「わんだふるぷりきゅあ!」全50話と劇場版を見終えての感想です。
本作も、総評を2つの記事に分けました。こちらは、その後半です。感想字数&画像枚数、大きく思った事について、語っていきます。
前半の記事をご覧になりたい方は、ここからどうぞ。なお、こちらは、前半を飛ばして読んでも差し支えない内容にしていますので、こちらを先に読んでから、前半を読んでいただいても構いません。
1.感想字数&画像枚数
このブログの感想は、他の感想レビューサイトと比べると、字数と掲載画像数がかなり多く、どの程度なのか気になりましたので、全50話の感想について、字数と画像枚数を調べてみました。
まず、本作1話あたりの平均感想字数は、6,368字。前作と比べると、129字減少しました。
前作「ひろがるスカイ」よりプリキュアが1人少なかったですし、前作と比べると魅力のあるキャラが減ったと感じましたので、前作より感想字数が下がったのは、やっぱりな、と思いましたが、そこまで減少したとは感じていません。
動物の知識はほとんど知らない身でしたので、本作で明かされた動物の習性などを聞いた時は、「へー、そうなのか」とか「そう言われれば、そうかも」などと感じるところがあり、それが面白要素として書き残したりはしましたかね。興味ある謎も多く、そういったのを長々と考察した事もあり、結果として、平均感想字数は大きく下がらなかったように思いますね。
次に、今作1話あたりの平均キャプチャー画像数は175枚。こちらは、前作より9枚少なくなりました。
こちらも、前作よりプリキュアが1人少なかったり、魅力のあるキャラの減少を考えれば、やはり少なくなりますね。でも、そこまで下がったとは感じておらず、今作も、前作に負けないくらいの見応えのある映像が多かったように思いますね。
さて、ここからは、感想字数と画像枚数ランキング。感想字数が多かった10記事、画像枚数が多かった10記事を公表します。
なお、画像枚数は、キャプチャー数にしています。過去感想記事に載せたものはカウントせず、同一記事に同じ画像を複数載せていても、1枚としてカウントしています。
まずは、感想字数から。
【感想字数 ベスト10】
10位 第43話「つむがれる思い」 7,465字
9位 第50話(最終話)「ず~っとわんだふる!」 7,640字
8位 第35話「悟の告白大作戦」 7,736字
7位 第29話「はじめましてニコ様!」 7,835字
6位 第7話「ふたりのフレンドリベラーレ!」 7,896字
5位 第15話「ヒツジの執事 メエメエの一日」 7,971字
4位 第14話「まゆ、はじめてのお泊り」 8,011字
3位 第16話「鏡石のふしぎ」 8,207字
2位 第37話「みんなで初デート!?」 8,963字
1位 第21話「まゆとユキのスクールライフ」 9,928字
10位は、最後のまゆメイン回である43話。成長期待度の高いキャラの集大成が描かれていた上、スバルの日誌の続きに対して深く考察していましたので、ベスト10入りは納得かも。
9位は最終話。前作は、年明け以降の話はすべてベスト10入りしていましたが、本作は最終話のみ。
前作のような、途中退場した敵キャラが加勢する熱い展開や、主人公が暗黒化するというまさかの展開もなく、気になった謎が明かされぬまま終わったりもしましたので、まあこんなものでしょうか。
8位は、悟いろの恋愛成就回の前半。これまでより長めのスーパーまゆすけタイムと、メエメエのやらかしで、ツッコミが熱くなりました。(笑)
恋愛成就後のデート回は2位に! まゆすけとメエメエのギャグキャラツートップがはっちゃけてくれたおかげで、ギャグ感想が捗りました。(笑)
7位は、ニコ、トラメ、ザクロが初めて登場した29話。物語が急展開を迎えましたので、当然のベスト10入りといったところでしょう。
6位は、本作初の合体技が披露された7話から。こむぎの心の成長、ガルガルの裏の存在、劇場版の初告知と、語る事は多かったですね。
