さっき、学生時代の友達のことを書いていてドイツ旅行のことを思い出してたら、
今度はドイツ人のことを書きたくなってしまいました。
この友達(仮にともこちゃんとしましょう)、
私の友達には珍しく「ハイクラスが好き」な人なんです。
ハワイだったらハレクラニ、航空券だったらエコノミーはちょっとね・・・、
おつかいものだったら所謂名店のものじゃないと失礼でしょ、
子供は国立の付属に入れなきゃ(地方はそういう考え方がまだ残ってるらしい)
結婚してから尚更、拍車がかかってきたような・・・
ま、でも普段は友達同士だと合わせてくれるので、そんなに突飛なことは言い出さないんだけど。
で、やっぱり20代の頃にともこちゃんが「ドイツに行って現地の人と仲良くなりたい」っていうので
チューターっていうかお世話になってた人の家族のに
連れて行ったことがありました。
家族の人達はとってもいい人達で太鼓判なんですが
いわゆるドイツ人気質の典型とでもいうのでしょうか。
この人達の好きな言葉がsparenとreduzieren(つまり節約とか値下げを意味する)
なんです。
ストゥットガルトから電車で1時間くらいのとても景色のいいところに住んでる人達なんですが、
このあたりの人達はドイツの中でも一際この傾向が強いような気がします。
(まあ、私の知ってる人=全てのドイツ人 としてはいけないとは思いますが)
街には、デカデカと「節約はステキ」みたいな横断幕が飾られてるし、
集まってくる近所の人達もセールや節約の話になると盛り上がるし。
ともこちゃんは4泊、このお家に泊めてもらったのですが
この家族のお金をかけないでおもてなしをするやり方に辟易して
ドイツ人にいい印象を持たずに帰ってしまいました。
例えば「街に出てドイツならではのお買い物をしたい!」と言ったら
「バスで行かないで自転車がこげれば、○○ユーロ節約できるわよ」
「化粧品なんて店で買うくらいだったら、自分で化粧品作った方がずっと安全で
お金かからないわよ」
「喫茶店でアイスクリーム食べたかったら、私が作ってあげるわよ」
・・・とまあ、こんな感じで化粧水を作ってくれたり、
自家製のアイスクリームにエスプレッソをかけて生クリームを上にのせたデザートを作って、
夜にテラスに出てみんなで食べながらおしゃべり。。。
聞けば、いつもこんな風にお金かけずに手間をかけた生活をしているそう。
収穫の時期には、果実のジャムやジュースを作って地下室に保存
こういうとこに住んでいる女性は大変そうだなあ・・・。
ついでに毎日、30~40キロのサイクリングしながらあっちこっち名所に行ったり、
公営プールみたいなとこでのんびり。
でもそれが返って、ともこちゃんのストレスを増大させちゃったみたいで
「ドイツの文化や風景は好きだけど、もうドイツのには行きたくない」
となってしまいました。。。
私?
私はとりあえず適応しちゃいますから(笑)
けっこう面白かったしね。
でも確かに「バスで街に行かないで自転車を使うと、いくら節約できるか」を
近所のおばちゃん達も一緒に私達の為に真剣に計算してくれてるのを見たときは
さすがに私も笑っちゃいましたけど
でもあの人達の暮らしはある意味、贅沢だなあ・・・と思ったりするくらいです。
やっぱ、現代の日本人は手間や時間をお金で買ったりしてますもんね。
自分を振り返ると、ホントそう思っちゃいます。
今から思うと、ああいうのをスローライフっていうのかなぁ。。。
今度はドイツ人のことを書きたくなってしまいました。
この友達(仮にともこちゃんとしましょう)、
私の友達には珍しく「ハイクラスが好き」な人なんです。
ハワイだったらハレクラニ、航空券だったらエコノミーはちょっとね・・・、
おつかいものだったら所謂名店のものじゃないと失礼でしょ、
子供は国立の付属に入れなきゃ(地方はそういう考え方がまだ残ってるらしい)
結婚してから尚更、拍車がかかってきたような・・・
ま、でも普段は友達同士だと合わせてくれるので、そんなに突飛なことは言い出さないんだけど。
で、やっぱり20代の頃にともこちゃんが「ドイツに行って現地の人と仲良くなりたい」っていうので
チューターっていうかお世話になってた人の家族のに
連れて行ったことがありました。
家族の人達はとってもいい人達で太鼓判なんですが
いわゆるドイツ人気質の典型とでもいうのでしょうか。
この人達の好きな言葉がsparenとreduzieren(つまり節約とか値下げを意味する)
なんです。
ストゥットガルトから電車で1時間くらいのとても景色のいいところに住んでる人達なんですが、
このあたりの人達はドイツの中でも一際この傾向が強いような気がします。
(まあ、私の知ってる人=全てのドイツ人 としてはいけないとは思いますが)
街には、デカデカと「節約はステキ」みたいな横断幕が飾られてるし、
集まってくる近所の人達もセールや節約の話になると盛り上がるし。
ともこちゃんは4泊、このお家に泊めてもらったのですが
この家族のお金をかけないでおもてなしをするやり方に辟易して
ドイツ人にいい印象を持たずに帰ってしまいました。
例えば「街に出てドイツならではのお買い物をしたい!」と言ったら
「バスで行かないで自転車がこげれば、○○ユーロ節約できるわよ」
「化粧品なんて店で買うくらいだったら、自分で化粧品作った方がずっと安全で
お金かからないわよ」
「喫茶店でアイスクリーム食べたかったら、私が作ってあげるわよ」
・・・とまあ、こんな感じで化粧水を作ってくれたり、
自家製のアイスクリームにエスプレッソをかけて生クリームを上にのせたデザートを作って、
夜にテラスに出てみんなで食べながらおしゃべり。。。
聞けば、いつもこんな風にお金かけずに手間をかけた生活をしているそう。
収穫の時期には、果実のジャムやジュースを作って地下室に保存
こういうとこに住んでいる女性は大変そうだなあ・・・。
ついでに毎日、30~40キロのサイクリングしながらあっちこっち名所に行ったり、
公営プールみたいなとこでのんびり。
でもそれが返って、ともこちゃんのストレスを増大させちゃったみたいで
「ドイツの文化や風景は好きだけど、もうドイツのには行きたくない」
となってしまいました。。。
私?
私はとりあえず適応しちゃいますから(笑)
けっこう面白かったしね。
でも確かに「バスで街に行かないで自転車を使うと、いくら節約できるか」を
近所のおばちゃん達も一緒に私達の為に真剣に計算してくれてるのを見たときは
さすがに私も笑っちゃいましたけど
でもあの人達の暮らしはある意味、贅沢だなあ・・・と思ったりするくらいです。
やっぱ、現代の日本人は手間や時間をお金で買ったりしてますもんね。
自分を振り返ると、ホントそう思っちゃいます。
今から思うと、ああいうのをスローライフっていうのかなぁ。。。
できない体験を楽しめたはずなのに。。。。
人生って、心の持ち方一つで、幸せにも不幸にもなれる典型的な話ですね。
私は、どんな状況におかれても人生を楽しみたいなあって思っていますよ。
それを思い出しました。
同じものを飲んでも違う結果となる。同じものを見ても素晴らしいと感じる人とくだらないと感じる人と。。。
まあ、見習って生活するのは今の私にはちょっとムリだとは思いますけどね(笑)