日本の個人主義って浸透してきているのかも

ある言語学者の方が、日本の総理大臣が自分の都合で総理大臣を辞めてしまう、つまり安倍さんの事なんですが、一国の総理大臣が、自分の個人的な都合で国家の重要な仕事から降りることになった。国家のためという流れはなくなってきていて民主主義の基本である個人主義が浸透してきたのではないかと嬉しく思ったというのです。戦争を経験した世代の実感がこもっていました。良い悪いは別として、肯定的にみているのも面白いですよね。

別の話で韓国なんですが、ある在日韓国ユーチューバーさんによれば、日本は個人主義でとても居心地が良いと言うんです。韓国は年功序列があり、飲み会は誘われたら行かなくちゃならないし年上から話しかけられることはない、お正月は実家に集まって女性はずっとチジミを焼き続けている（男性は飲んで話しているということ）、そして学歴社会の競争が激しいという、会社でもポスト争いで神経を削る毎日だと。聞いていて思ったのはこれってちょっと昔の日本だなと。今もあるけどだいぶ弱まって個人で選択できる世の中になってきているのかなと思いました。

戦後与えれた民主主義はまだ未熟で徐々に個人主義が浸透して民主主義ができる基盤ができてきているのかもしれないとも思えました。足りない感じは否めませんが。