京都本
2013-01-07 | 読書
おひとり京都の愉しみ (光文社新書) | |
クリエーター情報なし | |
光文社 |
こんなに違う京都人と大阪人と神戸人 (PHP文庫) | |
丹波 元 | |
PHP研究所 |
丁寧なほど、おそろしい 「京ことば」の人間関係学 | |
大淵 幸治 | |
祥伝社 |
自分のことすら読めていない自分は
日頃から空気が読めない部類に入るであろうと自覚しているけれど
「丁寧なほど、おそろしい 「京ことば」の人間関係学」
この本は、本当に読んで見て良かった~と思ったのでした。
日本語の意味には、イントネーションだけでは計り知れない
言葉の裏の意味を推し量る・・・というコミニュケーションが存在するのだ!ということが
よく耳にはしていた「ぶぶ漬け」のたとえ話の実践編のようで面白かったです。
言語の使い方の違いというのかうまく表現できないけれど
「関西人」とひとくくりにはできない理由が初めて少しわかった気が。
いやぁ~きっと自分だったら超額面通りにしか受け取らないで引かれてるかも~と青ざめたのですう~。
地方地方で本当にいろいろな言語のやりとりがあるのだ・・・ということを知る
とっかかりとなりました。更に興味津々。
2冊目の「こんなに違う京都人と大阪人と神戸人」をこれから読むので
更に楽しみです。
マツコと関ジャニ村上くんの番組でも
地方の言葉をいろいろ取り上げているけれど本当に面白い!
ちなみに・・・家人の地元ではあいさつをきちんとできないという空気があります。
自分からみたら、大人の人間としてどうなの?と思うが
自分の生家では当たり前であった「おはよう」「おやすみ」「行ってきます」「ただいま」
まるで「無し」なんですよ。
こちらが声かけても「ん。」とかあるのかないのか息なのか?みたいな。ありえへん!と思いながら
他の奥様に聞いてみたら、同じだと言う。
そしてお仕事でかかわる年配の方々が、やはり登場されるとき「は~。」とか「無言」で座って来たり。
こちらがあいさつしても、「おっ」とか「ん。」みたいな。家人と同じだ~ですもん。
なんじゃい~この人ら~!!!ですが、もう諦めました。
年配の方々が、同級生の絆が年を重ねても強くあり、悪口の言い合いをしているから
仲が悪いのかと思いきや・・・案外仲良しみたいだったりして。
本当に言葉だけではわからないものが、どこにもあるのだと思います。
そうなったには歴史や文化が存在しているんですよね。どこでもきっと。
私「京ことば」らしい意味深なやりとりっつーのは
あんまし知らんし、知ってても使わない主義、
のつもりやったんですけど、
このタイトルで「あ…自分にもそゆとこが…」
と気付かされました。
私警戒してる人や信用してない人に対して、
標準語でしかしゃべられへん…
そういえば、うちも家族間でのあいさつがおざなりやったようで、小さい頃「いってらっしゃい」には「いってらっしゃい」
「おかえり」には「おかえり」を返してるのに、長く気付かれなかったそうです。
父親が「いってきます」「ただいま」をおざなりにしてたから、「こんにちは」に「こんにちは」を返す感覚で覚えてたそうです。
そもそも父親の出勤や帰宅に立ち会うことがほとんどない生活時間のズレがあったので、
幼稚園で「お父さんの顔を描きましょう」の時に、
あれっ?!私顔知らん!て慌てたです(苦)
本当に言葉だけではわからないものがたくさんありますが、その無知の知が言葉によって発覚する事も沢山ありますね~。
京都でも地方によってまた違うものだったりするのでしょうし
どこもひとくくりにはできないのだとわかっていても
面白かったです。
ヒアリングは楽しいのですが本気出すのは(もう出ない)
もうやめとこ~って思いました。
観光客が楽しむのと、居を構えるのでは全く違うのだということもよくわかりましたです。
2冊目の「こんなに違う京都人と大阪人と神戸人」
・・・で京都、大阪、神戸の3種類の方言で
同じ文章を訳したものがとても面白かったです。
自分にも多分地元言葉はあるのだと思いますが
じゃん!とかは最たるものですけど・・・・
認識なく使っていたりもするのですが東京との違いとかも
意識したこともないのでわかりませんけど
方言への憧れはあります。
なのでヒアリングは楽しもうと思っていますし
ついついちゃんぽん語にもなっても、まっいいかと思って
楽しんでいます。ジスイズザ ペン!って感じですね。ははは。
昨夜、ただでさえ年末からの睡眠不足がたたっているのに
見てしまった「父さん」なので
睡眠不足限界値が来ていて睡魔に落ちるところですぅ
おやすみなさ~い!