お盆前にエコーをしてもらい、かなりの量のカルシウム結晶が
膀胱に溜まっていることが判明してしまったロッぴょん。
補液(点滴)を7日間続け食欲も回復した後は、カルシウムの多い野菜を封印し、
飲水を多めに摂らせている程度で
『膀胱内のカルシウム沈殿』に対する薬の投与等は特に行っていませんでした。
なぜかというと・・・
病院の先生から聞いた話やいろいろ調べた内容によると、
まず、2件目に掛かった(補液(点滴)を7日間した)病院の先生に
『膀胱に沈殿したカルシウム』を流す治療はないか尋ねたところ
うさぎさんの尿結石の場合、
『尿酸化剤』や『利尿剤』を投与したりするケースもあるらしい。
でも、やはり薬にはリスクが伴うものです。
とりあえず先生の話を聞き、ネットでいろいろ調べまくったところ、
まず『尿酸化剤』ですが・・・
猫や犬の尿結石の場合、尿がアルカリ性に傾くと結石が出来やすくなるらしい。
それで『尿酸化剤』を投与し、尿を酸性に傾けて結石を溶かして流すものらしい。
しかし・・・
『尿酸化剤』を元に検索してみると、ヒットするのは犬・猫・プレーリードックや
フェレット・・・。
うさぎは・・?
ヒットしませんでした。(T▽T)
果たして、うさぎさんに使って害やリスクはないのか!!
残念な事にヒットせず不明のまま・・・・。
…(o_ _)o パタッ
なので、このまま「はい、分かりました。」と投与して貰うわけにはいきません!!
次に『利尿剤』ですが・・・
2件目の先生のお話によると、『利尿剤』を投与することにより
たくさん尿を排出させると共にカルシウムも排出させるというもの。
ただし、尿をたくさん排出させると言うことは、体内のカリウムなんかのミネラル分も
必要以上に排出してしまう為、その分食事などで補わなければなりません。
たくさん尿を排出するということは、
血液をろ過して体内の老廃物を『尿』として排出しているのですから、
血液中のカリウム等のミネラル分も減少するし
腎臓がフル稼働することにもなり
腎臓が元々悪い子の場合かえって腎臓に負担を掛けてしまうという
リスクが伴ってしまうのです。
もし、『利尿剤』を使う場合は、定期的な『血液検査は必須』になるとの
ことでした。
Σ(・ω・`|||)!!ロッぴょんには、やばいかも!!
お盆に補液(点滴)に通っていた病院は、
HP等の表向きはうさぎは診療の項目に出されてないし、
今までのいろんな経過から総合判断して
あまりうさぎに詳しくない印象を持ってしまってました。
なので、
先生の話を鵜呑みするのでなく、セカンドオピニオンで他の先生の見解も聞いて
薬を投与するか否かの判断をしようと思いました。
それで『今後の投薬等の治療方針』相談する為
8/27にセカンドオピニオンで3件目の病院に通院したのでした。
結局、3件目の先生の見解は、
『尿酸化剤』については、もともとうさぎは『正常尿がアルカリ性』なので
『尿酸化剤』は使わない方がいいとの事でした。
正常なアルカリ尿をわざわざ『酸性に傾ける』事で起こる弊害
の方が恐いと言ってらっしゃいました。
(聞いてよかった・・・。((((( ∇|||)…)
あと『利尿剤』については、ちらほら『尿結石』で投与されてるうさちゃんも
ブログ等でヒットしていました。
こちらを聞くと、やはり私が思っていたのと同様、
ロッぴょんの場合もともと腎臓の数値がよくない為
かえって負担をかけてしまう事になる。
今は、まだ量は多いが膀胱内に沈殿しているだけで、
『結石化』してないので、カルシウを控えた食餌や野菜を与え、
水分をたくさん摂取させ自然排出を促す方がベターとの見解でした。
だって、よかれと思い『利尿剤』等を投与して、
『腎不全』など招いてしまっては取り返しがつきませんもんね
・・・で
結局、2人の先生の話や調べた結果、『自然排出』の道を選択していたのです。
・・・とここまでが、前置きです。(長っ)
それで
食餌・野菜・水分摂取には、注意を払い与えていましたが、
お盆前1件目の病院でしてもらった『エコー』で
『かなりの量のカルシウムが溜まってた!!』
っていうのを、説明で聞いただけで自分の目で確認できてなかったので
かなり気になってました。
だって・・・『かなりの量』って
どんだけぇ~・・・・?
