ＰＬ花火

　先週末は、大阪の「自称・世界一」のＰＬ教団の花火大会。
これはさすがに、さすがにすごいと認める。
１０万発とか、わけのわかれへん数を打ち上げるんやが、ある意味嘘やった。

　で～～っかい花火の弾のなかに、ち～～～～～～ちゃい小粒の花火の玉を無数に入れて、その上から新聞紙にくるんで、またち～～～～ちゃい小粒花火の玉を無数に並べて、新聞紙でくるんでくるんでくるんで大きな弾にするらしいが、その「ち～～～～～ちゃい小粒」、「無数の小粒」まで勘定してたらしいやん。

　なぜか新興宗教は信じられない
そんなとこで、胸張って「世界一」言う？
他の花火大会の「数」は、たぶん大きくてもちっさくても、打ち上げる花火の数で言うてんねんやろに。
そんな弾の中の中の中の「小粒」まで、正確に勘定するのもすごいけど

　恐るべし「新興宗教」
たぶん信者たちは「数をきっちり数えたら、ええこと＝ご利益でもあるぞ！」と言われて、勘定してんやろな。
結構そういうとこ、奴等は真面目そう～やから、大変な時間と労働力やったころやろ。しかし、もう大丈夫。打ち上げる「数」が、花火大会の『数』ですから。

　週末は、当然マ～ジャンで過ごしてた。
もう夜もふけかけた１１時頃、携帯が鳴る
夜中の電話は、一瞬「ヒヤッ」とする。特に年寄りの多い家族には、心の臓に悪い。
誰や？と、携帯を開くと・・・おやおや、ご長男ではありませんか

　「なんや？いまごろどないしてん？わしゃ忙しいんや」
　「父さん、いまＰＬやねんけど…車、全くいごけへんねんけど…」
　「ほんで？」
　「抜け道知らん？」
　「どこ居んねん？」
　「○×△□・・・のとこらへんで、○×向いてんねん・・・」
　抜け道まですら、うごけへんとこに居る。
　「あきらめて、そのまま時を待つしかないな」
　「わかった」

　　　　　　　　　　　　　　　　　それくらい、ＰＬの花火の時は「渋滞」する