今話の名セリフ:「コメコメとまたご飯を食べたい! その未来を思うと、力が湧いてくる!」
「デリシャスパーティ♡プリキュア」第28話「コメコメの力をみんなに・・・! パーティキャンドルタクト!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話の続きです。スペシャルデリシャストーンを新たな捕獲箱にセットしたナルシストルーですが、すぐに消えてしまいました。
その後、ハートキュアウォッチから警告音が。ナルシストルーにより、レシピッピが捕まっていました。
そして・・・、
「カモン! ゴッソリウバウゾー!」
今回のオープニングも、劇場版告知バージョン。今回も、画像と感想は、記事の最後で語ります。
~ Aパート ~
その後、デリシャスフィールド内で、ゴッソリウバウゾーとバトル。プリキュアの何倍も大きいため、ゴッソリウバウゾーの攻撃は強力で、ナルシストルーの妨害もあり、劣勢となります。
そんな中、フィナーレは、ゴッソリウバウゾーの背後を突き、フィナーレブーケをぶつけました。良い感じにダメージを与え、そのまま、デリシャスフィナーレファンファーレを放ちましたが、持ち直しが早く、吸収されてしまいます。しかも、カウンターで、フィナーレは大きなダメージを負います。
直後、プレシャスも、ナルシストルーの攻撃を受け、倒れてしまいました。さらに、ゴッソリウバウゾーがダメ押し。ダメージがかさみ、プレシャスは変身が解けてしまいます。
「ゆい!」
「つまらないな。弱過ぎて・・・。」
「そうだ、こうしよう。」
「何を?」
「時間をあげるよ。自分の弱さに悩んで、苦しんで、嘆く時間をね・・・。」
「オレ様が見たいのは、そういう絶望の顔さ・・・。」
ナルシストルーは退場し、その夜・・・、
「一体どうすれば・・・。」
「食べよう!」
「ひょわー! 美味しそう!」
「こんな時に?」
「だって、はらペコっちゃった!」
「どんな時でも、お腹は空くものよね・・・。」
「空腹では良いアイディアは生まれないかもな・・・。」
『いただきまーす!』
「デリシャスマイル~!」
「なんだかホッとする・・・。」
「ひよわわー! この味は心の応援団だよ!」
「一緒に食べるご飯は、前を向く勇気をくれる・・・。」
「ええ!」
そんな中、パムパムは、コメコメの可能性について話しました。
コメコメの先代は、パムパムやメンメンとは桁違いのエナジーを持っていたそうです。ローズマリーも、その事を知っています。
もしかしたら、コメコメにも、先代と同じ大きな力があるのかも? コメコメは力を込めました。
しかし、何も起きず。コメコメはハートキュアウォッチの中に入っていきました。パムパムとメンメンも後を追います。
「ごめんなさいパム・・・。パムパムが一世の話をしたせいパム?」
「ずっと、早く大きくなって、みんなの役に立ちたいって思ってたコメ・・・。」
「そうだったメン・・・。」
「やっと上手に化けられるようにもなって、なのに・・・。」
「役に立たなかったコメ・・・。大きくなっても意味なかったコメ・・・。」
「このままじゃ、プレシャスが可哀想コメ・・・。」
「パムパムも、本当は悔しいパム・・・。」
「ボク達が泣いてたら、みんなが心配するメン!」
「それは嫌コメ!」
「ボク達は、ボク達にできる事を精一杯やるメン!」
「みんなと一緒に頑張るパム!」
一方、ブンドル団のアジトに戻ったナルシストルーは、プリキュアを追い詰めたものの、始末まではしてない上、レシピッピも捕獲していないため、セクレトルーからはあまり評価されず。
それどころか、何か伝えたい事があるようで?
