緑内障

　私は緑内障です。
れっきとした緑内障で、もう１０年目に入りました。
あれは４０歳を迎え、さぁ～これから楽しむぜと、いつもの人間ドックへ行ったことから発覚した。
「○○さん、眼圧が高く、眼底写真に…」ってな問診。

　頭も顔も、内臓各部署も、手足も…もちろん、あそこもここも、めちゃ元気やのに…血圧も正常、身長も１８０センチ以上、体重も７６キロ（当時）、血はさらさらで、おしっこもうんちも、全く『健康』…なのに
『目』だけ、引っかかったのがきっかけ。

　そんなことやったら、人間ドックなんか受けなかったほうがよかった何もわざわざ、時間と費用を掛けてまで・・・病気探すことなかったんや。
わかれへんかったら、それはそれで…そのまま、知らんと過ごせたのにしかし、言われたら気になるもんで…近くの生意気な眼科へ、行く。

　最初行ったのが、放出駅前の『宮浦○科』ってな、超～～～～ヤブ爺。
昔から放出にあるんやが、もう～いつ逝ってもええような爺ぃがやってる。
命に直接関係内やつやから、まぁ～ヤブもええとこどっこい
わしの目を診察して「大丈夫！この点眼しとけ…」で終わりや。

　あんましやから、最近でけた方の眼科へ行く。
今津の塩見眼科、ここの先生はわしくらいの年齢やと思う。
全く違った診察で、結果も「○○さん、完全に緑内障です！国立で検査しましょ」と言われた。
この違いって何？放出の宮浦って、腐った目医者やで

　今日は年に数回の「視野検査」、でかいボールみたいな機械に顔突っ込んで…プチプチ光るとボタンを押す。
その見えてる場所の集合体を作り、見ててる部分と、見えてない部分の「グラフ」を作るんや。これハイテク

　一年目になる、ちょうど昨年の１月１８日に検査してる…みたい。
看護婦さんが「保険証」っていうから、なんでねん！？ちゅうと、一年前に来てはりますから～ってよ。しやから、丁度一年前にやってるんやな。
待合にて、知り合い同士の爺さんや婆さんが会話してはる

　お互いに、めちゃ爺さんと婆さんやのに「おっちゃん」「おばちゃん」と呼び合ってる。
お婆ちゃんの方が診察室に呼ばれて…おっと、地震揺すった午後１時２７分や大阪や。
お爺さん、寂しそうに寝た。

　世の中の成人の○○％は「緑内障」だと言われてる。
痛くも痒くも辛くもない
自覚症状は全くなしで、なんかの拍子でしか「見つからない」かもしれない病である。
私のお友達の皆さん、お互いに「若く」はない…
近いうちに「目の検査」しときや～～～～～～～～～～～～～～～