5位は、メエメエがメインの話だった15話。ギャグ度の高いキャラでしたので、案の定、ギャグ感想が多くなりました。っていうか、メエメエ、この回を終えてから、無能度が上がったような気がします。(笑)
4位は、まゆにプリキュアの正体がバレた14話。ユキの心情について深く考察していましたので、納得のベスト10入りだと思います。
3位は16話。「クレヨンしんちゃん」とコラボしたり、こむぎがしゃべれる事や人になれる事が両親に知られたり、鏡石の昔話が明かされたりと、非常に濃い話でした。となれば、語る事は多くなり、この順位は納得だと思いますね。
1位は、ユキが初めて学校に登校した21話でした。
ユキが大胆な事をしまくったために、ギャグ感想が多くなった上、まゆの過去を見て、人間関係の複雑さについて考えたりと、語る事はすごく多くなり、気付けば、1万字近くにもなりました。この回の感想を書き終えた時は、この回が本作感想の最大字数になりそうだと思ってましたね。
続いて、画像枚数のベスト10です。
なお、画像枚数は、キャプチャー数としています。過去感想記事に載せたものはカウントせず、同一記事に同じ画像を複数載せていても、1枚としてカウントしています。
【画像枚数 ベスト10】
10位 第30話「わんだふるなキャッスル!」 209枚
8位 第49話「あなたの声」 216枚
8位 第45話「ずっとずっと友達」 216枚
7位 第37話「みんなで初デート!?」 218枚
6位 第5話「つながるキズナ フレンドリータクト!」 227枚
5位 第9話「こむぎ、中学生だワン!」 244枚
4位 第36話「特別なワンダフル!」 250枚
3位 第21話「まゆとユキのスクールライフ」 267枚
2位 第50話(最終話)「ず~っとわんだふる!」 271枚
1位 第1話「はじまりは『わんだふる!』」 294枚
10位は、4人合体技が初めて披露された30話。プリキュアパワーアップ回は、画像枚数が多くなりますね。
8位は、トラメと和解した45話と、最終回前の話である49話。
45話については、生存エンドとはならなかったものの、プリキュアと楽しく遊んでハッピーエンドを迎えられましたので、良い順位につけたように思います。
一方、49話は、前作ほど熱い最終決戦にはならなかったと思っていますので、まあ、こんなものなのかな、と感じています。
7位は、感想字数では2位だった悟いろデート回。感想の方はまゆすけやメエメエへのツッコミが多かった一方、画像の方は悟いろが多くなりました。いろはが悟にドキドキしたり、悟が男前だったりと、初回を見終えた時には考えれない光景でしたね。
6位は、フレンドリータクトが初めて出てきた5話。新アイテム登場に加え、いろはがこむぎを助けた事の頃が描かれ、画像枚数が結構多くなりました。
5位は、こむぎが初めて学校に登校した9話。こむぎがマイペース過ぎるために、学校生活はドタバタし、ギャグシーンが多めとなり、必然、画像枚数も多くなりました。とはいえ、5位は予想外ですね。
4位は、悟いろの恋愛成就回の後半。恋愛成就とか、過去の「プリキュア」にはなかった事ですので、キャプチャー意欲はかなり増しましたね。
感想字数1位だった21話は、3位でした。1万字近くも語っていれば、まあ、こうもなりますね。
ベスト2は、初回、最終話でした。ここ近年、初回、最終話はベスト3に入り続けていますので、特に言う事はありません。
2.大きく思った事
本作を見終えて主に思った事をあれこれ語ります。
まずは、「犬がプリキュア! しかも、主人公!」ですね。
アンドロイド、宇宙人、人魚と、人でない生物がプリキュアになった例は過去作にいくつもありましたが、いずれも、人の言葉を話せていました。ついさっきまで人の言葉を話せなかったのがプリキュアになるとか、「ついにここまできたか!」と、興奮しましたね。
それが主人公だというのですから、さらに驚きました。初回Aパートでは「こんな可愛いワンちゃんが主人公とか、ホンマかいな・・・」とか思いましたし、最終回でも、変身能力やしゃべる能力が失われた時は「これが主人公で、プリキュアになって狼達を救ってきたんだよな・・・。信じれらないよ・・・」と唖然としてましたね。
