私の姉は、謡曲・能が好きで学生時代からうなっています。
姉は、最近能のお稽古をしている高校生と一緒に平家物語を読み直していました。
旅行を誘ったら「平家縁の地に行きたい」と!
私は古典は苦手。(苦手なものはいっぱいありますが・・)平家の公達の名前を言われても物語には結びつきません。それでも姉に逆らうようなことは少ない私は「はい、はい」とついて行きました。
新幹線では下関に行くには門司まで行って引き返した方が早いことが分かり、まずは下関へ行きました。
そこから関門海峡を徒歩15分ほどで渡り、壇ノ浦の古戦場へ行きました。
昔、“渦潮”を見に行って以来です。見方が変わると、海峡の幅や潮の流れに目がいくものですね。潮の流れの速い時は時速15キロとか。門司のレトロ電車と同じ速さです。平家が流れに乗ったときに勝ちを決めきれずに、相手の源氏が流れに乗っては負けるのは日の目を見るより明らかだと納得しました。
厳島神社は何度も訪れたところです。何度訪れても海に浮かぶ回廊の美しさと、建築力のすばらしさに驚くばかりです。
今回はゆっくり、じっくり見学をし、清盛神社や資料館をゆっくり見て回りました。