~ Bパート ~
その後日、ナルシストルーはレシピッピを捕まえ、前と同じゴッソリウバウゾーを生み出しました。
デリシャスフィールドを展開し、プリキュアに変身して、ゴッソリウバウゾーに立ち向かいます。
まずは、スパイシーがピリッtoヘビーサンドプレスで、ゴッソリウバウゾーの行動を抑え、その間にヤムヤムが攻撃。しかし、早い段階で拘束を破られ、思ったほどダメージは与えられず。
プレシャスとフィナーレはナルシストルーを狙います。ですが、ナルシストルーにダメージを与えられず、吹き飛ばされてしまいます。
ちょうどその時、ブラックペッパーが登場。プレシャスが岩に激突するのを防ぎ、助太刀しました。
プレシャス達の狙いは、スペシャルデリシャストーン。スパイシーとヤムヤムがゴッソリウバウゾーの相手をする間に、プレシャスとフィナーレが捕獲箱を奪う作戦でしたが、ナルシストルーに読まれてしまいました。
そして、ゴッソリウバウゾーの強力な攻撃で、またしてもプレシャス達は倒れてしまいます。
「遊びが終わるのは残念だけど・・・。」
「あんな思いは、もうごめんだ!」
「これで終わりだ!」
「やめるコメ!」
「コメコメ!」
「君じゃ、遊び相手にはならない!」
「コメコメ・・・。」
「大丈夫?」
「プレシャス・・・。」
「プレシャス・・・。」
「どうしたの、コメコメ?」
「コメコメ? 泣かないで、コメコメ・・・。」
「大丈夫か? 少し休んでいろ。」
「大きくなったら、何でもできると思ってたコメ・・・。でも、字が書けるようになっても、化けるのが上手になっても、みんなが傷付いているのに、何にもできないコメ!」
「みんな、いっぱいいっぱい遊んでくれたのに、一世みたいな力もないし、コメコメは全然駄目コメ!」
「そんな事言わないで! たとえコメコメでも、あたしの大好きなコメコメを、駄目だなんて言うのは許さない!」
「プレシャス・・・。」
「ありがとう、コメコメ・・・。そんなに思ってくれて・・・。あたし知らなかった・・・。」
「でも、コメコメも知らないんじゃない? コメコメと一緒に食べて、一緒に笑って、あたし、とっても幸せだよ!」
「プレシャス!」
「お祖母ちゃん言ってた! 幸せの味は、明日への道しるべ!」
「コメコメとまたご飯を食べたい! その未来を思うと、力が湧いてくる!」
「私達だって・・・。」
「プレシャスと思いは・・・。」
「同じだ!」
『コメコメ! いつも傍にいてくれて、ありがとう!』
「みんな! 大好きコメ!」
「コメコメの力を、みんなに!」
『パーティキャンドルタクト!』
「笑顔のパワー!」
「分け合うパワー!」
「情熱のパワー!」
「正義のパワー!」
「プリキュアパーティアップ!」
『心を1つに!』
『プリキュア! ライト・マイ・デリシャス!』
『ごちそうさまでした!』
「おかえり! ありがとう、コメコメ! すごいよ!」
〈その前にお伝えしておきます。失敗したら、あなたの居場所は、ここにはありません。〉
「ナルシストルー、投降しろ。」
「投降? そんなのでいいのか?」
「さあ、恨みを晴らしたらどうだ? ジェントルー。ここにくすぶってるものがあるんだろう?」
「どうしてそこまでして他人を傷付けようとするの!?」
「そういう生き方しかできなかったからさ・・・。」
「フィナーレ・・・。」
「コメコメ・・・。みんなと、おむすびが食べたいな・・・。」
