「阿娥水餃」 in 台北

前日の美味しい夕食に浮かれて調子こいた私は、次の日更に浮かれて昼食探しに出かけました。

 

地下鉄の「善導寺駅」から乗車して「松江南京駅」まで行って、南京東路二段を歩いて行った。

　　　　

実は私、向きを間違えて中山女子高というところまで行ってしまったが、途中で二人の現地の人に聞いたら

本当に親切に教えてくれる。

しかも年配の人は、日本語で応対してくれる。

いやあ、ありがたや

台北といえども外国なんだから気を抜いてフラフラするのはいけないことだが

でもこの気ままさが許される、人の温かい国っていうのはいいよね

 

目指すお店の看板見つけて駆け寄った私　

でも変だなあ・・・。　一瞬、中に入るのをためらった。

だって、パッと見なんの店だか分からないっていうか、レストランに見えなかったから。

　一瞬、遠目に手前の人達が何をしてるのか、よく見えなかったから

違う職種の作業場かと思った。

でも白い服着た女性のひとりが私に気づき、顔を上げて手招きした。

「え？」って顔すると、なお他の女性たちからも一層の手招きをされたので

入ってみたらアルミのテーブルと椅子があった。ちょっと安心

 

入口にメニュー表が貼ってあって、４～５品くらい品数があるようだが

一番右端にある「水餃１０個　60元」以外は全然わからなかった。

それを指さしたあと、「一人前」のつもりで人差し指を立てた。

そしたらおじさんが「スーランタン？」だか「スーラータン？」だかって言ってて

「美味しいよ」って日本語で言われた。

でもあれって韓国の酸っぱいスープのことじゃなかったっけ

酸っぱいのは基本あんまり好きじゃないので、とりあえず水餃子だけにした。

 

そのあとおじさんに「自由にとって」と言われたので、

上の写真の調味料の味を調べて適当に合わせながら、水餃子ができるのを待っていた。

とりあえずこんな感じ

 

そして来た来た、来ましたよ　お待ちかねの餃子が・・・。

これこれ！これですけど、別に普通の水餃子です。

中を開いてみると・・・。

こんな感じ。ところが食べてみると・・・。

　うまい！うまーい！！

 

この殺風景な店内に合わないくらい（失礼！）美味しい！んですよ。

もうびっくり！皮はモチモチしてて、中の肉もホントに肉肉しい！

 

店内はあんまり人はいなかった。まあ、もう13時半をまわってたしね。

でも厨房を見ていると、餃子が詰められた箱が何箱もビニール袋に入ってて、

それを店の人が外で待ってる人に渡している。

そんなに人気があるんだ、この店。　でもわかる、わかるよ。

まあ、そりゃこんな殺風景な店内で食べるより、テイクアウトして家でみんなで食べた方が美味いよね。

 

いやいや、ペロッと10個平らげた。

あー水ないかな？と思ったが、昨日のご飯屋で学習したにも関わらず

こういう店とは思わなかったので、ペットボトルを持ってくるのを忘れた

まあ、いいや。

水餃子も食べ終わったから、店出たらどっかでお茶でもするか・・・。

 

いやしかし、店の構えと美味しさって全然関係ないんだな、台北って。

しかも今回の水餃子、あんなに美味しくて240円位ですよ、信じられます