札幌創価幼稚園

2009年12月17日 01時05分28秒 | 日記
木曜日



「学会創立80周年」へ反転攻勢の狼煙!
ブログは剣よりも強し、これで行こう!




小説『新・人間革命』12月17日



入園式に続いて、創立者の山本伸一も加わり、園児たちの記念撮影が行われた。
 四列に並んでの撮影であったが、一回目の組は、比較的スムーズに終わった。
 二回目は、並ぶのに手間取った。ようやくみんなが並んだ時、一人の女の子が泣き始めた。伸一は、「よしよし」とあやしながら、この子を自身の膝の上に乗せ
た。
 これで撮影できるかと思いきや、今度は、別の園児が、大きな声で言った。
 「おしっこ!」
 母親が飛んで来て、園児を連れてトイレに走った。その間に、伸一の膝の上に乗っていた子が泣きやみ、歩き始めようとした。
 伸一は、つかまえて、抱き締める。
 ここで、シャッターが切られた。すると、廊下の方から声がした。
 「おしっこの子が、入っていませーん」
 爆笑が広がった。
 にぎやかな記念撮影が終了すると、園児たちは、遊戯室から、それぞれの保育室に向かった。
 だが、この移動が、大変であった。列から外れて迷う子もいて、たちまちロビーは園児であふれた。子どもたちが、騒ぎだした。
 見かねた伸一は、マイクを手にした。
「ばら組さんは、いますか! はい、こっちに来て、真っすぐ歩いて行こうね。
 それから、ひまわり組さんは、手をあげてください!」
 「はーい」と大勢の子が手をあげた。
 「はい、そのまま、一列に並びましょう」
 その姿を見て、学園理事長の青田進は、ハッとした。
 “一旦緩急の時は、立場など関係なく、現場に飛び込んで働くんだ。ただ傍観し、手をこまぬいていては、絶対にならない――先生は、そのことを、学園の私たち首脳に、身をもって教えてくださっているんだ!”
 青田も、子どもたちを誘導した。
 伸一の率先垂範の行動は、大人たちへの教育でもあった。




開目抄上 /文永九年(1272)二月 五十一歳御作 与門下一同 於佐渡塚原



世もやうやく末になれば 聖賢はやうやく・かくれ迷者はやうやく多し、
世間の浅き事すら猶あやまりやすし何に況や出世の深法悞(あやまり)なかるべしや、



仏涅槃経に記して云く
「末法には正法の者は爪上の土・謗法の者は十方の土」とみへぬ、
法滅尽経に云く
「謗法の者は恒河沙・正法の者は一二の小石」と記しをき給う、
千年・五百年に一人なんども正法の者ありがたからん、
世間の罪に依つて悪道に堕る者は爪上の土・仏法によつて悪道に堕る者は十方の土・俗よりも僧・女より尼多く悪道に堕つべし。



輪回六趣の間・人天の大王と生れて万民をなびかす事・大風の小木の枝を吹くがごとくせし時も仏にならず、大小乗経の外凡・内凡の大菩薩と修しあがり一劫・二劫・無量劫を経て菩薩の行を立てすでに不退に入りぬべかりし時も・強盛の悪縁におとされて仏にもならず、しらず大通結縁の第三類の在世をもれたるか久遠五百の退転して今に来れるか








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