「所詮はトカゲの尻尾。まあ、いいでしょう。材料は揃いました。」
今回は、これで終了です。
エンディングも劇場版告知バージョン。曲も、前話と同じく、劇場版のエンディング主題歌「ようこそ、お子様♡ドリーミア」でした。
流れた映像は、前話と同じでしたので、今回は、語る事はありません。
次回:「おいしいパラダイス! レッツゴー! クッキングダム!」
クッキングダムを訪れる事になったゆい達。
そこで、案内役のクックファイター見習いのセルフィーユから、クックファイターになるには試験があると聞き・・・。
【まとめ】
今回は、プリキュアがまたパワーアップしました。
パワーアップのきっかけとなったのは、コメコメの皆の役に立ちたいという思いと、そんなコメコメを大好きだと思う皆の心でした。22話以降、コメコメの成長が早かったり、メインキャラ達とコメコメの触れ合いが結構多いと思いましたが、それはこのためだったんだろうな、と感じました。
ここまでコメコメは様々な悩みを抱えていたものの、周りに助けられながらも、それらを乗り越え、心身ともに成長していき、そして、今回のプリキュアのパワーアップイベントに繋がったと思うと、良い話運びだったな、と感心します。
今回のパワーアップは4人合体技でしたが、4人のドレスアップ姿も見所でしょう。
そう、これです! デュ・ラクに行った時といい、やっぱり、ドレスアップ姿は良いですよね。しかも、今後ほぼ毎回これを拝めるとか、最高かよ・・・。
怪物を倒した時の「ごちそうさまでした!」は4人合体技でも健在でしたが、その直前の「ふー」も目を引くところでしょう。
これですね。
もちろん、これは、ロウソクの火を消すのを模しているもので、メイン視聴層の女の子達が真似したくなる動作でしょうね。
そういうのがあると、関連玩具を片手にプリキュアごっこをやりたいと思う女の子が増えるでしょう。それで、より一層プリキュアを楽しむ事ができるのは、本当に素晴らしい事。
今後も、様々な女の子達が真似したくなる動作に注目したいですね。
また、敵側も、「ゴッソリウバウゾー」という、これまでよりも強力な怪物が出てきました。今後は、毎回コイツと戦う事になるでしょう。
と言っても、新技「ライト・マイ・デリシャス」で倒される事になると思いますが、それでも、プリキュアの何倍も体格があるヤツが相手となると、苦戦は必至で、これまで以上に力を合わせて戦う事が求められるでしょうね。そのため、バトル以外のシーンでメインキャラ達が絆を深めていく事が結構大事なように思え、より注目していきたいな、と感じています。
強力な怪物が出た一方で、ナルシストルーは、今回の戦いで負けた事で、ブンドル団から追放となりました。ゆい達に捕まって今話は終わり、次回以降は、ゆい達と一緒に行動する事で、ご飯に対する歪んだ考えを改めそうな気がしますね。(「歪んだ」ではなく「歪ませられた」と言うのが正しいのかもしれませんが)
それ以上に気になったのは、プレシャスにとどめを刺そうとした時に浮かんだヤツの過去ですね。周りが楽しそうに食事を楽しむ中、彼だけが食事を楽しめず、そして、1人寂しく場を離れていきました。
あの時、彼に何があったのか? 何が理由で、ご飯が忌々しいものだと思うようになったのか? ナルシストルーを生かしたまま終わらせた事は、改心の流れになると思っていますが、果たして?