やっぱり、自分の目で確認しない事には、ちゃんとした危機管理できません。
なので
8/27のセカンドオピニオン先の先生に
『どうしてもカルシウムの溜まり具合を把握しておきたい!!』と
懇願し『レントゲン』を撮ってもらう事になりました。
それで
今回『レントゲン』を撮りに行ったというわけです。
( ↓ ここからが本題♪ )
前置きで疲れさせてしまって申し訳ない。
この日の待合室は、患者さんで結構混み合っていました。
待合室で亀さんを見て時間を潰すロッぴょん♪
キャリーの網目から凝視してます。( ̄ー ̄;
興味津々♪
この模様を動画でお楽しみください。
さて
今日の『目玉』?の
ロッぴょんのレントゲン画像を2枚公開しちゃいます。
まず1枚目
横向きの体勢
ブルーの点線で囲っている白い影が膀胱に沈殿しているカルシウム結晶。
尿が溜まってない時はブルー位の大きさで、尿が溜まると黄色の点線位
膨れるそうです。
これから見ても分かる様に、膀胱の5分の2から半分位カルシウムが溜まっています。
やっぱりこの量はかなり多い方らしい・・・。
お腹とか膀胱の上辺りに写っている黒い影が腸内のガスだそうです。
ガスもチョコチョコで散らばっているので正常なんだそうです。
このガスがお腹の中でたくさん溜まり大きく黒く写るとそれがうっ滞です。
ガスは溜まってないので一安心。(*´ー`)
つづいて
2枚目
仰向けで上から撮った画像
(。・-・。)フフ、しっぽの骨もちゃんと写っています。
レントゲン報告は以上です。
これだけ溜まっているっていうのを自分の目で把握できたので
撮ってもらってよかったと思います。
ちゃんと把握しておけば、何ヶ月か後に
食餌とか野菜・給水療法の効果がでてるかどうか確認できますからね。
あっ、
なんか
ここでロッぴょんから一言あるそうです。
それでは
ロッぴょん、どうぞ♪
ですって
お・ま・け
この日、待合室で『ベルちゃん』というモンちゃんに雰囲気が似ている
ふわふわなかわいいライオンちゃんに会いました。
診察前、少しお話させてもらいました。
そのベルちゃんが診察終了後、飼い主さんがお会計中に
キャリーから脱走~♪
待合室の椅子の下を楽しそうに探検していたので盗撮?しちゃいましたっ
その様子です。↓
(^ー^* )フフ♪束の間の探検で
すぐ気付いた飼い主さんにあえなく確保されてました。
また会えるといいな♪
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あの尿カルシウムの対策のためのいろんな調査、大変な物ですよね(*^-^)ゞ敬礼♪
でも、こうしてきちんと選択のためのいろんな優劣を考えて初めて土俵に上げなければ、まだまだ不安がいっぱいの医療見解ですね。。
これからも色々頑張ってね(^^)v
実はきゃあへの利尿剤投与を気軽に考えていたので、やっぱり食事療法が一番だなあと反省。
その前にきゃあにはまずお水を沢山飲むようにしなくっちゃね!
ちなみに昨日は45cc飲んでくれたのでホッとしていたら、今日は15ccでした。
白菜大作戦の報告はのちほどねw
脱走うさぎ、丁度大型犬がいなくて良かったわ~(ホッ)
書き方がアバウトだし~。モンちゃんやロッぴょんの事がなければ、今でも昔からのかかりつけ医(あまりうさぎに詳しくないかも!?の1件目)の先生の話を鵜呑みにして通い続けていたかも。((((( ∇|||)…
でも、1件目もそこそこそこいらのうさぎを診れない病院よりは頼れるんだけどね。詳しいのはちょっと無理というか、知識が昔のままって感じなのです。
ロッぴょん達が1-2才の頃は、斉藤ラビクリの先生の講習会に行ってる様なうさぎに熱心な先生もいたんだけど、そこ入れ替わりが激しくて。最近は院長・副院長意外は若い本当に獣医成り立て?って先生ばかりなの。院長先生意外に当るとお金捨てた気になる。
今回の件でも、改めて先生の鵜呑みにしちゃいかんなぁ~って肝に銘じました。特に最近は、処方される注射や薬の名前も「薬の名前とか効能」なんかを確認して、帰って検索して副作用なんかをチェックするようにしてます。
みんなこうやってお勉強していくのよね・・なんて思いながら。(´,_ゝ`)プッ
私の方こそ、きゃあちゃんの尿結石のお話すごく参考になったんだから~。ペレット減らして野菜多目にしたのも、きゃあちゃんの克服話を聞いたからなのよ。
やっぱり薬って知らずに使われると恐いよね。それで万が一『もしも』の事が起こったとしても、因果関係の証明も難しいし、取り返しつかなくなるしね。
特にうちらの子の場合、年が年だけに「高齢だから・・」で片付けられそうじゃない?
5才に成り立てのロッぴょんが、何度この言葉で片付けられ様とした事か・・。今考えると恐ろしや~
きゃあちゃんのカルシウム尿が多いのも気になるよね。
チャイも最近ドバッてカルシウム出してました。お互いなんとか水分補給してもらえるようがんばらねばね。
(^-^)フフ、ベルちゃん楽しそうでしたよ。この時は幸いみんなキャリーに入ってる子達ばかりだったみたい。本当はもうちょっと長い間ピョコピョコしてたんだけど、人とか足とか受付のスタッフさんとかの障害物だらけで撮影してなかったんの。でも脱走うさちゃんは珍しいから途中からつい撮影開始しちゃったってわけなのでした。