イタリアンスパゲチィ

　←、これこれ。
わしらのガキの頃に、大発明された食い物。
世間に出場当初は、ママースパゲチィの、粉末ケチャップで形状記憶スパゲチィ麺を混ぜ混ぜする、とんかつやハンバーグの横の千切りキャベツの横にちょこっと添えてある、めちゃ旨いスパゲチィ。

　それが、わし等が中高生になったこと「サテン」で食うたのが『イタリアンスパゲチィ』
驚愕の旨さと、腹いっぱいになる喜び白いご飯にも、食パンにも、コッペパンにも合う。
もちろん、そのままでも十二分に旨い。

　具は、ピーマン・たまねぎ・安物の薄いハムの細切れ・気の利いた店では「チーズの粉」もあったような～なかったような。
ケチャップたっぷりで、口の回りも、学生服も、サッカーのジャージも、テーブルの上も下も、真っ赤に染まったもんや

　当時、イタリア人は「こればっかし食うとんねんで！あいつらめちゃ幸せやん。ええよなぁ～こんな旨いもん、毎日食えて…」と、イタリア人が毎日食うから、イタリアンスパゲチィやと、解釈してた。
誰？そんな命名したん・・・・何回も人に言うて、馬鹿にされたわ
でも、いまも「イタリアン」ちゅうたら、もう口の中は「ケチャップ」になっている。

　
　松本サリン事件、１５年が過ぎた。
事件当時、これまた犯人扱いされた気の毒な家族があった・・・
河野さんと、そのご家族には、ほんまに辛い日々であったことやろ。
今月「ドラマ」になって、放映があるらしい…どうだか？
覚えておくべきやろな、あんな事件を起した連中が居った
冤罪で苦しんだ人達が居た・・・・ことを。