年末・安全パトロール

　今週から「年末安全パトロール」開始。
数すけない現場やが、日々交代でパトロールする。
パトカーに乗って、クルクル回しながら「ウゥ～～～」ってなことはせん。

　現場事務所へ「ごくろうさまです！安パトに来ました！」ってなことから始める。もちろん先持って連絡はしてある場合が多いから、現場の方も「心の準備」と「作業所の準備」『受け入れ態勢万全』で行くもんやから、全く『安全』になってる。

　たまたま躯体の工事や、外溝工事なんかにぶつかると現場が気の毒や。
片付けようもない・・・こっちも状況は理解できるが、言うべきことは言わんといかんので・・・辛い。

　なんでしょっちゅう「安パト」するん？ってなことやが、要するに『暇』なのよ！ってなこと大きな声で言うたら、具合が悪い。
本当は「労働者＝職人さん達」の身の安全を確保し、且衛生的にも万全であり、快適な作業所になっているか！
安全はもちろん、環境にも適した作業所であるか！

　ってなことを掲げて、日夜頑張ってるのである。
最近我々建築現場の様子も変わった。
くわえタバコで作業する連中もいなくなったし、空き缶やゴミなんかも完璧に指定場所に捨てる。
当然、材料や道具の始末も…たまに悪い奴もおるけど、良くはなってきた。

　一番多いのが「墜落・転落」
それも数十センチから１～２メートルの低い所からの事故が一番多い。
脚立と言う道具の「不安全使用」からくるんや。

　数十メートルや数十階から落ちたら『死』や、本人等もそこらまで甘くないからめちゃ注意してるから、そのへんは大丈夫やねん。
それより、低いとこから落ちるのが多い。

　人間１メートルから落下しても、後頭部ガツンと打ったら「逝く」よ。
舐めたらあかんのや。
そんな事例や、教訓をわざわざ言いに行くのよ…これも全て本人等のため。

　職人さんちゅうのは「真っ直ぐな奴」が多いから～～
わしゃ大丈夫や、わしに限って…わしゃ５０年も無事故や、絶対大丈夫！ってな連中が多いのよ。

　年取った親方には「おやじ、いままではどうもなかってよかった！が、もう年取ってきたんや、注意してくれよ・・・」としか言いようのないこともあるのよ。
頭ごなしに「こらっ！ええ加減にせぃ！」とは言えんもんなぁ～～

　今日はそんなこんなの安全パトロールに出向いてこよう～
また明日は更新できひんかもしれんし、明日は忙しいかもしれん。
明日から連荘の忘年会続きやし、旨いもんぎょうさん食うてメタボってくるわ。