これら以外にも、こむぎが犬の姿で動きまくるところには、「これが主人公なんよな」と不思議な気分になっていました。でも、面白かったですね。
人間ではない生物がプリキュアになる事は今後もありそうですが、主人公を務めるのはもうないかな、と思っています。動物が主人公という点は、「プリキュア」がこの先何年続いたとしても、本作唯一の特徴であり続けるんじゃないかと思いますね。
他には、「怪物に対して攻撃しない」というのも、本作の大きな特徴だったでしょう。リリアンが登場するまでのニャミーは、ガルガルに対してパンチやキックを繰り出していたものの、それ以外は、格闘で怪物に立ち向かう事はありませんでした。
これは、罪のない動物が闇の力で凶暴化している事が背景にあり、彼らを攻撃する事は動物虐待に当たります。そのため、敵の攻撃を避けたり、耐えたりしながら、浄化チャンスを待つという、なかなか厳しい状況で戦っていました。
ですが、動物が怪物の素体になっているという事で、怪物は、素体となった動物の習性通りに動いていたのは面白かったですね。その隙を突いて怪物を浄化するケースは多く、メイン視聴層の女の子達にはためになったんじゃないかと思います。
ハグで怪物を浄化するというのも、良い見所でした。フレンドリーベラーレお披露目後は、19話を除き、すべて技浄化となりましたが、本作の大きな特徴だと感じています。
最終話で、多くのキャラ達がスバルとガオウをハグするところは、すごく絵になっていたと感じています。「動物に優しい『わんだふるぷりきゅあ!』、ここに極まれり!」と感動しました。
また、「悟といろはの恋愛成就」も、本作の特徴だったと思います。
誰かが異性を好きになっても、相手は気付かぬまま作品が終わり、勇気を振り絞って告白したとしても断られる。それが、これまでの「プリキュア」でしたからね。
本作の初回では、悟がいろはの事を好いている描写はありましたが、きっといろはは気付かずに本作は終わる。そう思っていました。
それが、まさかの告白大成功なんてねえ・・・。こんなのもう革命ですよ・・・。
その後、悟はいろはの事を「いろはちゃん」と呼ぶようになったり、時に悟といろはが甘い雰囲気になったりと、ストーリーを面白くしてくれました。基本的に恋愛は禁止の「プリキュア」ですが、たまには恋愛があっても悪くないですね。
こうなると、後の作品で恋愛をどう扱うのか、気になりますね。
現在放送中の「キミとアイドルプリキュア♪」は、アイドルは恋愛禁止が現実でも求められると思うと、さすがにないでしょうか。
まあ、でも、あったらあったで、その時は、甘い雰囲気に酔いたいと思いますし、それは、その後の作品でも同じです。女の子達がついていけるほどの描写にしてくれれば、それで十分かな、と思います。
気になるといえば、本作は、ストーリー途中で気になった謎がいくつかあったものの、最後まで解明されなかったものが、まあまああります。
まずは、こむぎの過去ですね。本作開始時点でのこむぎは、元気で、人懐こくて、飼い主のいろはの事が大好きでした。
だけど、いろはと初めて会った時のこむぎは、人をすごく嫌っていて、心も身体も傷付いていました。よほど酷い過去があったんじゃないかと気にはなりましたが、こむぎが今を幸せに過ごしていれば過去が明かされなくてもいいかな、と思ってもいました。
ですが、38話では、こむぎの前の飼い主に会う事になりました。酷な過去を思い出すんじゃないかと不安になりましたが、前の飼い主は温かい人柄で、杞憂に終わりました。
それだったら、どうして、こむぎは人を嫌うようになったのか? その疑問は膨らみました。
前の飼い主が老人ホームに入所する事になったために、こむぎは施設に引き取られる事になりましたが、早いうちに脱走。前の飼い主が恋しかったからなのでしょう。
それから何かがあって、こむぎは、人を嫌うようになったのでしょう。動物を傷付けても何とも思わないほどの心ない人間から虐待を受けたのではないのか? そう考えていました。