ナルシストルーがブンドル団からいなくなったとなると、次回以降出撃するのは、またスピリットルーになりますかね? ああいう愛嬌あるヤツが出撃してくれると、話が楽しくなって良いですね。
まあ、個人的には、セクレトルーがそろそろ出撃してもいいかな、と思っています。ああ・・・、これまで溜め込んだヤツへの小言のストックを放出したい・・・。(笑)
という事で、今話は、プリキュアも敵側もパワーアップし、ストーリーが大きく進展した慌ただしい回でした。
それでも、ゴッソリウバウゾーの強力さを目の当たりにしても沢山のおむすびを用意して「食べよう!」だったり、「コメコメとまたご飯を食べたい! その未来を思うと、力が湧いてくる!」とか「みんなと、おむすびが食べたいな・・・」とか、皆と一緒に美味しいご飯を食べる事を前面に押し出していて、実に今作らしかったと思います。
考えてみれば、私達の世界でも、様々な困難に直面し、何日も考え込んでしまう事もありますが、それでも、しっかりご飯は食べています。ご飯をまったく食べないまま日々を過ごしていると栄養失調で倒れるおそれがありますし。
そして、ご飯を食べれば、心も満たされて、前へ進む気力が湧いてきます。それも、苦労を共にしている仲間と一緒であれば尚更でしょう。
今後も、ゆい達にとって大きな困難が立ちふさがるかと思いますが、その時は、皆と一緒にご飯を食べる事が突破口になるのか、楽しみにしたいですね。
さて、次回は、ゆい達がクッキングダムに行く話。
タイトルを見た感じでは、楽しい話が展開されそうですが、今後のストーリーにおける新たな謎も出てきそうな気がしますね。次回も、色んな要素を楽しみながら視聴していきたいと思います。
本編の感想は、これで以上です。
ここからは、後回しにした、劇場版告知オープニングなどについて、語っていきます。
入場者プレゼントでもある「ドリーミアリング」をつけているコメコメ達。これをつけた状態で思いを込めれば、何か願い事が叶うというアイテムですかね?
ドリーミアの警備員ロボっぽい相手と戦うプレシャス達。物語中盤に展開されそうですね。
劇場版オリジナルフォームは、エナジー妖精達だけでなく、プレシャス達も!
「わたしだけのお子さまランチ」も同時上映。上映時間5分程度の短編でしょうかね。
前作「トロピカル~ジュ」、前々作「ヒーリングっど」、3作前の「トゥインクル」の主人公プリキュアが登場。昨年はオールスターズ映画がなく、今春はプリキュア映画がなかったですので、その埋め合わせみたいなものでしょうね。
上映開始日まで、ついに1週間を切り、次回視聴前には劇場版を見に行く方も多いでしょう。
ですが、私は人混みを避けたいですので、次の3連休が終わったら、ゆっくり見に行きます。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「デリシャスパーティ♡プリキュア」第28話「コメコメの力をみんなに・・・! パーティキャンドルタクト!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話の続きです。スペシャルデリシャストーンを新たな捕獲箱にセットしたナルシストルーですが、すぐに消えてしまいました。
その後、ハートキュアウォッチから警告音が。ナルシストルーにより、レシピッピが捕まっていました。
そして・・・、
「カモン! ゴッソリウバウゾー!」
今回のオープニングも、劇場版告知バージョン。今回も、画像と感想は、記事の最後で語ります。
~ Aパート ~
その後、デリシャスフィールド内で、ゴッソリウバウゾーとバトル。プリキュアの何倍も大きいため、ゴッソリウバウゾーの攻撃は強力で、ナルシストルーの妨害もあり、劣勢となります。
そんな中、フィナーレは、ゴッソリウバウゾーの背後を突き、フィナーレブーケをぶつけました。良い感じにダメージを与え、そのまま、デリシャスフィナーレファンファーレを放ちましたが、持ち直しが早く、吸収されてしまいます。しかも、カウンターで、フィナーレは大きなダメージを負います。
直後、プレシャスも、ナルシストルーの攻撃を受け、倒れてしまいました。さらに、ゴッソリウバウゾーがダメ押し。ダメージがかさみ、プレシャスは変身が解けてしまいます。
「ゆい!」
「つまらないな。弱過ぎて・・・。」
「そうだ、こうしよう。」
「何を?」
