ぴんとぐらす

Jazz Rock Photo & Essay

嗚呼 姨捨山

2006年12月07日 00時05分05秒 | 
Hektor125mm+Hassel203FE

今年も裏山に雪が来た!!
地元の人しか知らない道を通って
初雪の姨捨山界隈を探検してみましょう
暫らくの間長靴を履いて温かい格好でついてきてね

昔、お年寄りを捨てたという伝説が残る姨捨山
人々がこの山の麓に
ネコの額ほどのたんぼを何枚も作って暮らしていた頃
この地を統括していた殿様から
人として役に立たなくなった年寄りは
「山に捨てよ」という御触れが出る
孝行息子は年老いた母親を背負って
一度は登ったもののそんな事は出来ず
家に連れて帰りこっそり納屋で匿っていたとか
後に強靭な敵国に攻められた時に
その年寄りの知恵が国を救う

私達が年寄りになったときに
どれだけの知恵を子供達に授ける事が
出来るのだろうか?

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おぉ! (うへ)
2006-12-07 01:07:52
すごいですね、もう雪ですか!
東京は外苑の銀杏並木がようやくきれいに黄色くなりました。
お散歩でもしに行ってみようかなぁ。
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姥捨山 ()
2006-12-07 11:38:54
お早うございます。
子供の頃、学校の映画鑑賞でこの映画を観に行ったことを思い出しました。
子供心に寂しい悲しい気分になり、映画館から出、明るい太陽の下に出てホッとした記憶があります。
それにしても、所々に雪を被ったこの山は迫力が有りますね。
姥捨山の伝説を聞いたが故に、余計峻険さ、恐ろしさを重ねて見るからかも知れませんね。
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Unknown (ゆうと)
2006-12-07 22:35:38
キンキンにひえてますね!!

放射冷却の朝ですね キリリ!

やっぱ 冬は長靴 長靴!!!
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とても誇らしげに…!! (Grayman2006)
2006-12-08 04:34:27
冷蔵庫のフリーズイングルームから、
日のあ当たる場所へ取り出した様に
感じてしまいます。
霜が(雪が)青空の下、キラキラと輝いていますね!

伝説の山の薄く雪を被った光景、とても
誇らしげに見えてしまいます。

雪を纏って深みをましたコダクロームに似た
晩秋の色、私がとても好む、色味のひとつです。
(このような写真を見せて頂くと、とても嬉しいです!)
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 (mukunohige)
2006-12-08 05:20:29
うへさん

信州でも北信地域はすでに何回か雪が降りました
私の住んでいる所は善光寺平の南の端っこのような所ですが姨捨山の峰が3回白くなると麓にも雪が降ると言われています、これも自然を良く観察していたお年寄りの知恵かもしれませんね
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伝説 (mukunohige)
2006-12-08 05:40:27
hiro-photoさん

伝説の残る場所、そこには古くから人が住み
言い伝えを通じて知恵やその土地の自然環境を後の世の人たちに残してくれたのでしょう
人々の間で長く語り継がれた物語をこれからも大切にしていきたいですね

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長靴 (mukunohige)
2006-12-08 05:49:29
ゆうとさん

そう!!長靴は信州人にとって最強の靴です
私は何時も車に積んで置いて山に入ったら履き替えて
ドロだらけの道や池や沼そんな所をズブズブと
力強く進んでいきます
ですから山で同じように長靴姿でカメラを持っている
人に出会うとチラッと横目で見て「コイツヤルナ!!」
と思ってしまいます
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コダクローム (mukunohige)
2006-12-08 05:59:08
Grayman2006さん

コダクロームお好きですか
私も以前は35mmでコダクロームオンリーだったんですがブローニーは無くなってしまったんですよね
Hasselで使用してみたかったフイルムです

しかしコダクロームの色味をご存知とは
フイルムカメラの方も相当こなされたのでしょうね

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この世界こそが・・・ (スクエアcat)
2006-12-08 22:31:32
この写真・このエッセイ・・・
胸を打たれるものがあります。
まさに これこそがmukunohigeさん独自の作風ではないでしょうか。
そして、私も知恵を授けられるおばあにならねばっ。

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語りべ (mukunohige)
2006-12-09 08:00:47
スクエアcatさん

私の住んでいる所には姨捨伝説の他にも
幾つか伝説があって
そんな物語を温泉の旅館のご主人が
語りべになって話して聞かせてくれるんです
今回はそんなイメージで
あらすじ風にしてました

とりあえずわしらがおじじおばばになって
授けられる知恵はカメラと写真ぐらいじゃの~

だけどボケちまったら一巻の終わりじぁ~

後は頼んだで~
catばあさんや~
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