トランプの思考として、トランプのこれまでの発言から推測して彼は日本を嫌いであろう。
トランプは「アメリカは日本に散々利用された」と思っている。安倍がトランプに親切な対応をしたとしても、トランプは「安倍は何か裏があるに違いない」と思ってしまう。
プレジデント トランプは人の親切には必ず裏があると思う人間だ。その人間性を見抜けず、迎合続きの安倍政権。トランプの口約束をいつも信じている。
トランプが安倍に言い放った一言で
「アメリカを利用する時代は終わった」
というものがある。
このセリフはトランプの本音そのものだ。安倍はトランプから見放された事を意味する。それだけ、トランプはアメリカと日本で生じた貿易赤字を警戒しているのである。
日本を信用していない男、
それがドナルド=トランプ。
安倍晋三総理は三たび、
トランプを見誤った。
迎合は人を幸せにしない。
安倍政権が掲げた対米政治は、
全て迎合の一点張りではなかろうか。
このままでは日本はトランプや
北朝鮮から不安ばかりを
煽られて毟り取られる可能性がある。
されど、安倍晋三は迎合を続けてしまう。
思い出してみると日本は迎合以外の
対米外交をしなかったし、
した経験が無かった。
これが国際的なやり取りで、
アメリカという日本の支配国を
国民の意識から薄れさせる。
対米外交における迎合政治の象徴が、
沖縄を中心にした米軍基地や、
原爆投下を正当化する原発、
連合軍によって編集された教科書である。
これこそ団塊世代が
日本に残した負の遺産だ。
小泉元総理は原発廃止論を唱えたが、
もし日本を根底から変えなければならない日が
あるなら上記3点の根本的な排除と、
それに対する米国へのカード化だ。
ドナルド・トランプのような強引な
外交をする大統領を相手しなければならない。
なら、もっと個性的かつ泥濘みのない
尖った物を持っていないと
たちまち相手に飲み込まれる可能性がある。
今まで通りではダメなのだ。
大地震が起きても行動しない
社会や政治的な仕組み。
まさに変化を恐れる事こそ、
国民を洗脳して腐敗政治を
支持することに繋がっている。
風立ちぬ安倍晋三
トランプと安倍晋三の関係を見ていると、
宮崎駿の映画「風立ちぬ」を思い出した。
映画に出てきた零戦の設計者である堀越二郎。
その妻、菜穂子。
私は安倍とトランプに置き換えてしまう。
風立ちぬは、決して戦争を題材にした
健気で美しい映画などではない。
真実は小説よりも奇なりという言葉がある。
風立ちぬは監督 宮崎駿が
作品の依頼を当初は断ったというくらいに
真実の色がべっとりしている。
真実とはこの国の男女である。
二郎の妻 菜穂子は、
二郎が菜穂子の美しい姿、容姿を
好きと知っている。
そして、菜穂子は美しくなくなった
自分を見て二郎から嫌われる事を恐れている。
船越二郎は妻 菜穂子が好きではなく、
菜穂子の美しさが好きであり、
菜穂子そのものを愛していない。
お見合い結婚でよくある
日本的な男女関係である。
これをトランプと安倍に当てはめ、
置換する。
トランプが二郎で、菜穂子は安倍だ。
トランプは安倍が自分に
気に入られたがっている
事を知っている。
そして、安倍は日本がアメリカに
迎合しなくなった事をトランプが知り、
トランプは日本に失望して、
アメリカから放置される事を
安倍は恐れている。
その事をトランプも知っている。
風立ちぬのヒロイン、
菜穂子は結核を感染した。
結核菌に肺が染まるなか。
症状が進行。
女は触れたり、抱かれたりするだけで
相手の男に恋愛感情を抱きやすい。
菜穂子は、自分を抱いてくれる二郎に
妻ながらの恋愛感情を抱く。
愛しているからこそ、
二郎が薄情者だと知っている。
菜穂子は愛する二郎に
美しい自分を見てほしいと
美しい妻を演じる。
結核による吐血を微塵も見せない。
気丈な船越菜穂子を演じる。
弱さを最期まで見せず、
菜穂子は死んだ。
そう、風立ちぬは日本の美徳文化が
作り上げた仮面夫婦の物語である。
仮面夫婦というと少し語弊があるので、
永遠の片思い、男女の思考の違いを
認めようしなかった悲しい日本文化の象徴だ。
菜穂子は、最期まで愛する二郎の中で死ぬ事を選ばなかった。この話を聞くと市川海老蔵と故小林麻央さんの話がどれだけ美しいかと思ってしまう。
愛する二郎に抱きしめられて死にたかった菜穂子。しかし、死ぬ間際の苦しい自分を見られて、美しくなくなった自分を、二郎は好きでいてくれなくなるかもしれない。
菜穂子は、自分の願望を捨て、愛より美徳を選んだ。いや、正確には自分を裏切った。
愛している自分自身よりも、
美しいものを愛している二郎を中心に考え、
自分自身は捨てた。
これが日本の姿である。
お見合い結婚で、
愛よりも美徳を選ぶ日本的な夫婦像は
日本の本質を知っている人には、
この映画を観て自分の事かと思い
涙腺が崩壊したぐらい泣いたとまで言われる。
これは、この国の呪いのような
自分を棄てて他者に奉仕しなさい
というような風習で特に見られる。
薄情者の二郎は、
そんな人よりも美しさだけに魅入られた
男である。
これを日本の総理と、
アメリカの大統領に当てはめる。
薄情者トランプを未だに信じ続ける安倍晋三。安倍晋三はトランプとの会談の中身については国民に開示しない。おそらくどれだけ長話をしたか、口約束ばかりを強調する。
決してトランプの口から日本の要求を相手に突きつける事を約束したとする明確な証拠を提示する事はしない。
アメリカは利益の国であり、日本の自国武装もアメリカ製品を使わせる事。それはビジネスであり、選挙の票となる。
トランプは国民からの支持率のためなら、この長話の口約束など簡単に裏切るはずだ。
むしろアメリカ人なら、もっとシンプルに明確な条件文書を覚書させた方が良いではなかろうか?だらだらと男同士で長話をするなど、何の好感が持てるだろうか?
