わしの出番♪♪

　ほんでいよいよ、わしの出番や！
サブタイトルを兄貴から「宇崎竜どぅ～？」と名づけて頂き、親からもらったこの体系とちょっと強面のひげ面顔・・・が、宇崎竜どぅに似てるっと言われること、もっある。

　ここでぇ～隠しネタ披露！　実はリハの時、メインバンドのボーカル「ゆずか」が「声も似てますよねぇ～」とこれまた優しいお言葉を頂き『プチ嬉し』を感じ、ええ気分になってたわしがおったのは、誰もしらんやろ。ただ一人だけの『プチ嬉し』やったから、一人で暖めてました。。　以上

　さぁ～いよいよ出番のときが来た。
バンド演奏が始まり四曲目～五曲目がわしの番やってん。
ドドドドッドッド♪ドドドドッドッド♪ジャジャジャッジャジャ♪♪♪
来てへん人には？？？ってなミュージックやが、あれやねん。ダウンタウンブギウギバンドの代表曲のイントロ♪♪♪

　５５の兄貴のＭＣで盛り上げ紹介してくれて、いざ出陣！
ここでいまやから言える質問『ＭＣって何？』、皆、ＭＣ・ＭＣちゅうてたから、わしもはいわかりました…ちゅうてたけど、ほんまわ意味わかってへんかってん。
ただ雰囲気で「しゃべるんやな・・・」て理解でけたから大丈夫。
通常のＭＣちゅうたら、モーニングコールやろ。まさかライブの途中でＭＣなんか無いしなぁ～～ってとこや。

　曲は「港のヨーコ・ヨコハマヨコスカ」
あれ歌とちゃうねん、どないかしたらお経みたいになる。
それも本チャンと同じ文句言うても芸のないことやし～～リハの時に「わし時分で考えて適当にしゃべって良いですか？」って聞いたら、そのほうがおもろいやん！ほな歌詞は自分で考えて来てや～ってなってたんや。

　考えた！？ってほどやないが、考えると考えるほど「長文」になり…ほんまのお経みたいになってもた。当日リハのとき「これはあかん！結婚式の挨拶やないんやから～」とギターリストのテキーラさんからもご指摘を受けた。
全くその通りで、自分自身でも「やばっ」って感じたもんな。
よっしゃこうなったら『即興』しかない、わしなりにメインテーマは決まってたから、あとの頭の整理は早かった。

　ちゅうても、いまここで言うたことを書こうとしても思い出せない。
テーマは『連れ』『仲間』、あいつやこいつのことを思い浮かべて、日頃から思てること、感じてることをスラスラ単語にして言うたんや。
適当でもないんやが、ちょこっとメモメモしながら片隅でおったら、あつ２が横に来て「兄貴なにしてんの？」ちゅうてからかいやがんの・・・

　歌った曲は「知らず知らずのうちに」ちゅう歌で、これまた宇崎の歌でも中々マイナー的なバラード調の一曲！
出番前に姐ちゃんが「このバンドは自分のバンドやと思てやり！遠慮したらあかんで！」と背中を押してくれ、あつ２やかすみが「兄貴いつもの声で行きや！」って助言してくれてた。←プチ内輪話。これよこれ、これが仲間なんや。

　わしの緊張に勘付いて「さらっ！」っとほぐしに来てくれる。
カウンターの隅っこで、ソワソワしてるわしをめっけてくれて「ありがと！！！」ってな奴らよ。
前奏が始まり、ヨーイ・ドン！
もうこうなったら、どうにでもなれ～～～～～～～～っで、最後のエンヂィングまで冷静に歌っちゃったぜ！

　ほんまに皆からの声援ちゅうんか、歓喜ちゅうんか、罵声ちゅうんか、何がなんかわかれへんような盛り上がりがおもっきし伝わってくる、一段高いステージ。
拍手や手拍子があんなけ「心強い」もんやとはしらんかった。
逆に緊張をほぐしてくれるよな、あれがシ～～～～ンやったら、絶対嫌やわ！って新感触を覚えたステージでした！！！応援してくれた皆さん、本当にありがとう！
新町バンドの方々、本当にお世話になりました！・・・またお願いします。