しかし、その謎は最後まで解明されず、本作が終わりました。
でも、これで良かったのかな、と思っています。真実を知れば、こむぎはショックを受けて、いろは達の事が嫌いになるおそれがあるかもしれませんし、メイン視聴層の女の子にとっても毒になりかねないでしょう。
だから、こむぎの過去はすべて明かされなくて良かったと思います。こむぎが今を幸せに過ごしていればそれで良い、と物語序盤から思い続けていた事ですので、モヤモヤは感じていません。
過去の人間が狼狩りに走った理由も、ストーリー途中で気になったものの最後まで明かされなかった事ですね。
スバルがガオウと会った時から、狼は人から嫌われていて、スバルの住んでいた村の人達は狼に会うなり、狼を攻撃していましたが、この時は狼を絶滅させたいとまでは思っていなかったでしょう。スバルとガオウが親しくなってから何日か経って、村人達が狼を積極的に狩りに行った事が、49話のスバルの回想で語られました。
いくら狼を嫌っていても、大量虐殺するのはどうなのか、と思いましたし、人と狼が相容れなくても、互いの生活にかかわらない相互不干渉で生きていく事だってできたはず。なのに、狼達を絶滅しようとしたのは、自分達の暮らしを良くしたいために狼が邪魔だからだったのか、それとも、何者かに扇動されたのか、かなり気になっていました。
ですが、最後まで明かされず、物語は終わりました。
しかし、これも、女の子達への悪影響をおそれて明かさなかったのかな、と思っています。もし、こちらも深く描かれば、人間達の残酷さにショックを受け、現実の人間達も悪者なんじゃないかと思い込んじゃうかもしれないでしょう。
しかも、小学校入学を控えている身であり、今後沢山の人達の出会いが待っています。そんな時に、人に対する恐怖心を抱けば、楽しめるものも楽しめません。
そのため、狼狩りの描写を軽くし、女の子達にショックを与えないよう努めたんじゃないかと思います。こちらもモヤモヤは感じておらず、これはこれで良かったと感じています。
最後に、鏡石の言い伝えの真相も、最後まで解明されませんでした。
かつて、人間と仲良くなりたいと望んだ動物が神に願った結果、動物は言葉を話せるようになり、人と仲良く暮らしましたが、鏡石の効力を聞いて集まった生き物達が争ってしまい、神は鏡石をただの石にした事が、16話で語られました。
人間と仲良くなりたいと望んだ動物や、鏡石をただの石にした神は何者なのか? 16話を見終えて、すごく気になりました。
ですが、その疑問は最後まで明かされませんでした。神がニコである事は、ニコのセリフから確定ではあったものの、人間と仲良くなりたいと望んだ動物は分からず終い。
スバルの日誌が出てきた時には、その動物はガオウなんじゃないかと思いましたが、過去の回想を見た感じでは、ガオウが生きていた間は言葉を話せなかったっぽいですので、スバルやガオウが生きていた時は、鏡石の言い伝えとは無関係だったのでしょう。
となると、鏡石の力により動物が言葉を話せていたのは、スバルやガオウの生前の出来事だったのかも? 沢山の動物が集まってアニマルタウンができた事を考えると、スバルやガオウが死んだ後に起こった事なのかもしれませんが。
これについては、明かしても良かったかな、と思いますね。女の子達へのショックはないと思いますし。
それに、前作は、物語序盤で語られたプリキュアの伝説について、物語終盤で過去の世界へワープした事により、その真実を知りました。ですので、鏡石の言い伝えの真相も、こんな感じで解明されても良かったんじゃないかと思いますね。
まあ、ですが、メインキャラの活躍や可愛さや成長をはじめ、様々な要素を存分に楽しみ事ができ、すごくわんだふるな時間を過ごせたと感じています!
本作の制作に携わった皆様、本当にありがとうございました!! そして、お疲れ様でした!!
現在放映中の「キミとアイドルプリキュア♪」も、面白い作品になると信じています! これからも頑張って下さい!!
