[毛の色分け作業]
白毛がちらほらあるので ピックアップしてみる。
白毛ピックアップ動画(2倍速)
朔君 白毛をpickupしながらカーディング(4倍速)
届いた毛は4種類(色)
それぞれの毛の量。
メイン-55g
オレンジ混じり-9g
朔君白-2g
他うさちゃん-2g
で、メイン毛にちらほら白毛が見えるので、カーディングしながらピックアップしてみた。
右がピックアップした白っぽい毛。
まあまあ、拾えてるでしょ。
左は朔君白(送られてきたもの)
オレンジ混じりの毛がね…
カーディングしちゃったら、本体とあまり変わらない色になっちゃわないかな~?と心配ではありますが。
メイン毛にもオレンジっぽいのがあって、それもとりあえず オレンジのほうに加えるか…と思うわけで…とりあえずピックアップ
メインの毛を少しお試しで紡いでみた。
どれくらいの太さになり、どれくらいの長さとれそうかな~?
紡ぎは特に問題はなさそう。
その後も オレンジ毛のこと色々考えています。
メインの毛のオレンジの多め部分もピックアップしてみたり。
送って頂いた毛にもオレンジ系の毛がありましたが、カーディングして紡いだ場合、メインの毛との色差が出るかな~?とか…
で、それぞれの毛を カーディングして色比較してみた。
微妙な色差なので、光の具合 撮影の仕方などで色が微妙に違ってくるので、同じものを上下反転したもの(上段左右)で撮影比較。
下段は、左右同じで 説明ありなしなだけ。
まだカーディングする前ならば、オレンジ部分目立つけど、カーディングすると色差はあまり分からなくなる。
なんというか単独オレンジ毛ではなく、3色グラデオレンジ毛なので、どうしてもカーディングしてしまうとオレンジが他2色(白・グレーなど)と混ざってしまいオレンジ単体の色が薄くなるというか・・・混濁されてしまう・・・
オレンジを強調するには、オレンジの比率を上げるしかない。
そこで、こちらでオレンジ系ピックアップした毛の一部をオレンジっぽく染色してみた。
実際に オレンジ(朔君のデザイン)部分は後頸部分のみなので、毛糸的には5gも必要ないと思う。
少量を染めて、オレンジ系の朔毛と混毛してみたら、まぁまぁオレンジ系の毛糸が出来るのではないかと思った。
ただ、グレー→オレンジっぽく染まるかな?と心配だったけど、なんとか染まる。
すごい、染まった。全く同じ色はムリだけど、朔毛オレンジに似た色になったんじゃないかと…
ただ、この一色だとキツい色になるので、これと朔毛オレンジ系と混ぜる。
まだ、しかしこれはお試し段階。
いい感じになれば、この方法でオレンジ系部分の毛糸は使用する。
※羊毛使用・混毛も場合によっては使用しても良いとなっていたので、とりあえず染色も考えてみました。
昨日染めた毛、量が多いように見えるけど実際は 1gほどです。
朔君のオレンジ部分は 少しの範囲と見受けられる為、5g程度糸を作ればいいかな?と思ってます。
とりあえず、染めたままだと結構色がきつく出てしまい、たぶんあみぐるみになった時 その部分のみ色が浮いてしまう気がするので、この染めた毛に、オレンジ系の毛を混毛します。
ちょっと分かりにくい説明ですよね(^_^;
動画だと色が分かりにくいですね・・・
この、上の 赤っぽいものが混毛したものです。
朔君の色の模様ですが…
お写真をみた感じで…
後ろからみた感じで…
(絵ヘタなのですが…)
オレンジ毛は、こんな感じかな?
オレンジペンで塗っている部分がオレンジ毛かな?
…追加で3gの白毛を送って頂くことになりました。
朔君のグレーの毛と白毛は混毛して使用しようかと考えています。
別々に・・・となりますと、今度はグレーの毛が少なすぎてしまう為 毛糸にすると毛糸が短くなってしまうので白グレーとしてお腹に使用する場合でも中途半端になってしまう可能性も考えられます。
それとあまり細分化して作業すると、作業の間にも毛が少しずつ減るので 最終的には白グレーの毛糸も短めになる可能性が考えられます。
どの色の毛糸も出来れば少し多めに作成しておいたほうが安心なので、メイン・オレンジ・白と3色で作成したほうが安心と思います。
それと、編む場合なのですが、おおよその色分け(模様の区別)で編むことは出来るのですが、ほんとにおおよその色分け編みとなり完璧な模様を再現するのは難しいです。
例えばクロスステッチという刺繍がありますが、編む作業も少しクロスステッチに似たところがあります。
例として・・・
下の × が 編み目とするならば・・・
色分け編みをする場合、下のような感じで色をつけていきます。
編み目は(10目×5目) この範囲で色・や模様を作らなくてはならず
××××××××××
××××××××××
××××××××××
××××××××××
××××××××××
例えばこの編み目が少なくなると上記の色や模様を少し変更しなければならなくなる。
××××××××
××××××××
××××××××
××××××××
編み目が少なくなると、多色を入れるのが少なくなってくる。
××××××
××××××
××××××
編み目が少なくなってくると模様を作るのが難しくなってくる。
基本的にあみぐるみの場合、一番横に広い部分で36目~50目くらいです。
平均的には40g弱くらいなので・・・
前10目、右10目、左10目、後10目 合計ひと周り40目となります。
その範囲でドット絵を作る形になっていくのですが・・・
その40目というのも何段もあるわけではなく他の部分はそれよりも少ない目数となります。
先日のオレンジの色をつけた朔君の絵があると思いますがこの場合ですと、お腹の一番広い部分が40目だとすると頸のオレンジの部分はその半分くらいの目になってきます。
また頸の部分は 前・右・左・後 で言うと 後ろ面になるので例えば一周20目だとするとその1/4がオレンジを表現編み出来る部分となってきます。
※実際にはまだ編み図は考えていないので、実際編む時には若干の編み目の違いはあります。(上記は例として話しています)
次に、毛糸で編む際に、編み方やデザイン・色分けにより必要だけれども 使用出来ない糸部分 というのがあります。
編む際にデザインとして表に出ない部分です。糸のあそびの部分とでも言いましょうか・・・
1色で編む場合は、最初に少しだけ(糸のあそびの部分)必要となります。
1色の場合、パーツの切り替えなどがない限りその後ほとんど糸のあそびは出てきません。
次に色替え編みをする場合です。
色替え編みをする時には、必ず色を切り替える時にそれぞれの糸の切り替え部分の前後に数㎝の糸のあそびが出て(必要)きます。
これは、表には出ない部分ですが、切り替えの際には必要な部分であり、糸がゆるんだり色替えの部分に穴が空いてきたりしない為影で支えている糸となります。
編み用語でいうならば、編まないけれど 『後ろに渡る糸』です。
毎回切ることも出来ますが、切る場合でもやはり糸先は毎回ほつれてこないように毎回くるみ編みをするなりの処置をしないとやはり穴が空いてきたり、糸が切れたりします。
犬・うさぎ・猫 さんの毛糸の場合、通常市販の毛糸ほど強度はありませんので、この部分というのは毎回きちんと処置しておかないと糸が更に切れやすくなります。
※別毛糸で、糸のあそび 部分の写真撮影してみましたがわかりますかね?↓
線を引いている部分が、編まないけれど必要な毛糸部分です。
色の切り替えのたびに、前後にこれが必要となります。
そんなわけでございまして、色替えがある場合は1色で編む場合よりも多めに毛糸を使用することになります。
なので、白グレーだけを毛糸に使用する場合2gほどしかないことと 糸の遊びの部分などのことを考えると、白グレー単独で紡ぐには少ないと思っています。
ですので、白グレーは 他白毛と混毛して白として使用しようと考えています。
※紡ぐ際にも、多少の あそび糸(毛)が必要なので、2gだとそのことも考慮するとさらに減ってしまう可能性も考えられます。
少し専門的な話になってしまうので、分かりにくい部分も多いかと思います
例えば更に細かく説明するならば、上記は クロスステッチやドット絵で説明をしていますが、あみぐるみの 編み物の場合実は綺麗な 方眼状には編めなくて、若干編み目が斜めになっていきます。(ぐるぐる編みの場合)正確に言うならば、6段で1目ずつ編み目がずれていきます。
色替え編み(papikano)参考動画
赤糸を編んでいる時、後ろにくるんで編んでいる糸があるのが分かりますか?
これが色替えの時に必要になる 見えないけど必要な糸 です。
赤糸を編んでいる時、青色は編まないけれど、後ろを渡る分が必要なので青もまた編まないけれど必要な糸が出ています。
各糸に 編まないけれど必要な糸があります。
追加で白毛を送って頂きました。
頸部(肩)のオレンジ模様はとりあえずこんな感じにしてみようかと。
なかなか頸部(肩)部分がはっきりと分かるお写真がなくて沢山ある写真から判断するしかなく、およそ…の模様にしかならないのですが、逆三角形ではなく、三角形とのことでこんな感じにしようかと思います。
実際のあみぐるみとなってくると またこの絵と若干変わってしまうかもしれないけれど、イメージとしてはこんな感じ。
それから白毛ですが、最初に送ってもらった分と 追送して頂いた分わあわせると、グラムは9gほどでした。
9gもあれば白毛部分は足りるかな~と思ってます。
ただ、ひとつ問題があり、白毛がかなり短めな毛が入っている為、作業時に短めな毛が多量に落ちること。
また紡ぎも終了したのですが、短さ 毛の落ちやすさによる紡ぎにくさがありました。
現在撚り止めをしていますが、やはり触ると数ミリの毛が落ちます。
あみぐるみ作成の際にも毛糸から数ミリの毛はまだ落ちると思います。
こちらが落ちた毛を撮影したものです。3cm×3cmのゲージの枠を置いています。
数ミリの毛は落ちてないものでも、捻りこむことはありますが、引っかかりがない為 落ちます。
(写真は毛の長さが分かりやすいように2種類同じものを色を変えて載せています)
こちらは 白毛の毛糸。
少し触るだけでも短い毛がポロポロ落ちます。
あみぐるみが仕上がるまでの間 ある程度の短い毛は落ちるでしょう。
↓こちらはオレンジ部分に使う毛糸。
オレンジとして送ってもらった毛をブラウン系に染めたものに、オレンジとして送ってもらった毛をブレンドしたもの。
ブラウン系に染めたばかりの毛は結構明るめのブラウンだったけれど、かなり落ち着いた感じのブラウンになった。
写真は窓際で撮影したもの(向かって左側に窓がある)で、光が当たる方向は、明るく見える感じ。
ただ、肉眼で見える感じとカメラのレンズで撮影した感じでは、見えの違いはある。
なかなか同じような色を作り出すのは難しい。
かなり近い色に近づけるには、何度も試作(サンプル)作る必要があるが、なかなかそう簡単にはいかないところ。
さらにはグラデーションの毛を表現するとなると 染色ではムリに近い。
そこで、2つの異なる毛色のものをブレンドすることで、光の当たりによって若干ではあるが、みえ方(色)も違って見えるかな~と思った。
※ちなみに、朔さん自身の毛にも若干短めな毛があるので、そんな短めな毛は一連の作業の中で落ちていく。
朔君毛紡ぎ中(2倍速)
※動画のエンドロール 編集(入力し忘れていますが )スルーしちゃってください。(^^ゞ
動画編集アプリの扱い方 まだ慣れてません。
グレー毛も結構短い毛あったようで、紡ぎ中かなり落ちてました。
こちらが毛糸。 3色一緒に撮影したものも入れています。 グレー毛糸は少し多すぎるかもしれません。
朔ぐるみ完成しました。
3色だったこと 意外と短い毛が朔君の毛にもあったことで 少し時間がかかっていました。
毛糸はそれぞれの色は足りました。
足りなくならないよう編図(試作)も考えていましたので、逆にそれぞれの毛糸も余りました。
模様につきましては、なんとなく そんな感じ…といった感じで 完璧ではありません。
色換え部分は どうしても編み物の性格上、若干 ギザギザ模様感がでたり しています。
色の切り替えの部分は、毛糸を刺繍をすることで色の表現をしているところもあります。
尚、編んでいる際、朔君の短い毛も結構落ちました。
短めの毛もあるため毛糸も何度か擦れたりすると切れやすくなります。
パーツとパーツの繋ぎ合わせ部分の毛は、何度か擦れるので、若干弱くなっています。
そんな訳であります為、無理なポーズの変更などは控えていただいた方が良いと思います。