朝ドラ「だんだん」

　いま放映中の朝ドラ『だんだん』、島根県弁でおおきに、ありがとう～やて。
わしらの業界には多い、島根県人。
特に大阪の左官屋と瓦屋は、6238人全員が島根出身者
そんな島根県と、京都は祇園の、どっち付かずの中途半端なドラマ。

　まず、主役は・・・誰？
最終目的地は、火星？それとも、アフリカ？・・・このバスどこへ向いて走ってんの？ってなストーリー。
作者の言う「主役」つうのは、たぶんやが双子のマナカナ
以前の朝ドラで、ふたりっ子役のときは「天才」やったのに、今回「大根」もええとこ

　なんで、観光協会のおっさん、いっつも蝶ネクタイなん？
遊覧船の船長は、らしい～帽子かぶってるけど、マドロスらしくねぇ～し
一番気の毒なのは、船長の息子の康太
こいつは、あっちにふられ～こっちにふられ～…まるで、わしの息子の浩太そっくりで…一番かわいそう～に思える

　冷奴みたいな、舞妓から芸子になるのに…途中で「歌手」やるか？
それもコピー専門のヂュエットやて、ありえへんし脚本家とか、作者って、よほどの馬鹿やな。世間知らずもええとこよ。
そこまで跳ぶなら、いっその事『宇宙飛行士』～『芸子』くらいの方がおもろいがな

　のぞみの母親、花雪さん姉さんって…サンサンって、京橋やないで
雨が降ってもササンサ～～ン、雪が降ってもササンサ～～ンみたいなぁ～
あのお母さんの、何があかんって言いますと・・・
①しゃべり口調、あの甘え口調。
②声、鼻から空気の漏れてる声。
③顔、どっからみても、インパクトのない面。
④踊り、夢花のほうが上手い。
⑤・・・・そのた大勢。

　めぐみの母親、まぁ～ええわ。
お婆ちゃん、これもまぁ～ええわ。
しかし、蕎麦爺…あれ、何？
そんな毎日「ハチマキ」してるおっさん、居らんやろ
＆、その妻。　　娘の年齢とほぼ一緒やん、５歳の時に子供産んだんと…ちゃう？

　俊、ギタリストになって売れましたが・・・・
あのサングラス＆ギター弾いてる姿、誰の真似か知らんけど『最悪』どころか、見てる方に辱めを感じさせたな
亡くなってる役やけど、死神みたいなお爺ちゃんは・・・あんなもんやな。

　また、どっかのガキが～舞妓になりたいって志願兵あらわる。
ありえへんことばっかしやけど、あまりに単純且つ方針のないストーリーに飽き飽きしてんねんけど。
花村のお母さん、どうせがんばんねんやろ

　とっておきの最悪が、お父ちゃん。
あんな漁師居るか　それより前に、あんな中年ボクサー居るか？
漁師さんや、ボクサーさん（亀除く）に失礼とちゃう
それもシジミ漁師やて

　毎週入れ替わる「主役」で、本質のないドラマ仕立て
伝えようとしてることは「無」、言いたことは「無」、たぶん最後の最後まで「無」のまま終わってくんやろな。
甘党茶屋のおかみは、わしの友人の「紅万子」。プチ出演やけど、まぁ～ええか…

　忘れるくらいの存在やった
七代目、全く最高級クラスの無責任七代目。
それに伴う、居っても、居らんでも・・・どっちゃでもええような「嫁」。
時間の無駄でしょ、出すだけで時間の無駄でしょ
山椒にもなってへんわ。

　石橋君、何者？
ようするに、全員が「目的」を持ってなんかをするんやが、全員が頓挫＆挫折して、参りましたと根をあげる。
互いに、『志・目的』をえらっそうに叶えるが、全員が途中でやめる
時代を象徴してるんやろか、最後までやり通す！やり抜く！ってな『根性』『努力』は、全く無し。

　あかんかったら、次から次へＧＯｏｏｏ～～～～ってなストーリー。
作者の性格なんか、ＮＨＫの社風なんか、デレクターとか言う馬鹿な奴の方針なんか、知る由も無いが
ようするに、居心地のええとこを探して、人生甘く生きて行けよ～ってなことやな。

　いらん努力や、無駄な頑張りはするな
楽して生きろ、そのほうが自分のためやで～～～～～ってなことやな。
志も目的も、頑張って、努力して掴むものではない！
森脇京子脚本らしいが、今回は『ブゥゥ～～』やったな