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本作も、総評を2つの記事に分けました。こちらは、その後半です。感想字数&画像枚数、大きく思った事について、語っていきます。
前半の記事をご覧になりたい方は、ここからどうぞ。なお、こちらは、前半を飛ばして読んでも差し支えない内容にしていますので、こちらを先に読んでから、前半を読んでいただいても構いません。
1.感想字数&画像枚数
このブログの感想は、他の感想レビューサイトと比べると、字数と掲載画像数がかなり多く、どの程度なのか気になりましたので、全50話の感想について、字数と画像枚数を調べてみました。
まず、本作1話あたりの平均感想字数は、6,368字。前作と比べると、129字減少しました。
前作「ひろがるスカイ」よりプリキュアが1人少なかったですし、前作と比べると魅力のあるキャラが減ったと感じましたので、前作より感想字数が下がったのは、やっぱりな、と思いましたが、そこまで減少したとは感じていません。
動物の知識はほとんど知らない身でしたので、本作で明かされた動物の習性などを聞いた時は、「へー、そうなのか」とか「そう言われれば、そうかも」などと感じるところがあり、それが面白要素として書き残したりはしましたかね。興味ある謎も多く、そういったのを長々と考察した事もあり、結果として、平均感想字数は大きく下がらなかったように思いますね。
次に、今作1話あたりの平均キャプチャー画像数は175枚。こちらは、前作より9枚少なくなりました。
こちらも、前作よりプリキュアが1人少なかったり、魅力のあるキャラの減少を考えれば、やはり少なくなりますね。でも、そこまで下がったとは感じておらず、今作も、前作に負けないくらいの見応えのある映像が多かったように思いますね。
さて、ここからは、感想字数と画像枚数ランキング。感想字数が多かった10記事、画像枚数が多かった10記事を公表します。
なお、画像枚数は、キャプチャー数にしています。過去感想記事に載せたものはカウントせず、同一記事に同じ画像を複数載せていても、1枚としてカウントしています。
まずは、感想字数から。
【感想字数 ベスト10】
10位 第43話「つむがれる思い」 7,465字
9位 第50話(最終話)「ず~っとわんだふる!」 7,640字
8位 第35話「悟の告白大作戦」 7,736字
7位 第29話「はじめましてニコ様!」 7,835字
6位 第7話「ふたりのフレンドリベラーレ!」 7,896字
5位 第15話「ヒツジの執事 メエメエの一日」 7,971字
4位 第14話「まゆ、はじめてのお泊り」 8,011字
3位 第16話「鏡石のふしぎ」 8,207字
2位 第37話「みんなで初デート!?」 8,963字
1位 第21話「まゆとユキのスクールライフ」 9,928字
10位は、最後のまゆメイン回である43話。成長期待度の高いキャラの集大成が描かれていた上、スバルの日誌の続きに対して深く考察していましたので、ベスト10入りは納得かも。
9位は最終話。前作は、年明け以降の話はすべてベスト10入りしていましたが、本作は最終話のみ。
前作のような、途中退場した敵キャラが加勢する熱い展開や、主人公が暗黒化するというまさかの展開もなく、気になった謎が明かされぬまま終わったりもしましたので、まあこんなものでしょうか。
8位は、悟いろの恋愛成就回の前半。これまでより長めのスーパーまゆすけタイムと、メエメエのやらかしで、ツッコミが熱くなりました。(笑)
恋愛成就後のデート回は2位に! まゆすけとメエメエのギャグキャラツートップがはっちゃけてくれたおかげで、ギャグ感想が捗りました。(笑)
7位は、ニコ、トラメ、ザクロが初めて登場した29話。物語が急展開を迎えましたので、当然のベスト10入りといったところでしょう。
6位は、本作初の合体技が披露された7話から。こむぎの心の成長、ガルガルの裏の存在、劇場版の初告知と、語る事は多かったですね。
