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輪廻の沼 3

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内藤vs.亀田 戦(動画付き!)

2009年11月30日 22時58分15秒 | Weblog

亀田 vs. 内藤戦。判定試合の割には、試合後の亀田ファンの喜びが凄いなと感じた。

俺は、個人的に亀田ファンでもなければアンチ亀田ファンでもない。

ただ、亀コウに期待していたのは個人的に、純粋に亀田コウキというボクサーに辰吉の片鱗を見てみたかったのである。

でも、昨日の試合で、それは俺の思い過ごしであった事が分かった。俺的には今後、亀コウの試合も見る事はないだろう。


ボクサーとして辰吉のような感じがしないのである。

↓終始「冷静」と評価された亀興の立ち回り


↓俺が尊敬する辰吉の立ち回り


↓這い上がってきた男の勝利のインタビュー


メディアの一喜一憂に振り回されてはいけないんだけど。俺が両手を挙げてガッツした辰吉の立ち回り。相手のパンチの雨、霰(あられ)をかきわけ、ボディに顔面にと散らし、ボディを効かせて、顔面へ。ボディにダメージがあるとクリンチで凌げないんですね。この試合でよく分かった。ボディブローはポイントを稼ぐためのものではない。

ボディで効いて勝てたのは、ボブサップぐらいだもんね。

簡単そうで難しい。本当にこれこそ、突き進んだ生き様が可能にする。やっぱチャレンジャーとしては「王の首を狩る」のが真のチャレンジャーじゃないのかな?やっぱり辰吉こそ俺の中で世界チャンプだ。亀興を否定するわけじゃない、アウトボクシング。結構じゃないか。んでも、何て言ったら良いか。今まで戦いたい相手のオファーも蹴って、父親が選んだ相手しか戦わず。内藤選手も35歳過ぎ。で、その選手をわざわざ選ぶ。

一部のファンには、ボクシングも商売。視聴率を稼ぐための商売道具。とか言ってるカスがいるのも分かるんだけど。なんかな。正直、今の亀興では、俺が求めるものと違ってるんだわ。亀田ファンになれない理由だね。

内藤戦の亀興の相手の離れ際に放つ左ストレート、ショートジャブも良いと思ったけど、後は、終始全ラウンド、研究しつくしたかのような立ち回り(マスコミは冷静と評価)であった。それから「3ラウンドでKOする」と公言しておいて、実は「最初っからポイント勝利狙ってました」みたいなのも個人的に好きにはなれなかった。勿論、ボクシングではよくある事なんだけど。結果的に内藤選手がこの試合を盛り上げたようにしか見えなかったんだが。


今まで情報不足だった亀田コウキという選手。

日本国内の試合を避け、海外選手としか戦わず、情報を一切シャットアウト。で、順調に階級を上げ無敗アウトボクサーで、尚且つ口が悪いのである。


遠まわりした世界戦で痛烈なダウンシーンは今でもよく覚えている。
http://kameda3.seesaa.net/upload/detail/img20060802/down1-thumbnail2.jpg.html


まるで「何が起こったの?」と言わんがごとく顔。その瞬間、私は彼がグラスジョー(ガラスで出来たような顎)の持ち主であることがわかった。ボクサーとして選手生命に関わるほどの弱点である。


内藤は研究しつくされ、どこで左ストレートを当てるのか亀田は、素直に狙っていた。というか身体で覚えるように練習していた。内藤は、テレビで見た限りでは対亀田戦のトレーニングも老体のスタミナをいかに補うかに焦点を置かれていた。素直に、ボクサーとしてどこでピリオドを打つかを見定めていたのだろう。ただし亀田コウキという幕のかかったようなボクサーの全体像が昨日の試合で分かったのではないだろうか?

そういう選手生命をかけての試合という内藤の気持ちを知ってか知らずか、亀田は終始、ホーストやフィリオのような立ち回りを「冷静」という言葉でマスコミは評した。上記の選手は強いんだけど、好きではない。

内藤も亀田の顎が弱い事は知っていたのだろうが、情報はそこに集約していたのだろう。他の情報が皆無だった。亀田の研究力だけが目に光ったような試合である。

しかし、あの「疑惑の判定」から何年か経ち、本人が公約した年数よりも随分たってのようやくの2階級制覇である。同時に自分自身の情報を世界へと発信してしまったという事実に亀田は気づかないといけない。僕の言葉が本当になるかは亀田次第でもあるが。研究する側から亀田も研究される側になった事に気づくべきだろう。

対亀田の基本
・亀田の左のショートストレート・左のストレートは最大の武器。特に、距離を置いた場合や離れ際などに狙われる。
・顎をかすめるような打撃が有効である
・スタミナはあるので長期戦は問題なし
・無敗であるも、逆に人間力が強いかは今後見定めるところ
・自分から試合を吹っかける事はしても、人から売られたケンカはパパがOKしないとやらない徹底ぶり


これは釣り師としても当然のことだ。
魚も釣り人を研究するのだ。永遠に釣れ続けることはない。
何らかの変化を求めないといけない。

亀田が初めて戦った日本人が、40歳過ぎの6防衛後の世界チャンプではあるも。今後の亀田の進歩には期待をする。

しかし、それは亀田コウキというボクサーとしての興味ではなく。日本人としての国民性、連帯感のようなものであることは前置きしておこう。


内藤vs.亀田戦 色んなブログのコメント
http://blog.livedoor.jp/weareteam_t/archives/65275118.html
http://iree.exblog.jp/13107941/
http://blogs.itmedia.co.jp/torapapa/2009/11/post-411d.html#tb

対戦する前に、またベルトを返上して逃げるか?それともやってくる者を蹴落とせるか?亀興の決断はいかに?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A0

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