「時間をあげるよ。自分の弱さに悩んで、苦しんで、嘆く時間をね・・・。」
「オレ様が見たいのは、そういう絶望の顔さ・・・。」
ナルシストルーは退場し、その夜・・・、
「一体どうすれば・・・。」
「食べよう!」
「ひょわー! 美味しそう!」
「こんな時に?」
「だって、はらペコっちゃった!」
「どんな時でも、お腹は空くものよね・・・。」
「空腹では良いアイディアは生まれないかもな・・・。」
『いただきまーす!』
「デリシャスマイル~!」
「なんだかホッとする・・・。」
「ひよわわー! この味は心の応援団だよ!」
「一緒に食べるご飯は、前を向く勇気をくれる・・・。」
「ええ!」
そんな中、パムパムは、コメコメの可能性について話しました。
コメコメの先代は、パムパムやメンメンとは桁違いのエナジーを持っていたそうです。ローズマリーも、その事を知っています。
もしかしたら、コメコメにも、先代と同じ大きな力があるのかも? コメコメは力を込めました。
しかし、何も起きず。コメコメはハートキュアウォッチの中に入っていきました。パムパムとメンメンも後を追います。
「ごめんなさいパム・・・。パムパムが一世の話をしたせいパム?」
「ずっと、早く大きくなって、みんなの役に立ちたいって思ってたコメ・・・。」
「そうだったメン・・・。」
「やっと上手に化けられるようにもなって、なのに・・・。」
「役に立たなかったコメ・・・。大きくなっても意味なかったコメ・・・。」
「このままじゃ、プレシャスが可哀想コメ・・・。」
「パムパムも、本当は悔しいパム・・・。」
「ボク達が泣いてたら、みんなが心配するメン!」
「それは嫌コメ!」
「ボク達は、ボク達にできる事を精一杯やるメン!」
「みんなと一緒に頑張るパム!」
一方、ブンドル団のアジトに戻ったナルシストルーは、プリキュアを追い詰めたものの、始末まではしてない上、レシピッピも捕獲していないため、セクレトルーからはあまり評価されず。
それどころか、何か伝えたい事があるようで?
~ Bパート ~
その後日、ナルシストルーはレシピッピを捕まえ、前と同じゴッソリウバウゾーを生み出しました。
デリシャスフィールドを展開し、プリキュアに変身して、ゴッソリウバウゾーに立ち向かいます。
まずは、スパイシーがピリッtoヘビーサンドプレスで、ゴッソリウバウゾーの行動を抑え、その間にヤムヤムが攻撃。しかし、早い段階で拘束を破られ、思ったほどダメージは与えられず。
プレシャスとフィナーレはナルシストルーを狙います。ですが、ナルシストルーにダメージを与えられず、吹き飛ばされてしまいます。
ちょうどその時、ブラックペッパーが登場。プレシャスが岩に激突するのを防ぎ、助太刀しました。
プレシャス達の狙いは、スペシャルデリシャストーン。スパイシーとヤムヤムがゴッソリウバウゾーの相手をする間に、プレシャスとフィナーレが捕獲箱を奪う作戦でしたが、ナルシストルーに読まれてしまいました。
そして、ゴッソリウバウゾーの強力な攻撃で、またしてもプレシャス達は倒れてしまいます。
「遊びが終わるのは残念だけど・・・。」
「あんな思いは、もうごめんだ!」
「これで終わりだ!」
「やめるコメ!」
「コメコメ!」
「君じゃ、遊び相手にはならない!」
「コメコメ・・・。」
「大丈夫?」
「プレシャス・・・。」
「プレシャス・・・。」
「どうしたの、コメコメ?」
「コメコメ? 泣かないで、コメコメ・・・。」
「大丈夫か? 少し休んでいろ。」
「大きくなったら、何でもできると思ってたコメ・・・。でも、字が書けるようになっても、化けるのが上手になっても、みんなが傷付いているのに、何にもできないコメ!」
「みんな、いっぱいいっぱい遊んでくれたのに、一世みたいな力もないし、コメコメは全然駄目コメ!」
「そんな事言わないで! たとえコメコメでも、あたしの大好きなコメコメを、駄目だなんて言うのは許さない!」
「プレシャス・・・。」
「ありがとう、コメコメ・・・。そんなに思ってくれて・・・。あたし知らなかった・・・。」
「でも、コメコメも知らないんじゃない? コメコメと一緒に食べて、一緒に笑って、あたし、とっても幸せだよ!」
「プレシャス!」
「お祖母ちゃん言ってた! 幸せの味は、明日への道しるべ!」
「コメコメとまたご飯を食べたい! その未来を思うと、力が湧いてくる!」
「私達だって・・・。」