5位は、メエメエがメインの話だった15話。ギャグ度の高いキャラでしたので、案の定、ギャグ感想が多くなりました。っていうか、メエメエ、この回を終えてから、無能度が上がったような気がします。(笑)
4位は、まゆにプリキュアの正体がバレた14話。ユキの心情について深く考察していましたので、納得のベスト10入りだと思います。
3位は16話。「クレヨンしんちゃん」とコラボしたり、こむぎがしゃべれる事や人になれる事が両親に知られたり、鏡石の昔話が明かされたりと、非常に濃い話でした。となれば、語る事は多くなり、この順位は納得だと思いますね。
1位は、ユキが初めて学校に登校した21話でした。
ユキが大胆な事をしまくったために、ギャグ感想が多くなった上、まゆの過去を見て、人間関係の複雑さについて考えたりと、語る事はすごく多くなり、気付けば、1万字近くにもなりました。この回の感想を書き終えた時は、この回が本作感想の最大字数になりそうだと思ってましたね。
続いて、画像枚数のベスト10です。
なお、画像枚数は、キャプチャー数としています。過去感想記事に載せたものはカウントせず、同一記事に同じ画像を複数載せていても、1枚としてカウントしています。
【画像枚数 ベスト10】
10位 第30話「わんだふるなキャッスル!」 209枚
8位 第49話「あなたの声」 216枚
8位 第45話「ずっとずっと友達」 216枚
7位 第37話「みんなで初デート!?」 218枚
6位 第5話「つながるキズナ フレンドリータクト!」 227枚
5位 第9話「こむぎ、中学生だワン!」 244枚
4位 第36話「特別なワンダフル!」 250枚
3位 第21話「まゆとユキのスクールライフ」 267枚
2位 第50話(最終話)「ず~っとわんだふる!」 271枚
1位 第1話「はじまりは『わんだふる!』」 294枚
10位は、4人合体技が初めて披露された30話。プリキュアパワーアップ回は、画像枚数が多くなりますね。
8位は、トラメと和解した45話と、最終回前の話である49話。
45話については、生存エンドとはならなかったものの、プリキュアと楽しく遊んでハッピーエンドを迎えられましたので、良い順位につけたように思います。
一方、49話は、前作ほど熱い最終決戦にはならなかったと思っていますので、まあ、こんなものなのかな、と感じています。
7位は、感想字数では2位だった悟いろデート回。感想の方はまゆすけやメエメエへのツッコミが多かった一方、画像の方は悟いろが多くなりました。いろはが悟にドキドキしたり、悟が男前だったりと、初回を見終えた時には考えれない光景でしたね。
6位は、フレンドリータクトが初めて出てきた5話。新アイテム登場に加え、いろはがこむぎを助けた事の頃が描かれ、画像枚数が結構多くなりました。
5位は、こむぎが初めて学校に登校した9話。こむぎがマイペース過ぎるために、学校生活はドタバタし、ギャグシーンが多めとなり、必然、画像枚数も多くなりました。とはいえ、5位は予想外ですね。
4位は、悟いろの恋愛成就回の後半。恋愛成就とか、過去の「プリキュア」にはなかった事ですので、キャプチャー意欲はかなり増しましたね。
感想字数1位だった21話は、3位でした。1万字近くも語っていれば、まあ、こうもなりますね。
ベスト2は、初回、最終話でした。ここ近年、初回、最終話はベスト3に入り続けていますので、特に言う事はありません。
2.大きく思った事
本作を見終えて主に思った事をあれこれ語ります。
まずは、「犬がプリキュア! しかも、主人公!」ですね。
アンドロイド、宇宙人、人魚と、人でない生物がプリキュアになった例は過去作にいくつもありましたが、いずれも、人の言葉を話せていました。ついさっきまで人の言葉を話せなかったのがプリキュアになるとか、「ついにここまできたか!」と、興奮しましたね。
それが主人公だというのですから、さらに驚きました。初回Aパートでは「こんな可愛いワンちゃんが主人公とか、ホンマかいな・・・」とか思いましたし、最終回でも、変身能力やしゃべる能力が失われた時は「これが主人公で、プリキュアになって狼達を救ってきたんだよな・・・。信じれらないよ・・・」と唖然としてましたね。
