此方に移住した最初の冬は、寒くて辛くてシンドくて(笑)
この世の果てに来たような気持ちで、いっぱいでした。
ある日、とある神社の境内社の前を通った時に、
なんとなく、後ろ髪をひかれる様な感覚に陥ったんですよねぇ。
此方には立派な本殿があり、ふと…私が惹かれた境内社に、
お詣りをされないまま、通り過ぎる方もいます。
この感覚は、何なのだろう…
そんなことを漠然と思いながら、境内社に参拝させて頂きました。
37柱の神と呼ばれる人々が、そこには祀られていました。
この極寒の土地を、一から開拓することは、並大抵の苦労では無かったことでしょう。
ここに祀られている… 神と呼ばれる方々の他にも、
神と呼ばれても良い… 名もなき民と呼ばれる方々が、たくさん居たはずです。
神社は、人々の心の拠りどころとして、その土地に建立されたと言われます。
古い時代を描いた映画を観ると、人々が悩み苦しみながらも、前に進もうとするとき、
その傍らには、その土地に住む人々が、力を合わせ真心を込めて建てた神社が、
画面上に、さりげなく添えられていたりします。
いつの時代も、この国の人々の暮らしには、神社が在りました。
境内社を参拝させて頂いたあと…
ふと… 真(まこと)の御祀神は、
この境内社に祀られている、37柱の方々ではないのだろうか…
そんなことを、想いました。
名前が刻まれていても、いなくても、
先人と呼ばれる方々は、皆、この土地の礎を築いてくださった尊い方達です。
寒くて厳しい冬が来るたびに、此方の境内社を思い出しながら、
自分自身を鼓舞している… そんな 私が居ます。
また、お伺いしますね。
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最後まで、お付き合い頂き、ありがとうございました。(*´꒳`*)
此方の境内社のお話を書かせて頂いて、とても心が落ち着きました。
今宵は、この余韻に浸ろうと思います。
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