うなぎのまちFD漕艇部のブログ

2005年創部ナックルフォアを楽しむ仲間たちの集まりで、全国大会を目指して練習中です。

東日本大震災から1年が経とうとしています。

2012年03月09日 | レポート
2011年3月11日 東日本大震災から1年経過しようとしています。

幸いにも私達の地域には被害はなかったのですが、被災地を思うと胸が痛みます。

早い復興を願うばかりです。

FDの研修で6カ月生活をともにした仲間(戦友)の1人が岩手県陸前高田市で被災しました。

安否などわかってはいたのですが、どうしても顔が見たく!

昨年末この休みしかないと考え、4年生の息子と共に訪問することにしました。

急いでホテルの予約、下調べをして、マイカーに荷物を載せ出発です。

午後に出発、高速道路を北上し、SAで休憩しながら仙台市ホテルに22時頃到着

風呂に入り就寝。

陸前高田の黄ちゃん(名前)には迷惑をかけないように前日激励に行くメールを送った。
               逆に迷惑になったかな!?

快く案内をしてくれるとの返答で再開が決定した。

次の日岩手県に向けて出発!

宮城、岩手県って長野と同じくらいの大きさやはり広い

思っているより時間がかかり陸前高田に入る

黄ちゃんと待ち合わせの仮設書店で待ち合わせをする。

駐車場に到着したところ、1人の男性が近づいてきました。

再開の時が来ました、元気か!?よかった!と硬い握手!
胸が詰まったことを憶えています。 
おたがい年をとったな~なって話をして陸前高田市FD仮設庁舎へ

息子にカメラマンをまかせた。(カメラの調子があまり良くなった。携帯に切り替える)

当直している職員のみなさんに挨拶、見学をさせてもらう。

へーはーふーんの言葉だけ出る。

車両は高規格QQ車だけ流されたが他は避難できたそうだ。
しかし高規格と一緒に流され1名殉職されているご冥福を祈ります。

不自由であった。水道は最近接続された(風呂として)トイレには水がないポリのタンクで手を洗う

車両はたまたま仮設場所の車庫を使用している。必要な資機材はテントに収まっていた。

車両、資機材の支援が多くあった事がわかる。

黄ちゃんの車に乗せてもらい市内へ いち早くオープンした仮設のコンビニ(ロー○ン)
仮設の警察署、仮設の商店も建ち並んでいた。

津波の被害のある地域に入るとテレビで見ていた風景が広がっていて言葉が出なかった。

県立の病院、患者さんの中にはエアーベットに浮かされて助かったこともわかった。

一本松を見る 頑張っている姿が見れたが、もう少しで切ってしまうらしい。残念

旧FD庁舎を中まで入らせてもらう。
1階、めちゃくちゃではあるけれど、なんとなく通信室、仮眠室などわかった。
2階、ほとんどの物が無い流されてしまっている。
屋上、無線塔、ここに職員の方は避難し救助をまったのです。

市の体育館にはがれきがまだたまっていた。
ココで黄ちゃんの知り合いの男性に会う。
話を聞くと親族がこの体育館で仕事をしていて津波にあっている。
俺はここに居ると思って仕事の合間に寄ったようであった。
あきらめきれないと言っていた。
またこの方も近くで仕事中被災したが、その時必死で避難する子供たちの風景は忘れられないとも言っていた。
胸が詰まった。 

あまり時間もないので後は車内から説明してもらう。

どうも高田の松の道の駅がモニュメントとして残すようだ、ここで避難して助かった方も居たようだ。

県立高田高校(野球部が甲子園にも出ているようだ)、田んぼにまだ船もあった。

2時間位と短い時間ではあったが、話が聞けてよかった。しかしもっと色々と話がしたかった。

落ち着いたらまた再会を約束をして黄ちゃんと別れた。

黄ちゃんのお宅、家族は無事であって良かった。でも親類は行方不明の方もいた。
早く家族のもとに帰れることを祈ります。

まだ復興が始まったばかりです。復興するまでには10年と言っていました。

今後この復興を見守り、支援の気持ちを継続していきたいと固く誓った。

帰りのコンビニで陸前高田の地元のお酒を買った。
今は隣の町で製造再開し地元限定販売とのことだった。
少しでも地元で消費!!

宿泊場所の仙台市まで帰りホテル泊

夕食を牛タンとして駅前をさがし店に入る。
今まで見たことのない角切り牛タンです。うまかった!贅沢しました。

次の日は仙台市内から若林区を車窓から見ようとしたが、
運転してるのであまり見れず、帰途についた。

行き帰りほとんどのSAに寄った気がする。
少しずつお土産を買い、地元の物を食べて楽しんだ。

夕飯を食べて無事に帰宅しました。

息子にもこの2泊3日の被災地への旅にて何か感じてくれたと思う。
学校でも話をしたようだ、被災地を思う気持ちを持ってくれればと思う。

被災地は広範囲です。継続した支援が必要です。


また行きます! 復興された元気な陸前高田市見に!
読んで頂いた方ありがとうございます。
長文になり、まとまらない文章、失礼いたしました。











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