これら以外にも、こむぎが犬の姿で動きまくるところには、「これが主人公なんよな」と不思議な気分になっていました。でも、面白かったですね。
人間ではない生物がプリキュアになる事は今後もありそうですが、主人公を務めるのはもうないかな、と思っています。動物が主人公という点は、「プリキュア」がこの先何年続いたとしても、本作唯一の特徴であり続けるんじゃないかと思いますね。
他には、「怪物に対して攻撃しない」というのも、本作の大きな特徴だったでしょう。リリアンが登場するまでのニャミーは、ガルガルに対してパンチやキックを繰り出していたものの、それ以外は、格闘で怪物に立ち向かう事はありませんでした。
これは、罪のない動物が闇の力で凶暴化している事が背景にあり、彼らを攻撃する事は動物虐待に当たります。そのため、敵の攻撃を避けたり、耐えたりしながら、浄化チャンスを待つという、なかなか厳しい状況で戦っていました。
ですが、動物が怪物の素体になっているという事で、怪物は、素体となった動物の習性通りに動いていたのは面白かったですね。その隙を突いて怪物を浄化するケースは多く、メイン視聴層の女の子達にはためになったんじゃないかと思います。
ハグで怪物を浄化するというのも、良い見所でした。フレンドリーベラーレお披露目後は、19話を除き、すべて技浄化となりましたが、本作の大きな特徴だと感じています。
最終話で、多くのキャラ達がスバルとガオウをハグするところは、すごく絵になっていたと感じています。「動物に優しい『わんだふるぷりきゅあ!』、ここに極まれり!」と感動しました。
また、「悟といろはの恋愛成就」も、本作の特徴だったと思います。
誰かが異性を好きになっても、相手は気付かぬまま作品が終わり、勇気を振り絞って告白したとしても断られる。それが、これまでの「プリキュア」でしたからね。
本作の初回では、悟がいろはの事を好いている描写はありましたが、きっといろはは気付かずに本作は終わる。そう思っていました。
それが、まさかの告白大成功なんてねえ・・・。こんなのもう革命ですよ・・・。
その後、悟はいろはの事を「いろはちゃん」と呼ぶようになったり、時に悟といろはが甘い雰囲気になったりと、ストーリーを面白くしてくれました。基本的に恋愛は禁止の「プリキュア」ですが、たまには恋愛があっても悪くないですね。
こうなると、後の作品で恋愛をどう扱うのか、気になりますね。
現在放送中の「キミとアイドルプリキュア♪」は、アイドルは恋愛禁止が現実でも求められると思うと、さすがにないでしょうか。
まあ、でも、あったらあったで、その時は、甘い雰囲気に酔いたいと思いますし、それは、その後の作品でも同じです。女の子達がついていけるほどの描写にしてくれれば、それで十分かな、と思います。
気になるといえば、本作は、ストーリー途中で気になった謎がいくつかあったものの、最後まで解明されなかったものが、まあまああります。
まずは、こむぎの過去ですね。本作開始時点でのこむぎは、元気で、人懐こくて、飼い主のいろはの事が大好きでした。
だけど、いろはと初めて会った時のこむぎは、人をすごく嫌っていて、心も身体も傷付いていました。よほど酷い過去があったんじゃないかと気にはなりましたが、こむぎが今を幸せに過ごしていれば過去が明かされなくてもいいかな、と思ってもいました。
ですが、38話では、こむぎの前の飼い主に会う事になりました。酷な過去を思い出すんじゃないかと不安になりましたが、前の飼い主は温かい人柄で、杞憂に終わりました。
それだったら、どうして、こむぎは人を嫌うようになったのか? その疑問は膨らみました。
前の飼い主が老人ホームに入所する事になったために、こむぎは施設に引き取られる事になりましたが、早いうちに脱走。前の飼い主が恋しかったからなのでしょう。
それから何かがあって、こむぎは、人を嫌うようになったのでしょう。動物を傷付けても何とも思わないほどの心ない人間から虐待を受けたのではないのか? そう考えていました。
