危険予知活動

　我々、現場で働く連中は～必ず「危険予知活動」を行う。
ここで一言、我々ちゅうことは、わしもその中の一人！ちゅうことやからな。
略して「ＫＹ活動」とも言う。
大阪名物の一つ、ＫＹＫはとんかつで有名やが、あれではない。

　簡単に言うと、危険が潜んでそうな箇所、危険が発生しそうな場所…職人さんたちは、あんまし賢くないから～わかりやすく言うと『危ない所』へ行くな。
『危ないこと』すな。もっと簡単に言うと『怪我』すな、『死ぬな！』ちゅうことなんや。

　研修に行くと、色んな事例の「ビデオ」を見せてくれる。
能無し労働基準局の所長とか、次長ってな、能無しの上塗りをした眠たい奴が来て、来賓ってな大きな造花付けてもろて、下手な挨拶をしたりもする
　その内容の無さ…昨年は○○人でした、今年は○○人です。落ちたんです、引っ掛かったんです、そして事故ったんです、皆さん気をつけましょう～ってなことや。寝るしかないやろ。

　ここ数日の『自然災害』には参る。
関西では兵庫・佐用町が、特にやられた・・・・
増水した濁流に飲み込まれ、数人の方がいまだ行方不明。
想像を絶する「雨量」で、経験の無い増水量、道路なんか溝なんか川なんか、全くわからん状況で「避難」する最中に流されてしまったらしい…冥福祈る。

　今朝は、夜明け前に「地震」。
わしでも目覚めたんやから、相当大きいと直感し、ＴＶをつけると「静岡・駿河湾」が震源とのこと。
遠いけど、地震と聞くと「阪神・・・・・」を思い出し、ぞっとする。

　台風に地震、ゲリラ豪雨・雷雨に竜巻。
完全に地球怒ってますから
人間どもに、なんか忠告してるんやで。
反省とともに、こんな危険にさらされてるんやから、せめて危険予知でもしとかんとあかんな。

　想像できる限りのシュミレーションして、増水や冠水、暴雨に雷雨の状況を頭に入れておくことも必要やな。
いつぞやの時期、緊急用の「ＢＯＸ」買いあさった時期があったが…一家に一つはいるで。
我社でも「まさかの時の備蓄」はしてるけど、社員の分だけしかないで…

　皆、他人事やない。
己の住んでる町や、己の実家・親元の町だけの話とちゃう。
己の「命」・家族の「命」・みんなの「命」守るちゅうことは、容易いことでない。
まさかの時のこと考えて、一回シュミレーションしてみては