大学時代に大変お世話になった先生が亡くなられて、一昨日
お葬式に行ってきました。
とうとうこの日がやってきたか・・・という感じでした。
でも仕方ないですよ、人はいつか死ぬんだから。
最近、自分がガンになったり父が逝去したことで、変に達観してきたのかなぁ。
わからないけど・・。
先生はクリスチャンなので、お葬式の会場は教会です。
前日のお通夜にあたる「前夜式」に行こうと思っていましたが、突然
新型コロナウィルスの影響でヒマになってしまいました。
本当は昨日もイベントがあるはずだったから、昨日のことに関してはガックリしましたが、
一昨日に関しては「これで先生のお葬式に行ける!」と嬉しくなりました。
(すいません、不謹慎で・・・)
でも自分はヒマになったとはいえ、普通に考えると平日の昼間。
200人以上の参列者がいましたが、8割方がリタイアした年配者っぽい人。
そりゃ、そうだな。いくらコロナで私がヒマになったとはいっても、とりあえず平日だもんね。
そう考えるとやっぱり、自分が今いられるのは神様のお陰かもしれません。
あんまり書くと誰のことだかわかってしまうので、沢山は書けないけど
でも私も死んだら、この曲を流して欲しい・・と思ってた曲をお葬式でやることになり
しかも生演奏。
「さすが、先生!」って思いつつ、オルガンに合わせてと一緒に口ずさみました。
先生はのお顔はすごく痩せていたけど、あまり苦しまないで済んだということで
良かったな~と思いました。
うちの父はいつも上手くいってた手術がその時だけ上手くいかなくて、意識はあったけど苦しそうでした。
それでも意識が多少戻ってるように見えたから、良い方に向かってるのかと思ってたのに。
苦しいまま3ヶ月後に天国へ・・・。
今から思うと手術しない方が良かったのにって思ったけど、でも本人が
「手術して、あと2年くらいは生きていたいな~」と言ってたから、手術は仕方ない。
でも手術前はあんなに元気でよく笑って、透析に通いながらも普通に生活してたのに。
なんだか最期はやせ細っていた父に似てたので、なんかいろんなことを思い出しました。
でも私は悲しいっていうより、先生に出会えて良かった!っていう感謝の気持ち一杯!です。
最後にお別れもできて、満足です。
学生の頃って、まだガキンチョだったから「先生に教えてもらって当然!」っていう考え方でした。
しかも自分は高校生の時は、いろんなことがあって先生が嫌い!だったから。
なんで、先に生まれたってだけであんなに威張ってるんだろう??って。
将来、教師なんかを志望するヤツなんて最低なヤツだな、くらいの事は思ってたかな(笑)
でも行った先の大学では、本当にいい先生が多かった。
その時、本当に優れた人って威張ったり、学生に八つ当たりみたいなことはしないもんだ、
ということも知りました。
でも自分がそれ以上に感謝の念を持って、本当に先生のお陰で今の自分が・・と思えるようになったのは、
社会人になってけっこうな年月が経ってから。
ホントに気付くのが遅くて、ダメな私ですが
でもここ何年かでお世話になった先生達に改めてお礼を言う機会を得ました。
その中でも一昨日に亡くなった先生は、「私の今があるのは・・・」ということが多かったので
またこの先生と近年お会いできる機会を得て、御礼できる日まで元気でいてくれたことに感謝しています。
お葬式のあと、久しぶりに先生のことを語りながらパンケーキを食べてた喪服の私たち。
楽しくて懐かしい学生時代、先生のことを語りつつお茶してから家に帰りました。
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