この一年、誰一人ケガ無しで終えられた事は本当に嬉しい。
が、一つ間違えれば死亡事故に繋がる事があったのも事実。
危険予知もせずに、楽だからこうしようという安易な考え。
それは誰でも出来る。
いい職人というのは、仕事が出来る事はもちろん、自分と仲間たちを災害から守る事が出来る人。さらに、安全で手間を掛けないように考えられる人。
仕事の経験年数がどうのこうのじゃなくて、他人を守れるか、守れないか。
自分にも仲間たちにも大切な人がいて、それも含めて仕事をしないといけないって教えてきたんだけどな。
吊り荷の重量目測も計算も出来ない。
ワイヤーの吊り角度で変わる負荷も解らない。
それだから、使うべきワイヤーの選定も出来ない。
そんな事は玉掛けの技能講習で教わる事で、出来ないのなら職人とは言えん。
親綱を使わずに高所作業をする。
親綱が無いから安全帯を掛けられない。
オヤジが現場に行った時には仕方無しに安全帯を掛け直しながら仕事をする。
それも職人では無い。
オヤジがやって見せ教えてきた事はいつのまにか無くなるものなんだな😤
それは本当にがっかりしたし、腹立たしい思いしか無い。
でも、それも今年で終わり。
来年は心機一転、1から😄
いや、3ぐらいからやり直して行きます✌