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長崎被爆2世

2009年08月11日 | Weblog
福山雅治のラジオトークは面白いので、日曜日に乗ってるときは
よく聞くことがあります。

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20090810ddm041040071000c.html?C=S

私の家族や親族のなかでは(あるいは私にとっても)
去年の9月、母方の親族の台湾への里帰りが「戦後の終わり」であったと思っていました。

母や母の兄妹&従兄弟達は、自分達が命からがら逃げて帰ってきた台湾という地に
60年以上経ってからでないと再び訪れることができなかった。

やはり、引き揚げ者でないとわからない辛さがあったのだろうと思いました。

父方の親族で所謂「戦中派」は、もう私の父しか残っていません。
でも父親はこんなにみんなが苦労してた時期に、銀シャリを口にしてたっていうんだから、
ちょっと今回の話に関しては対象外ですが・・・。
(母に言わせれば「ホントの戦争の大変さを知らない」と文句言われてました)



福山雅治が被爆2世だったと知って、ビックリしました。

それと共に、うちの親族にとっては去年の台湾行きで
長かった「戦後」がやっと終わったんだなあ・・・と思ってたけど
世の中にはまだ「戦後」の終わっていない人達が沢山いるもんなんだな、と改めて認識しました。

きっと彼の親も私の親と同じ位の年齢だよな。。。

母子家庭だったっていうのは、父親が被爆していたからなのね。
本人にもなにか症状は出ているのかな。
あんなに人気があるのに結婚しないのは、遺伝を恐れているのかな。


戦争と無縁な世代であるはずで、私と年の近い福山雅治みたいな人でも
「戦後」を終わらせることのできない現実をかかえているっていうことに衝撃を受けました。

自分が被爆2世であることを語るのは、相当勇気のいることだと思います。
被害者なのに被爆者に対して変な偏見を持っている人もいるようだし。
「被爆」っていう言葉自体、悲惨なイメージがつきまとうしね。


・・・なんか、こんなに呑気に過ごしてていいのかなという気にさせられますね。
確かに今、「日本は平和ボケしてる」って言われてますけど、
でも平和ボケでもなんでも、平和な分だけ幸せなんじゃないかって思います。

うちの母も
「もう戦争の時代には戻りたくない、今こんなに美味しいものが食べられて本当に幸せ」って
時々言ってます。








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