台 湾 「洗髪」

　どこへ行っても風呂に入りたい、湯船に浸かりたいのが、日本人。
ところが、台湾人はいつでもどこでも「頭を洗う」・・・・・・・
んな、馬鹿なと思うやろ、ほんま馬鹿げてるけど、町のあちこちにおかしい店がある。

　昔やで、昔。
遠い昔、選びに行ってた時代は、そりゃ～けったいな『理容店』もあった。
頭洗うし体中マッサージもするが、下半身も上手にマッサージもあれもこれも…する散髪屋が多かったと、菊の花。

　この度は理容じゃなく「美容」やで
建物の二階の端部屋に「小林」と名のつく美容室が、やたらと多い。
聞くところによると、菊の花とちゃうで、台北市内だけでも２００件以上とも言うではないか

　そこへ飛び込む、男も女も爺さんも婆さんも子供もあかちゃんも
頭を洗いに来るのだ。
そんなことある？って思うやろ、んな訳ないやんけ
騙されてるわ、誰も知らんと思て、嘘つかれてもわかれへんねん。。。。。
でも、ほんまやねん

　わしゃ～見るからに「短髪」。
客の中の女性には、肩より長い髪の毛の人も、首くらいの長さの人も、おっさんには「はげ」も七・三も、スポーツ刈りの奴も…多種多様。
基本的に「座ったまま」洗髪。
アワアワだらけの泡で、髪の毛の長い人は「立つ」のだ
いわゆる「モヒカン」のすごいバージョン

　で、そんな長い人も、わしやスポーツ刈りの奴も、単価は一緒って…おかしいやん。長い人は実測したわけやないが、３０センチや４０センチは立ってるし
わしら２センチか３センチやし、ブロ～ってな作業もいらんけど…単価変われへんし時間も数倍違うねんけど・・・それって、おかしくね

　でも、普通になんにもないときに「洗髪」って、気持ちええで。
昼飯と晩飯の合い間に「洗髪」、散歩の途中で「洗髪」、買い物の途中で「洗髪」、サッカーのハーフタイムに「洗髪」、電車待ちの間に「洗髪」…
皆さんも「洗髪」しませんか
ちなみに、１５０～２５０台湾ドルです。