『本家』 やんちゃなおやじ!           がんばっぺな 東北!

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労働安全衛生準備月間

2005-06-02 |  山 
 昨日から全国的に「労働安全衛生月間」や。
全ての労働者が安全且つ衛生的に仕事が出来るように、労働条件や労働環境を整えて・・・等々。。

 他の業界・業種のことはしらんが、わしら建築屋さんには日々より厳重に注意し、「安全はなにより最優先!」と脳裏に刻み込んだ振りをして作業してる。
確かに我々の業界は、日本中のいろんな産業のなかでNO.1に事故が多いらしい。

 そりゃそうだわ!
最近でこそ、大手~零細のゼネコンまでそこそこの安全設備が整い、監督連中も本来の『建築』よりも、『安全』管理に重点をおくところもある。

 しかし、高所作業・大型重機・溶接にのこぎり等々、いつ怪我をしてもおかしくない道具の宝庫である。
本来は怪我と弁当は己持ち!の世界、男仕事の頂点に君臨している業界だけに、気性も荒いわい。
特に大型の土木工事では、幾人の犠牲者が出てるか今でも不明や。

 あの日本最長の○○大橋、有名な○○トンネル、活躍中の○○ダム・・・・・
業界内で納めているが、幾人の犠牲者がいることやら?
でも現場現場では心を込めて「供養」してるし、ご家族の方々にも不自由のない暮らしができうる最良の処置は各ゼネコンが行っているよ。

 ただゼネコンの怖いのは「労働基準局」だけ。
事故する=指名停止!←この一言のために、必死で隠すのだ。
少々の怪我や事故ならほとんどが、下請けで処理する。
「労災」扱いになると、ゼネコンは良くないのだ。

 基本的には労働災害は無しがベストや。
職人さん自身が、痛い目にあったうえに、傷害でも残れば一生アウトになっちまう。
思い返せば、わしも現場に行くととりあえず「おまえら安全に作業せいよ!」と言ってるわ。

 今月は各ゼネコンさんの『安全大会』と言う集会を行い、労働基準監督所さんにアピールする月間なんや。わしんとこの会社も毎年どこかのゼネコンから『表彰』を受ける。
今年は職長表彰が2件、専門工事最優良事業賞が1件、本店長賞が1件と計4件の表彰を受ける。

 ご安全に!

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