１１７

　今日「賢ちゃん」の見舞い行ってきた。
賢ちゃんとは、ＫＥＮとは違う。
遊ＩＮＧちゅう仲間の一員。
その仲間は、あれやこれやの集まりで…あれやこれやで、２０年近く？１５年かな？くらい続いてる。

　現場で階段から落ちて、背骨とあばら骨を…との前情報。
やばいやんけ、あいつ…終わったか…と、恐る恐る見舞う。
２１３号室、複数人部屋。
入り口付近から聞こえる、なんか現場仕事の段取り風の声。

　奴に違いない…が、奴は背骨が、アバラが、、、、状態のはず。
恐々扉にノックして、おじゃましまん～～～にゃわ
入り口に一番近いベッドに、禿た賢ちゃんが横たわって、耳にイヤホンを入れながら、携帯で図面見ながら話してる…

　ちょっと待ってて、おまえ何してんねん？ここ病院の、病室やんけ
わかってまんねんけど、どうしても仕事が…段取りが…見積もりが…打ち合わせが…状態で、任せきれる番頭が…ってな感じで、横たわってる。

　でも、背骨にひび、強度の打撲、普通に立っていられない状態の賢ちゃん。
今日やっとギブスしてもらって、寝たままから、ちょっとだけ横向きに寝れるようになった賢ちゃん。
奴の仕事に対する根性と、怪我なんかに負けてられるかぃっちゅう根性に接して、何故か嬉しかった。
今日の１１７は、賢ちゃんに送る。早く良くなって、現場はもちろん！忘年会に間に合わせろ