皆さん、こんにちは。
工場内の高い鉄骨の部分にイソヒヨドリが巣を作り、赤ちゃんが生まれて数日が経ちました。
車輛や、部品に糞が落ちるので「やれ困ったなぁ」とはじめは思うのですが、お母さん、お父さん鳥が猫やカラスに狙われながらも
我が子のためにと餌を加えて往来を繰り返す姿に、いつの間にかスタッフ一同、心を動かされ、応援するようになりました。
ある日の事、飛び立とうとした子どもの鳥がポテッと下に落ちていて、
よく見るとまだ飛べるだけの体力もなければ、飛び方もわからない様子。
お昼休みに家から鳥かごを持ってくるものもいれば、工場の隅にうずまっている小鳥を救出するものもいるなど、みんなの「助けたい」という思いがひとつになり、一致団結して見守る事、さらに数日。
もうこの中は、狭いよね。
さあ、旅立ちの時です。
上にはカラスが、下には野良にゃんこ
危険がいっぱいの自然の中へ
もう一段高い屋根から親鳥が誘導します。
「さぁ小鳥よ、空高く飛ぶんだ!」
どうか、無事に元気でいてほしい。
そしてまた来年、立派な姿で会える日を楽しみにしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます