日本国憲法の改正はできる限り止めた方が良いと思います。
無効の憲法を改正してしまうと、追認したことになる可能性が出てきてしまうので、改正はできる限り、止めた方が良いと思います。できる限り、無効化すべきです。
象徴天皇制は、立憲君主制ではないということですから、天皇は君主、元首ではないということです。
現代の憲法学通説では、内閣総理大臣が君主、元首ということです。 これは、国体法違反、慣習法違反です。
改正して立憲君主制にしても、この70数年間は、象徴天皇制だったことが残ってしまい、その間、天皇は、君主、元首ではなかったということが歴史上に残ってしまうので、単に改正しても、根本的な問題は解決できません。
ですからやはり無効化する以外にないと思います。
欽定憲法を民定憲法に改正するのは、そもそも作者が違うのですから、ほとんど不可能です。東大法学部が、「八月革命説」という、でっち上げの理論を構築して、それをなんとか可能としてきましたが、この理論は穴だらけで、現在では支持者が急速に減ってきています。そもそも日本で革命など起きていないので当然です。どうして、ポツダム宣言の受諾が、法的革命となるのか、まったく意味不明です。現在では知的水準も上がり、この革命の説明の不十分さが露呈してきており、もはや通用しなくなっているのです。
ですから、欽定憲法を民定憲法に改正するのは、作者が違うのですから、もともとほとんど不可能なのだという点を説明すれば、無効化するのは意外に簡単だと思います。 国民も十分理解できると思います。
これらの点をもっと強調すべきだと思います。