学での1回目の講演でも、私は、この学園の指標を紹介しました。
最高峰の知性の方々からも深い共鳴が寄せられました。
 
「地球の変革」とは、どこまでいっても「人間自身の変革」から始まる。

自らの過酷な運命に打ち勝ったダンテは、
人類の運命もまた変えられることを強く訴えました。

『神曲』でダンテは、
意志の力は暴力よりも強いことを主張しています(天国篇第4歌)。
また「意志の力が/十分に養成されているならば、すべてに克てるはずだ」 
(前掲平川訳)とも言っている。
そして、地球をはるかに見つめながら──
人類が、これまで歩んできた道は争いの絶えない道だった。
未来を断じて変えなければならない。未来は変えられる!──
と平和の大宣言を放っていくのです(天国篇第27歌)。

(創価学園 特別文化講座 創立者 ダンテを語る 2008-4-23)より




撰時抄260p

求めて云く
願くは此の事よくよくきかんとをもう、
答えて云く
夫仏の滅後二月十六日よりは正法の始なり
迦葉尊者仏の付嘱をうけて二十年、
次に阿難尊者二十年・
次に商那和修二十年・
次に優婆崛多二十年・
次に提多迦二十年、
已上一百年が間は但小乗経の法門をのみ弘通して
諸大乗経は名字もなし
何に況や法華経をひろむべしや、



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