[毛のチェック]
桃太郎君の毛の量は65gほどありました。
ジップロックの袋に入れられていたのですが、若干フェルト化していた為 洗毛前に 毛をほぐしました。
毛のチェックをしていて、気になったことが…
犬毛はあまりフェルト化することは少ないのですが、毛を触った感じ、パサパサ感のある部分がありました。
もしかして…と思い、よくチェックしてみると
短いカット毛が混ざっていました。
"桃太郎君の毛洗毛前の毛のチェック" 動画を YouTube で見る
それでフェルト化しやすく毛がまとまってしまっていたのかもしれません。
カット毛と抜け毛は、性質が違うので 一緒に作業は出来ないので、ある程度カーディングの段階で、短いカット毛は排除しておかなければなりません。
また、手でほぐす、洗毛段階では、どの程度カット毛(短い)が混ざっているかは把握し辛く、カーディングの際、排除 分別が必要です。
現在は、洗毛後の乾燥段階です。
毛がしっかり乾いてから、分別作業を行います。
[カーディング中]
今回 全体的に、桃太郎くんの毛は短めなので、毛ぐるみ風の飾り毛も 1号ぐるみよりも多少短くなるかな?と、少し心配。
しかしながら、その中でも長めと思われる抜け毛を 本日はカーディングしてみました。
こちらには、カット毛は混ざり混んでいないかなぁ、と思っていたのですが、やはり若干混ざっているよう。
とかすと こんな感じで、短いカット毛が落ちます。
(全部落とすのは不可能ですが、作成・作業に支障がない程度には落とします。)
[カーディング中…]
カーディング中…
こちらは短い毛。
[毛糸]
こちらはまだ一部です。
今回、抜け毛を3つに分けています。
1まあまあ長めと思われる毛
(植毛に使う)
2短めの毛 カットの毛や小さな毛玉含む。
(土台 編む毛糸用)
3カットの毛 多め 数ミリのカットの毛多め
(使えるようであれば土台に使う)
こちらは↓3番の毛です。
落とせる短めなカット毛は落としたものの完全には落とすのは不可能なので、まだ細かい毛は落ちると思います。
現在は、2番の毛を紡いでいます。
こちらも、思ったよりも短めなカット毛が混ざっているようで 少しポコポコした感じの毛糸になりそうです。
ももぐるみ 完成しました。
まずはお写真…
今回 ももぐるみを作るに当たって いくつか途中悩む部分がありました。
毛の量は全体で65gほどあったのですが、短めなカット毛が入っていたため、とりあえずその周辺を含め 短いカット毛は使用しない状態で あみぐるみはお作りさせて頂きました。
(とりあえず ↓ この部分は使用せず)
また、洗毛、カーディング、紡ぎを通じていくなかで、短めなカット毛なども落ち、あみぐるみを作成する段階でのグラムが53gほどでした。
この53gと言うのが毛糸に紡いだ時点での あみぐるみに使える毛糸と毛含めての全体の量です。
そこで悩んだのが、足りるかな?と言うことでした。
とりあえず 別毛糸で、試作あみぐるみを作り(毛糸や毛が足りる形での)土台のあみぐるみはなんとか出来ました。
第二の悩みが 植毛時で、植毛の際ニードルと言う特殊な針を一部使うのですが、毛が細く柔らかい為か、植毛する毛が切れてしまいやすい…と言うことが分かり、土台の編み部分の毛糸まで切れたりしないか 気になり 通常よりも慎重に植毛をしていきました。
こちらもなんとか無事に植毛をすることが出来ました。
中には長めの毛もあったのですが、比較的短めな毛も多く、以前はどうだったかな?
と、以前の桃太郎ぐるみの作成内容も確認したところ、以前も短い毛のことは書いてありましたね。
そんな訳でありまして、植毛をしているものの、飾り毛はそんなに長くなりませんでした。
耳下部分だけでも、他より長く出来ればなぁ~と思ったのですが、毛を取り付けてすぐには長く見えても、作業している間にやはり長めに植毛した毛は、地に固定される部分が少ないせいか、とかす時に抜けてしまうようです。
そんな感じではありましたが、ももぐるみ 上写真のような形で完成しました。
それと…
全体の毛糸をupしていなかったようなので、毛糸写真もupします。
[2016-12-21 17:25:20]