川崎の現場打合せを終え、職人の段取りを依頼したのは~これまた地元の後輩の池田。
池田の通称は「イケチン」。
わしのことを奴らは、ガキの頃から「兄ちゃん」と呼ぶ。
如何にも田舎町らしい~呼び方やが、大阪市内。
イケチンと職人や仕事の内容、金額や工期の打合せを終え、おぃ!なんか旨い昼飯ないんかってなことで、昼食なので1000円~1500円まで連れて行け!
晩飯やったら2000円~2500円でもええけど、昼飯は上限1500円。
それもひさしぶりやから…ええかっこしてんねん、大阪やったら750円~850円や。
昼飯、兄ちゃんハンバーグでええ?
もちろんOKじゃ、旨かったらええ!不味かったら、出る…だけや。
相変わらずやなぁ~兄ちゃん変わってへんなぁ~
当然じゃ、変わってどうすんねん!
ってな会話をしながら、奴の軽自動車の助手席に乗って
兄ちゃん、現場からそのまま走るから、軽トラやで!
それがどうした、全く大丈夫や。
大きなおっさんが二人、軽トラに乗って~一路ハンバーグ屋へ。
旨いハンバーグ屋、日曜の昼下がり=一杯=駐車場渋滞
となりは鶴見区の消防署
でも、真っ暗で誰も居ない様子・・・倒産してるで、ここへ止めよう。
と、イケチンに止めさせて、一応真っ暗な事務所のドアーをノックする。
ななっ、なんと
誰か出てきた、チビやけど、筋肉満タン・爽やか系でもないけど、ややスポーツ刈りの若い衆。
「どちらさまですか?」
「通りすがりの者やが、ここは締まってるんやな?」
「消防の方ですか?」
「通りすがりちゅうとるがな」
「なんの御用でしょうか?」
「ここは倒産してるようかやら、ここの空いてるところへ車を止める。昼飯を隣のハンバーグ屋で食ってるから、なんかあったら言うてくれ」
「いえいぇ…もうすぐ車も帰ってきますし、あそこの棟では午後から訓練をしますので、困ります!」
「事務所も真っ暗やし、シャッターも閉まってるし、誰も居らんがな」
「いま昼の休憩ですから、消灯して節約して待機してるんです…お願いですから、ここへ止めないでください!」
「ほんまか!?ほな、隅っこにするわ」
「いえいぇ…絶対ダメですから」と拒否られた。。。。
しゃあないから、車を出して、Uターンしてる最中に、ぎょうさん消防車やはしご車や救急車が帰ってきたし
あっっぶねぇ~~~~~あんな奴ら、ぎょうさん居ったら怖いやん。
よかったなぁ~はよ出て
ってなことで、イケチンはヒヤヒヤしながら、兄ちゃん頼むわ
ハンバーグを食う前に、ユキに電話
いまから川崎の近くで飯食うから、どっかで待ち合わせしようぜ!
ユキ、パチンコ中。
わしが中々連絡しぃひんもんやから、いつ来るんか?いつ電話鳴るんか?いつどうなんのやら…ってなワクワクしながら、待ってくれてたユキ。
わしを迷子にしたらあかんし、重たい荷物を持たせたらあかん…ってな、優しい気遣いの持ち主。
「おじき!もうそっちまで迎えに行くわ!待ってて」
って、わざわざ東京から川崎まで迎えに来てくれるちゅうじゃないの。。。
感謝。
前編 「完」
池田の通称は「イケチン」。
わしのことを奴らは、ガキの頃から「兄ちゃん」と呼ぶ。
如何にも田舎町らしい~呼び方やが、大阪市内。
イケチンと職人や仕事の内容、金額や工期の打合せを終え、おぃ!なんか旨い昼飯ないんかってなことで、昼食なので1000円~1500円まで連れて行け!
晩飯やったら2000円~2500円でもええけど、昼飯は上限1500円。
それもひさしぶりやから…ええかっこしてんねん、大阪やったら750円~850円や。
昼飯、兄ちゃんハンバーグでええ?
もちろんOKじゃ、旨かったらええ!不味かったら、出る…だけや。
相変わらずやなぁ~兄ちゃん変わってへんなぁ~
当然じゃ、変わってどうすんねん!
ってな会話をしながら、奴の軽自動車の助手席に乗って
兄ちゃん、現場からそのまま走るから、軽トラやで!
それがどうした、全く大丈夫や。
大きなおっさんが二人、軽トラに乗って~一路ハンバーグ屋へ。
旨いハンバーグ屋、日曜の昼下がり=一杯=駐車場渋滞
となりは鶴見区の消防署
でも、真っ暗で誰も居ない様子・・・倒産してるで、ここへ止めよう。
と、イケチンに止めさせて、一応真っ暗な事務所のドアーをノックする。
ななっ、なんと
誰か出てきた、チビやけど、筋肉満タン・爽やか系でもないけど、ややスポーツ刈りの若い衆。
「どちらさまですか?」
「通りすがりの者やが、ここは締まってるんやな?」
「消防の方ですか?」
「通りすがりちゅうとるがな」
「なんの御用でしょうか?」
「ここは倒産してるようかやら、ここの空いてるところへ車を止める。昼飯を隣のハンバーグ屋で食ってるから、なんかあったら言うてくれ」
「いえいぇ…もうすぐ車も帰ってきますし、あそこの棟では午後から訓練をしますので、困ります!」
「事務所も真っ暗やし、シャッターも閉まってるし、誰も居らんがな」
「いま昼の休憩ですから、消灯して節約して待機してるんです…お願いですから、ここへ止めないでください!」
「ほんまか!?ほな、隅っこにするわ」
「いえいぇ…絶対ダメですから」と拒否られた。。。。
しゃあないから、車を出して、Uターンしてる最中に、ぎょうさん消防車やはしご車や救急車が帰ってきたし
あっっぶねぇ~~~~~あんな奴ら、ぎょうさん居ったら怖いやん。
よかったなぁ~はよ出て
ってなことで、イケチンはヒヤヒヤしながら、兄ちゃん頼むわ
ハンバーグを食う前に、ユキに電話
いまから川崎の近くで飯食うから、どっかで待ち合わせしようぜ!
ユキ、パチンコ中。
わしが中々連絡しぃひんもんやから、いつ来るんか?いつ電話鳴るんか?いつどうなんのやら…ってなワクワクしながら、待ってくれてたユキ。
わしを迷子にしたらあかんし、重たい荷物を持たせたらあかん…ってな、優しい気遣いの持ち主。
「おじき!もうそっちまで迎えに行くわ!待ってて」
って、わざわざ東京から川崎まで迎えに来てくれるちゅうじゃないの。。。
感謝。
前編 「完」
もう目に浮かび過ぎや!やんちゃなこと言うたりしたりする仁ちゃんの横で、イケチンがまごまごしてはる様子が。
けど、そういうのがまた懐かしいて楽しいわ~思てはるのもね。
「おっさん来たら、世話掛る…」って
いやなんかぇ!?って聞いたら、ええねんけどな!って言うくせに