しかし、その謎は最後まで解明されず、本作が終わりました。
でも、これで良かったのかな、と思っています。真実を知れば、こむぎはショックを受けて、いろは達の事が嫌いになるおそれがあるかもしれませんし、メイン視聴層の女の子にとっても毒になりかねないでしょう。
だから、こむぎの過去はすべて明かされなくて良かったと思います。こむぎが今を幸せに過ごしていればそれで良い、と物語序盤から思い続けていた事ですので、モヤモヤは感じていません。
過去の人間が狼狩りに走った理由も、ストーリー途中で気になったものの最後まで明かされなかった事ですね。
スバルがガオウと会った時から、狼は人から嫌われていて、スバルの住んでいた村の人達は狼に会うなり、狼を攻撃していましたが、この時は狼を絶滅させたいとまでは思っていなかったでしょう。スバルとガオウが親しくなってから何日か経って、村人達が狼を積極的に狩りに行った事が、49話のスバルの回想で語られました。
いくら狼を嫌っていても、大量虐殺するのはどうなのか、と思いましたし、人と狼が相容れなくても、互いの生活にかかわらない相互不干渉で生きていく事だってできたはず。なのに、狼達を絶滅しようとしたのは、自分達の暮らしを良くしたいために狼が邪魔だからだったのか、それとも、何者かに扇動されたのか、かなり気になっていました。
ですが、最後まで明かされず、物語は終わりました。
しかし、これも、女の子達への悪影響をおそれて明かさなかったのかな、と思っています。もし、こちらも深く描かれば、人間達の残酷さにショックを受け、現実の人間達も悪者なんじゃないかと思い込んじゃうかもしれないでしょう。
しかも、小学校入学を控えている身であり、今後沢山の人達の出会いが待っています。そんな時に、人に対する恐怖心を抱けば、楽しめるものも楽しめません。
そのため、狼狩りの描写を軽くし、女の子達にショックを与えないよう努めたんじゃないかと思います。こちらもモヤモヤは感じておらず、これはこれで良かったと感じています。
最後に、鏡石の言い伝えの真相も、最後まで解明されませんでした。
かつて、人間と仲良くなりたいと望んだ動物が神に願った結果、動物は言葉を話せるようになり、人と仲良く暮らしましたが、鏡石の効力を聞いて集まった生き物達が争ってしまい、神は鏡石をただの石にした事が、16話で語られました。
人間と仲良くなりたいと望んだ動物や、鏡石をただの石にした神は何者なのか? 16話を見終えて、すごく気になりました。
ですが、その疑問は最後まで明かされませんでした。神がニコである事は、ニコのセリフから確定ではあったものの、人間と仲良くなりたいと望んだ動物は分からず終い。
スバルの日誌が出てきた時には、その動物はガオウなんじゃないかと思いましたが、過去の回想を見た感じでは、ガオウが生きていた間は言葉を話せなかったっぽいですので、スバルやガオウが生きていた時は、鏡石の言い伝えとは無関係だったのでしょう。
となると、鏡石の力により動物が言葉を話せていたのは、スバルやガオウの生前の出来事だったのかも? 沢山の動物が集まってアニマルタウンができた事を考えると、スバルやガオウが死んだ後に起こった事なのかもしれませんが。
これについては、明かしても良かったかな、と思いますね。女の子達へのショックはないと思いますし。
それに、前作は、物語序盤で語られたプリキュアの伝説について、物語終盤で過去の世界へワープした事により、その真実を知りました。ですので、鏡石の言い伝えの真相も、こんな感じで解明されても良かったんじゃないかと思いますね。
まあ、ですが、メインキャラの活躍や可愛さや成長をはじめ、様々な要素を存分に楽しみ事ができ、すごくわんだふるな時間を過ごせたと感じています!
本作の制作に携わった皆様、本当にありがとうございました!! そして、お疲れ様でした!!
現在放映中の「キミとアイドルプリキュア♪」も、面白い作品になると信じています! これからも頑張って下さい!!
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