安倍晋三は、アメリカの核の傘を利用しようとやっけになっていた。
しかし、トランプはそんな事は認めない。
安倍はトランプに迎合を続ける。
高いミサイルやレーダー、空母を次々とアメリカから購入。中国、ロシアと競売、購入するというスタンスや、自社開発するルートは取らない。
安倍はトランプに迎合を続ける。
トランプはアメリカ第一なので、鉄鋼製品に高い関税をかける。日本も対象、韓国は対象外という奇妙な関係になる。
それだけ、韓国が用意した金正日との非核化の会談がトランプにとって魅力的だった訳である。そして、韓国の日本に対する恨み辛みの教育はトランプの深層心理に共感を得ることができたのである。
つまり、ドナルド・トランプは韓国寄りの発想である。
対象となった中国は、報復措置として米輸入品に高い関税をかける。第一次米中貿易戦争が勃発。
安倍はトランプに迎合を続ける。
日本はアメリカの輸入品に報復措置を取らないのである。これでは、日本の輸出品ばかりがアメリカから税金をかけられ、アメリカの輸入品はどんどん入ってきてしまう。
むしり取られるアメリカ最大の迎合国、日本。
安倍晋三はトランプを見誤った敗因は、敵意を隠し、抑圧したトランプの憎しみを見抜けなかった事だ。
トランプの年齢は70代、これは丁度、トランプの脳内思考が固まりやすいと30代の脳。
つやり、40年前の1970年代は日本が高度経済成長を遂げた歴史とマッチする。この頃の日本をトランプは余り良い思いで見ていなかった。
トランプの深層心理に深くあるもの。基本的にあるものは日本は敗戦国という優越な目線と、その敗戦国に貿易赤字を出したという劣等感である。
アメリカの力で日本を立て直したとはトランプは思っていない。恩を貿易赤字という仇で返したとすら思っている。
トランプの思考として『アメリカは日本に言いように利用されて、貿易赤字を出した』と思っている。トランプは、今の日本人の生活が破綻しても、アメリカ第一なら構わないと思っている。
トランプはナルシストであり、
とても冷たいサイコパスに近い。
アメリカの独裁者、ドナルド=トランプ
ドナルド=トランプは今までのアメリカ大統領になかった位に、側近のリストラを推し進めている。
これはアメリカ第一という殻の中核は、トランプ第一である事を意味する。この様な人間に迎合しても、何かを得るのは難しい。
加藤諦三氏の書いた著作「モラルハラスメントの心理構造」に近いのがドナルド=トランプであり、彼は人からの好意を嘘と思ってしまう精神病を患うが周りは気づかないふりをする。
ドナルド=トランプの更迭したマクマスターもトランプにロシアに対する発言を抑制しようとした事が原因だろう。
ドナルド=トランプ、ロシアのプーチンに祝辞を述べる。
例えば、トヨタの社長で部下から色々言われて、別会社に左遷された事もあった。ちょっとした物言いや言動が気分を害し、排除される鶴の一声。
財務省から改ざんが出ても、迎合政策を続ける安倍晋三総理のやり方はトランプに比べて甘い。
トランプについていけばいくほど、トランプから見放されるという恐怖しか感じていない。トランプはその恐怖を知っており、利用するのに安倍晋三よりもやり手である。
トランプは嘘が嫌いである。
しかし、トランプの周りは嘘つきしかいない。そして、人からの好意を嘘に捉える。だから、嘘こそトランプの最大の心理的な防御反応である。
トランプは大統領でありながら、ジョーカーであり、キングである。
安倍晋三はアメリカ様、アメリカ様だろう。
これは非常に危険な対米外交だ。トランプの人間性をまるで捉えていない。
安倍晋三の掲げる憲法改正も、後ろからアメリカの圧力があるからだ。つまり、憲法改正も迎合政策なのだ。
GHQの書かれたWGIP通り、悪いのは私ですと教科書で学んだ迎合スタイルを貫く。
この国が滅ぶまで・・・
風立ちぬの最期は、
結核に感染した菜穂子は死んだ
誰にも看取られる事なく
このやり取りも安倍とトランプに置換可能。
日本は滅んだWGIPの洗脳された
日本人代表の安倍晋三とともに
アメリカに助けられる事もなく
ひこうき雲だけが日本の上空を通過して
私の予想では、
ドナルドトランプは、
最終的に日本と北朝鮮を
戦争状態にしたいと
考えている。
それがアメリカの国益を潤し、
日本人や韓国を含めた朝鮮人が
どれだけ死んでも負い目を
感じない男である。
戦争自体も正義化さえしたら
良いのであり、
出来れば北朝鮮から
核兵器は日本に落として欲しいとさえ
トランプは思っている。