「プレシャスと思いは・・・。」
「同じだ!」
『コメコメ! いつも傍にいてくれて、ありがとう!』
「みんな! 大好きコメ!」
「コメコメの力を、みんなに!」
『パーティキャンドルタクト!』
「笑顔のパワー!」
「分け合うパワー!」
「情熱のパワー!」
「正義のパワー!」
「プリキュアパーティアップ!」
『心を1つに!』
『プリキュア! ライト・マイ・デリシャス!』
『ごちそうさまでした!』
「おかえり! ありがとう、コメコメ! すごいよ!」
〈その前にお伝えしておきます。失敗したら、あなたの居場所は、ここにはありません。〉
「ナルシストルー、投降しろ。」
「投降? そんなのでいいのか?」
「さあ、恨みを晴らしたらどうだ? ジェントルー。ここにくすぶってるものがあるんだろう?」
「どうしてそこまでして他人を傷付けようとするの!?」
「そういう生き方しかできなかったからさ・・・。」
「フィナーレ・・・。」
「コメコメ・・・。みんなと、おむすびが食べたいな・・・。」
「所詮はトカゲの尻尾。まあ、いいでしょう。材料は揃いました。」
今回は、これで終了です。
エンディングも劇場版告知バージョン。曲も、前話と同じく、劇場版のエンディング主題歌「ようこそ、お子様♡ドリーミア」でした。
流れた映像は、前話と同じでしたので、今回は、語る事はありません。
次回:「おいしいパラダイス! レッツゴー! クッキングダム!」
クッキングダムを訪れる事になったゆい達。
そこで、案内役のクックファイター見習いのセルフィーユから、クックファイターになるには試験があると聞き・・・。
【まとめ】
今回は、プリキュアがまたパワーアップしました。
パワーアップのきっかけとなったのは、コメコメの皆の役に立ちたいという思いと、そんなコメコメを大好きだと思う皆の心でした。22話以降、コメコメの成長が早かったり、メインキャラ達とコメコメの触れ合いが結構多いと思いましたが、それはこのためだったんだろうな、と感じました。
ここまでコメコメは様々な悩みを抱えていたものの、周りに助けられながらも、それらを乗り越え、心身ともに成長していき、そして、今回のプリキュアのパワーアップイベントに繋がったと思うと、良い話運びだったな、と感心します。
今回のパワーアップは4人合体技でしたが、4人のドレスアップ姿も見所でしょう。
そう、これです! デュ・ラクに行った時といい、やっぱり、ドレスアップ姿は良いですよね。しかも、今後ほぼ毎回これを拝めるとか、最高かよ・・・。
怪物を倒した時の「ごちそうさまでした!」は4人合体技でも健在でしたが、その直前の「ふー」も目を引くところでしょう。
これですね。
もちろん、これは、ロウソクの火を消すのを模しているもので、メイン視聴層の女の子達が真似したくなる動作でしょうね。
そういうのがあると、関連玩具を片手にプリキュアごっこをやりたいと思う女の子が増えるでしょう。それで、より一層プリキュアを楽しむ事ができるのは、本当に素晴らしい事。
今後も、様々な女の子達が真似したくなる動作に注目したいですね。
また、敵側も、「ゴッソリウバウゾー」という、これまでよりも強力な怪物が出てきました。今後は、毎回コイツと戦う事になるでしょう。
と言っても、新技「ライト・マイ・デリシャス」で倒される事になると思いますが、それでも、プリキュアの何倍も体格があるヤツが相手となると、苦戦は必至で、これまで以上に力を合わせて戦う事が求められるでしょうね。そのため、バトル以外のシーンでメインキャラ達が絆を深めていく事が結構大事なように思え、より注目していきたいな、と感じています。
強力な怪物が出た一方で、ナルシストルーは、今回の戦いで負けた事で、ブンドル団から追放となりました。ゆい達に捕まって今話は終わり、次回以降は、ゆい達と一緒に行動する事で、ご飯に対する歪んだ考えを改めそうな気がしますね。(「歪んだ」ではなく「歪ませられた」と言うのが正しいのかもしれませんが)
それ以上に気になったのは、プレシャスにとどめを刺そうとした時に浮かんだヤツの過去ですね。周りが楽しそうに食事を楽しむ中、彼だけが食事を楽しめず、そして、1人寂しく場を離れていきました。
あの時、彼に何があったのか? 何が理由で、ご飯が忌々しいものだと思うようになったのか? ナルシストルーを生かしたまま終わらせた事は、改心の流れになると思っていますが、果たして?
