こんにちは!年度もかわり新体制となって2回の練習がおこなわれました。
今後の5年・6年生の練習について、テクニカルな面から指導指針を報告させていただきます。
【9歳~12歳】
~実践的な技術の定着(止める・蹴る・運ぶ)
財団法人 日本サッカー協会 サッカー指導教本にも記載されていますがこの年代は「即座の習得」が可能な年齢です。U15以降は技術的に大きな伸びは期待されない(筋力等は別)とされています。大人になっても、必ず残る財産「技術」=ボールコントロール・精度の高いパス等に重点をおいて指導を行ないます。
【ボールコントロール】
~ゴールを目指す!そのためのボールコントロール
≪ファーストタッチ≫・・ゴールする為、ボールを失わない為のボールコントロール
≪コミュニケーション≫・・誰からどこにボール(パス)がほしいのかの意思表示
≪周りを観る≫・・観察するのとは違う。ゴールをする・守る為のポジショニング
≪パス≫・・スピード・角度・タイミング・精度
4点をポイントに練習を行います。この年代で何を獲得しておくべきかとの考えで練習メニューを当初組みます。しかし子供たち個々を見て、低年齢での課題に問題があった場合はそこに立ち戻って練習することが必要です。無理にペースをあわせると良い結果が出ません。(フィジカルトレーニングも同様)よって別メニューの練習を組むことも考えられます。ご理解の程よろしくお願い致します。
[後記]
・「第2回フットボールカンファレンス」で元フランス代表監督 ロジャー・ルメール氏が日本の指導者500名対して放った冒頭の言葉が「学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない」でした。子供たちにコーチングする上で自分自身もこの言葉を重く受け止め活動したいと思います。
・あるブログで作成者の親が自分の子供のサッカー活動を作成していました。
そこには「ボランティアで父兄がサッカーのコーチをしているところはよほど運が良くないといい指導者にはめぐりあえない・・」うんぬんとかかれていました。
当然、向台FCのことではありませんがなんとも複雑な気持ちになりました。
そんなことはない!このチームに入れたい!と思われるようがんばりたいと思います。

花