田んぼに揚水する実用水車!
色々な所で、非実用の水車を良く見かけます。
しかし、この清兵衛堀の水車は、違います。
直径1メートルくらいの小型の水車ですが、
現に、今用水堀から田植え前の水田に水を引いております。
緑に見える部分は、すでに田植えの済んだところです。
手前の水を張っているところは、
一両日中に田植えの行われる所と思われます。
電力を使わず、自然の水力を使ったこの水車こそ、
省エネの自然エネルギーを使った理想的な用水装置と思われます。
ちなみに、この用水堀は、江戸時代に、水の無い台地に、
清兵衛という名主の方が、隣村の水源から許しを受けて、
引いた用水とのことです。
今では、このことはあまり知られていないようです。
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