ナルシストルーがブンドル団からいなくなったとなると、次回以降出撃するのは、またスピリットルーになりますかね? ああいう愛嬌あるヤツが出撃してくれると、話が楽しくなって良いですね。
まあ、個人的には、セクレトルーがそろそろ出撃してもいいかな、と思っています。ああ・・・、これまで溜め込んだヤツへの小言のストックを放出したい・・・。(笑)
という事で、今話は、プリキュアも敵側もパワーアップし、ストーリーが大きく進展した慌ただしい回でした。
それでも、ゴッソリウバウゾーの強力さを目の当たりにしても沢山のおむすびを用意して「食べよう!」だったり、「コメコメとまたご飯を食べたい! その未来を思うと、力が湧いてくる!」とか「みんなと、おむすびが食べたいな・・・」とか、皆と一緒に美味しいご飯を食べる事を前面に押し出していて、実に今作らしかったと思います。
考えてみれば、私達の世界でも、様々な困難に直面し、何日も考え込んでしまう事もありますが、それでも、しっかりご飯は食べています。ご飯をまったく食べないまま日々を過ごしていると栄養失調で倒れるおそれがありますし。
そして、ご飯を食べれば、心も満たされて、前へ進む気力が湧いてきます。それも、苦労を共にしている仲間と一緒であれば尚更でしょう。
今後も、ゆい達にとって大きな困難が立ちふさがるかと思いますが、その時は、皆と一緒にご飯を食べる事が突破口になるのか、楽しみにしたいですね。
さて、次回は、ゆい達がクッキングダムに行く話。
タイトルを見た感じでは、楽しい話が展開されそうですが、今後のストーリーにおける新たな謎も出てきそうな気がしますね。次回も、色んな要素を楽しみながら視聴していきたいと思います。
本編の感想は、これで以上です。
ここからは、後回しにした、劇場版告知オープニングなどについて、語っていきます。
入場者プレゼントでもある「ドリーミアリング」をつけているコメコメ達。これをつけた状態で思いを込めれば、何か願い事が叶うというアイテムですかね?
ドリーミアの警備員ロボっぽい相手と戦うプレシャス達。物語中盤に展開されそうですね。
劇場版オリジナルフォームは、エナジー妖精達だけでなく、プレシャス達も!
「わたしだけのお子さまランチ」も同時上映。上映時間5分程度の短編でしょうかね。
前作「トロピカル~ジュ」、前々作「ヒーリングっど」、3作前の「トゥインクル」の主人公プリキュアが登場。昨年はオールスターズ映画がなく、今春はプリキュア映画がなかったですので、その埋め合わせみたいなものでしょうね。
上映開始日まで、ついに1週間を切り、次回視聴前には劇場版を見に行く方も多いでしょう。
ですが、私は人混みを避けたいですので、次の3連休が終わったら、ゆっくり見に行きます。
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